
ウェリントン型のメガネは知的で端正な雰囲気を生み出し、日常からフォーマルまで幅広く対応可能な定番のシェイプだ。とはいえ、ブランドやモデルごとに解釈は異なり、与える印象も驚くほど変わる。今回はウェリントンメガネの魅力と歴史を振り返りつつ、選び方のポイントとおすすめ8モデルを紹介!
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ウェリントンメガネの魅力と特徴汎用性に優れ、顔立ちを引き締める普遍的なフレーム
ウェリントン型は逆台形を基調にした安定感あるフォルムで、直線とカーブがほどよく調和したシェイプが特徴だ。顔立ちを引き締め、知的で端正な印象をプラスしてくれる。さらにどんな装いにも自然になじむため、シーン問わずに使えるのも魅力だ。世代や性別を超えて長く愛される、まさに普遍的なフレームである。
ウェリントンメガネの歴史レイバンの名作「ウェイファーラー」が出発点!1960年代に英国で洗練され、現代の定番に
1950年代、Ray-Banの前身であるBausch & Lombがサングラス「Wayfarer」を発表し、逆台形フロントを意匠化した。光学デザイナーの Raymond F. E. Stegemanが1952年に出願し、翌1953年に意匠特許(US Des.169,995)を取得。厚みのあるプラスチック成形を前提とした設計により、従来の細いメタルでは得られなかった“面の強さ”を量産レベルで実現した点が革新であった。
出典:US 特許 US Des.169,995 “Front for Spectacle Frames”, Raymond F. E. Stegeman / Bausch & Lomb, 出願 1952年7月22日、登録 1953年7月7日。図版は特許文書より引用。図面 © United States Patent Office. PDF原本はこちら
1960年代には、Oliver Goldsmith(オリバー ゴールドスミス)がファッションの領域で存在感を強めた。その中でも現代でも定番モデルの「CONSUL」は俳優マイケル・ケインが映画『国際諜報局』にて着用し、英国的な端正さと都会的ムードを象徴する存在に。こうしてウェリントン型は実用を超え、文化的な記号へと位置づけられた。
2000年代に入ると、トム・フォード自身のブランドでクラシックなウェリントンメガネをラグジュアリーの定番モデルへと昇華させた。彼が監督を務めた映画『シングルマン』は1960年代の米国を舞台にしており、主演のコリン・ファースが当時の空気感を色濃く反映するウェリントンメガネを着用。劇中に登場した意匠は同ブランドから実際に商品化され、現在ではウェリントン型を代表する定番の一本として知られている。
写真:Interfoto/アフロ Colin Firth, 2009 : movie, “A single man”, USA 2009, director: Tom Ford, scene with: Colin Firth, drama, novel by Christopher Isherwood, portrait, glasses
ウェリントンメガネの選び方適切なサイズを軸にディテールの違いで印象を操作!
ウェリントンメガネの選び方は、一般的なメガネ選びと同様に横幅・縦幅・ブリッジの3点に注意したい。横幅はレンズの中心付近に黒目が来て、フレーム外側がこめかみの幅に収まるのが目安だ。縦幅は眉が完全に隠れず、笑ってもレンズ下端が頬に触れないサイズを選ぶ。鼻に乗るブリッジは無理なく密着し、痛みや隙間が出ないかを確認する。基礎の確認には各社のガイドが有用で、JINSの公式ガイドでも顔型別の見え方や採寸手順が整理されている。
また、ウェリントンは基本的にどんな顔型とも好相性だ。だからこそ、ディテールで印象を操るのが有効である。太リムは存在感が増し、細リムは上品で軽やかに映る。角の丸みが少なければシャープに、多ければ柔らかく見える。サイズは大きめを選ぶとフレームの主張が強まり視線が集まりやすく、小ぶりを選ぶと縁の主張が控えめになり顔立ちがすっきり見えやすい。色は黒で知的な雰囲気、べっ甲でこなれ感、クリアで抜け感を演出的できる。まずはサイズを外さず、次に太さ・形・色などで調整し、狙いどおりの印象の一本を選びたい。
ここからはオススメのウェリントンメガネを紹介!
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