ウィングチップシューズは冠婚葬祭にはNG?
労働靴やカントリーを背景に持つウィングチップだが、紳士用ドレス靴の一種ではあるのでスーツスタイルにマッチする。職場環境・シーンにもよるが一般的にビジネススーツに合わせる場合は、スエードなどではなく表革で内羽根式のものを合わせるのが無難。
ちなみに、表革・内羽根であったとしてもブローグシューズ自体が一般的に冠婚葬祭には相応しくないとされているのでTPOに応じてスマートに選びたいところだ。
職場NGと思ったら、装飾が抑えられたセミブローグシューズやクオーターブローグを検討しよう
前述のようにフォーマルの場やお堅い業界のビジネスシーンにあわせにくいフルブローグシューズだが、ブローグディテールを採用しつつも装飾が抑えられたセミブローグシューズという選択肢もしっかりとおさえておきたい。たとえば、いわずと知れたチャーチのディプロマットはセミブローグの名機。
そんなセミブローグシューズを足元にあわせた紳士を発見。ベージュスーツにロンドンストライプシャツとシルクタイをあわせた装いに、上品な足元がとても好印象だ。
さらにトゥのメダリオンが廃されたクオーターブローグなら、フォーマル度が高まりあらゆるビジネスシーンにおいて、ほぼ違和感を感じさせることが少なくなるだろう。
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