サブカルチャーのアイコン的存在として、世界中にその名を馳せる西海岸発祥のスケートシューズブランド「VANS(バンズ/ヴァンズ)」。丈夫なアッパーとグリップ力の強いソールを特徴としたローテクなデザインを頑なに守り抜き、老若男女問わず時代を超え絶大な人気を誇る唯一無二のブランドだ。今回はバンズのスニーカーにフォーカスし、注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!
スポンサーリンク
VANS(バンズ)はストリートカルチャーを牽引する世界一のスケートスニーカーブランド
「VANS(バンズ)」といえば、2011年に10億ドルを超える売り上げを記録し、世界一のスケートカンパニーとして認められたブランドとして有名だ。現在も右肩上がりの売り上げを記録しており、17年3月度に立てた21年度の目標売上高もすでに達成済み。まずはそんな絶好調のバンズが誇る定番5モデルを紹介!
バンズ スニーカー代表モデル①「オールドスクール」
1977年に他ブランドとの違いを必要としたことから、ポール氏が生み出した波を連想させるような曲線による美しいライン「ジャズ・ストライプ(jazz stripe)」がデザインされたモデル。初めてジャズラインが付いたことから「ジャズ(jazz)」という名称で呼ばれることも。バンズのアイコンが詰まったモデルとして現在も高い人気を誇る。
バンズ スニーカー代表モデル②「オーセンティック」
VANSのファーストモデルであり、もっともクラシックなスニーカーである「オーセンティック」。当時#44という名称でリリースされ、オーダーメイドの珍しさと丈夫さが評価されたスニーカーとしても有名だ。50年以上変わらない完成されたデザインが、今も多くの人々を魅了し続けている。
バンズ スニーカー代表モデル③「エラ」
1976年にアメリカの代表的スケーターのトニー・アルバ(Tony Alva)氏とステイシー・ペラルタ(Stacy Peralta)氏が履き口に綿を詰め、カラフルな配色のデザインを施したモデルを作ったのがきっかけで展開が始まった「エラ」。オーセンティックがデザインベースとなっているため、パッと見は非常に似ているが、履き口にパッドを詰めているか否かのシルエットボリュームで見分けられる。
バンズ スニーカー代表的モデル④「スリッポン」
#98とも呼ばれるシューレースの無いモデル「スリッポン」。南カリフォルニアを舞台に1980年代はじめの若者を描いた映画「Fast times at Ridgemont high」に主演として出演したショーン・ペン氏が、チェッカーボードプリントのスリッポンを着用したことで、映画の成功とともに大ヒットしたというエピソードを持つ。楽に着脱できながらも、丈夫な作りから現在も大きな人気を集めている。
バンズ スニーカー代表的モデル⑤「SK8-HI」
1978年に「Style 38」として発表されたモデル。ジャズストライプを使用したセカンドモデルとしても注目されたスニーカーだ。足首を覆うハイカットデザインを採用することで、スケーターがもっとも負傷しやすい足首下が守られるという機能面も、スケーターたちから人気を集める理由の一つだ。「SK8」と表示されるのは、スケートの”エート”の発音が数字の8に似ていることからスラングとして使用されている。
続いてはバンズのスニーカーを使った注目の着こなしを紹介!
2/37GO TO NEXT PAGE