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コインローファーの種類は3つ!
コインローファー「ハーフサドル」
コインローファーは、サドル部分のデザインによって印象が大きく異なる。もっとも代表的なものは「ハーフサドル」と呼ばれるもの。サドルの両端が、モカシン縫いの近辺でかぶせ縫いされているのが特徴で、コインローファーと言えばこの形状を思い浮かべる人も少なくないはずだ。ポピュラーだからこそ、あらゆるコーディネートにしっくり馴染むのが魅力である。
コインローファー「ビーフロール」
ハーフサドルの両端を糸で巻いたようなデザインのものは、「ビーフロール」と呼ばれる仕様。タコ糸で巻いたローストビーフのような見た目から、この呼び名がつけられた。このデザインのコインローファー自体を「ビーフロール・ローファー」と呼ぶ場合もある。アメリカのシューズメーカー、セバゴ(Sebago)が最初に取り入れたとされており、よりカジュアルな雰囲気が強調された意匠となっている。
コインローファー「フルサドル」
サドルの両端が長く、ソール部分まで覆っているものを「フルサドル」と呼ぶ。革靴の中ではカジュアルに位置づけされるローファーだが、フルサドルのコインローファーは上品でドレッシーな印象を漂わせる。流通量こそ少ないものの、ローファーにエレガントな要素を求めるなら有力な選択肢になり得る意匠だ。
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