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コインローファーの定番おすすめ13選【歴史と著名人のスタイルから魅力をひもとく】 2 ページ目

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コインローファーの定番おすすめ13選【歴史と著名人のスタイルから魅力をひもとく】

元祖・定番・普遍性という観点で選ぶならまず押さえたい王道名作コインローファー

王道のコインローファーを知るなら、まずはこの4足から見ておきたい。元祖ブランドの系譜、アメトラ文脈での定着、本格靴としての完成度、そしてフレンチローファーの頂点まで。定番と呼ばれる理由が、それぞれ異なる角度から見えてくる顔ぶれだ。

元祖ブランドの空気を受け継ぐ王道モデル1. G.H.BASS「LOGAN」

1876年に米国メイン州でジョージ・ヘンリー・バスが創業したG.H.BASS(ジーエイチバス)は、1936年にWeejunsを世に送り出し、世界初のペニーローファーを確立した元祖ブランド。かのマイケル・ジャクソンも愛用したことで知られ、アイビースタイルの象徴としても外せない存在だ。「LOGAN(ローガン)」は、アメトラの定番であるバーガンディーカラーで仕上げたコインローファー。オン・オフ問わず幅広いシーンに対応する落ち着いた印象に加え、上質なレザーソールに刻まれた“WEEJUNS”の文字が、元祖コインローファーブランドとしての誇りを静かに物語る。

編集部 三井
G.H.BASSは、アメリカ靴らしいほどよいボリューム感が魅力ですね。細すぎず、気負いすぎず、デニムやチノにも自然につながる。コインローファーの元祖らしい空気を、そのまま足元で楽しみたい人に向いていると思います。

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アメトラの王道を支えるビーフロールの名作2. SEBAGO「CLASSIC DAN」

1946年に米国メイン州で創業したSEBAGO(セバゴ)は、ハンドソーンモカシンの伝統を現代まで引き継ぐアメリカ靴の名門。「CLASSIC DAN(クラシックダン)」は、同ブランドを代表するコインローファーであり、ビーフロールの魅力を語るうえでも外せない定番だ。丸みを帯びたフォルムと、モカ周りの立体感ある表情が生むのは、いかにもアメリカ靴らしい素朴な迫力。アイビーやアメトラの空気を足元から強めたい人には、とりわけ頼もしい一足となる。

編集部 三井
SEBAGO「CLASSIC DAN」は、BASSよりも少しふっくらとした顔つきで、ビーフロールの表情もよりわかりやすい印象です。足元にアメトラらしい空気をしっかり出したい人にはかなり相性がいいですね。端正さ一辺倒ではなく、ほどよい土っぽさや素朴さまで含めて楽しみたい一足です。

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コードバンの魅力を堪能できる本格派の本命3. Alden「99162」

1884年に米国マサチューセッツ州ミドルボロウで創業したAlden(オールデン)は、いまなお米国本土生産を貫く本格靴の代表格。履き心地を支える木型設計と、コードバンをはじめとする上質素材の扱いで世界中の靴好きを惹きつけてきた。「99162」は、ブランドのローファー文脈を受け継ぎながら、日本市場との親和性も高い一足。世界最高峰素材のひとつとされるコードバンの深い艶に加え、重厚な作り込みまで堪能できる。アメトラを軸にしつつ、足元の格を一段引き上げたい人にふさわしい本命だ。

編集部 三井
Alden「99162」は、コードバンの存在感もあって足元にしっかり存在感が出ますね。軽快なローファーというより、アメリカ靴らしい厚みや迫力まで含めて楽しむタイプです。キレイめなジャケットスタイルにももちろん合いますが、個人的には少し武骨さの残るアメトラに合わせたときの説得力が際立つと思います。

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メゾンの哲学が凝縮されたフレンチローファーの金字塔4. J.M. WESTON「シグニチャーローファー #180」

1891年にフランス・リモージュで創業したJ.M. WESTON(ジェイエムウエストン)は、フレンチシューズを代表する名門。その象徴である「180」は1946年に誕生し、コインローファーの名作を語るなら必ず名前が挙がる一足だ。カモメを思わせるストラップのカッティングや独特のエプロンの表情は、このモデルならでは。華美ではないのに記憶に残る造形には、フレンチローファーの美意識が凝縮されている。ローファーを“流行の靴”ではなく、“長く付き合う定番”として選びたい人にとって極めて有力な選択肢だ。

編集部 三井
J.M. WESTON「180」は、BASSやSEBAGOのようなアメリカ靴の素朴さとは違って、足元がすっきり端正に見えるのが魅力ですね。かといって英国靴のように硬くなりすぎず、フレンチらしい軽やかな品の良さがある。カジュアルにも履けるけれど、やはり上品にまとめたときにこのモデルの真価が出ると思います。

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端正な佇まいを求めるなら、この4足品格を高めるドレス寄りの名品コインローファー

ローファーらしい軽快さを残しながら、ジャケットやスラックスにも無理なくなじむ品格を備えているのが、この4足。革靴としての格を足元から引き上げたいとき、頼りになる名品が揃う。端正さを求める人ほど、この棚は見逃せない。

英国最高峰の美意識が息づくペニーローファーの名品5. Edward Green「Piccadilly」

1890年に英国ノーサンプトンで創業したEdward Greenは、“妥協なき完成度”を掲げる英国最高峰のひとつ。「Piccadilly(ピカデリー)」は、同ブランドを代表するペニーローファーであり、静かな品格と緻密な仕立てを両立した名品だ。過剰な主張を避けながら、木型の美しさと素材の質だけで気品を成立させる佇まいはさすが。ローファーに軽さよりも格、洒落よりも静かな緊張感を求める人にこそ響く。

編集部 三井
Edward Green「Piccadilly」は、つま先の伸び方や甲まわりの収まりがかなり端正で、ローファー特有の“気楽さ”が前に出すぎないのがいいですね。サドルも必要以上に主張せず、全体が細く長く見えるので、足元をすっきり見せたい人にはかなり相性がいいと思います。デニムでラフに崩すより、裾幅を抑えたスラックスや、品よくまとめたジャケットスタイルで履いたほうが、この靴の良さはよく出ます。

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ドレス靴の品格をそのまま映したローファーの傑作6. JOHN LOBB「Lopez」

1866年にロンドンで創業し、1902年にはパリへも進出したJOHN LOBB(ジョンロブ)は、ビスポーク由来の気品を既製靴へと落とし込んできた最高峰ブランド。「Lopez(ロペス)」は、そのコレクションを代表するコインローファーとして長く愛されてきた名作。ローファーでありながら、楕円窓のサドルや流麗なフォルムによってドレス靴に通じる品格を漂わせる。スーツ寄りの装いにも耐える一足を求める人、ローファーに“抜け”より“洗練”を求める人に向く。

編集部 三井
JOHN LOBB「Lopez」は、甲まわりの見え方がかなり端正で、ローファーなのに足元が緩く見えにくいのが強みですね。サドルのバランスやトゥの伸び方も上品で、スーツ寄りのトラウザーズや、クリース入りのスラックスと合わせたときに説得力が出ます。デニムに振れなくはないですが、この靴はやはり“カジュアルに履ける”より“ローファーでここまできちんと見える”という価値で選びたい一足です。

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英国靴らしい端正さと汎用性を備えた定番モデル7. Crockett & Jones「BOSTON」

1879年に英国ノーサンプトンで創業したCrockett & Jones(クロケットアンドジョーンズ)は、豊富な木型と安定した作り込みで信頼を集める英国靴の名門。「BOSTON(ボストン)」は、同社を代表するコインローファーとして知られ、アメトラを感じさせる丸みのあるフォルムと英国靴らしい端正さを併せ持つ。ほどよいツヤを備えた素材感も相まって、ドレスにもカジュアルにも過不足なく振れる。特定の文脈に寄りすぎず、万能な一足を探している人にはかなり頼もしい。

編集部 三井
Crockett & Jones「BOSTON」は、つま先にほどよい丸みがあって、ローファーとしての親しみやすさを残しているのがいいですね。Edward GreenやJOHN LOBBほど気を張らずに履けるのに、足元はきちんと英国靴らしく見える。このバランス感はかなり優秀です。スラックスから、キレイめなデザインのチノやデニムにも合わせやすい。そんな一足を探している人にとってかなり頼れる存在だと思います。

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英国名門が今推す、端正な現行ペニーローファー8. Church’s「Pembrey」

1873年に英国ノーサンプトンでトーマス・チャーチが創業したChurch’s(チャーチ)は、質実剛健な靴作りで名を馳せる英国名門。現在のメンズローファーコレクションでも中核を担う「Pembrey(ペンブリー)」は、ブランド公式が象徴的モデルとして位置づける現行のペニーローファーだ。アメリカ靴の軽快なローファーとは異なり、英国靴らしい端正さと落ち着いた品格を色濃く宿しているのが魅力。ジャケットスタイルから品よくまとめたカジュアルまで対応し、いまChurch’sで選ぶならまず有力候補に挙がる一足だ。

編集部 三井
Church’s「Pembrey」は、足元に軽快さを出すというより、重心を落ち着かせて見せるタイプですね。トゥの見え方も丸すぎず細すぎずで、アメリカ靴ほどラフに転ばない一方、Edward GreenやJOHN LOBBのような張りつめた緊張感とも少し違う。フランネルやツイード、ハリコシのあるコットンツイルパンツと合わせたときに、とても収まりがいい一足だと思います。

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王道やドレス靴とは異なる表情に惹かれるなら個性で選ぶ実力派コインローファー


王道やドレス靴の文脈だけでは拾いきれない魅力を持つのが、この3足だ。重厚感、武骨さ、色気と、個性の出方はそれぞれ異なるが、いずれも定番とは違う輪郭を足元に与えてくれる。着こなしに自分らしさを差したいなら注目したい。

重厚なU字モカが際立つフレンチローファーの個性派9. Paraboot「ADONIS」


1908年にフランスで創業したParaboot(パラブーツ)は、堅牢さと実用性を核に育ってきたフランス靴の実力派。「ADONIS(アドニス)」は、そのパラブーツらしい重厚感を残しながら、日常に取り入れやすいバランスへ整えた一足だ。立体感あるU字モカの表情がとりわけ印象的で、一般的なコインローファーとは明確に違う顔つきを持つ。細身でシャープなローファーより、厚みと存在感を足元に求める人に向く。

編集部 三井
Paraboot「ADONIS」は、一般的なコインローファーよりU字モカの立体感が強くて、足元に厚みが出ますね。華奢に見せる靴ではなく、しっかり存在感を置くタイプ。太めのスラックスや軍パンのようなボリュームのあるボトムスともつながりやすく、フレンチ靴らしい重厚さを楽しみたい人にかなりハマると思います。

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色気ある仕上げで魅せるイタリアンローファー10. Santoni「Carlo」

1975年にイタリア・マルケ州で創業したSantoni(サントーニ)は、現代的なラグジュアリーと職人技を融合してきたイタリア靴の代表格。「Carlo(カルロ)」は、そのサントーニらしい色気と洗練が色濃く表れたコインローファーだ。柔らかな表情のレザーや繊細な色の出方、スマートなラインによって、英国靴やアメリカ靴とは違う艶を足元に添える。端正なだけでは物足りず、少し色気を差したい人に最適だ。

編集部 三井
Santoni「Carlo」は、英国靴やアメリカ靴のローファーとは違って、足元に少し艶っぽさが出るのが魅力ですね。ラインも比較的すっきりしていて、重厚感で見せるというより、色気や洗練で見せるタイプ。デニムでラフに履くより、スラックスや品のいいジャケットスタイルに合わせて、大人っぽくまとめたときに真価が出る一足だと思います。

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武骨で素朴な表情が魅力の英国流コインローファー11. Tricker’s「James」

1829年に英国ノーサンプトンで創業したTricker’s(トリッカーズ)は、カントリーシューズの名門として知られる存在。「James(ジェームス)」は、そうしたブランド背景を感じさせる武骨さと素朴さが魅力のコインローファーだ。華奢で色気のあるローファーというより、しっかりとした存在感を足元に置くタイプ。軽快さや柔らかさよりも、英国靴らしい骨太なムードを重視する人、デニムやチノ、ツイードといった土っぽさのある装いに合わせたい人に向く。

編集部 三井
Tricker’s「James」は、コインローファーに色気や軽快さより、英国靴らしい無骨さを求める人に刺さる一足ですね。足元に置いたときの見え方もかなり素朴で、華奢に整えるというより、しっかりと地に足のついた雰囲気が出る。デニムやチノ、ツイードのような少し土っぽさのある装いと合わせたときに、この靴の良さがよく出ると思います。

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足型や実用性まで見据えて選びたい2足日本ブランドの有力コインローファー

日本人の足型や日常使いまで視野に入れるなら、日本ブランドの定番も見逃せない。履きやすさへの配慮や木型の工夫といった実用面に強みを持ちながら、見た目の端正さや作りの確かさでも妥協がない。現実味と完成度を両立した2足だ。

甲高・幅広にもなじみやすい、日本ブランドの定番ローファー12. Regal「2177」

ブランドの起点は1880年に米国で生まれたREGALにあり、日本では1961年に上陸。現在はリーガルコーポレーションがその系譜を受け継ぎ、日本の革靴文化を支える存在となっている。「2177」は、1971年の発売以来、コインローファーの定番として長く親しまれてきたロングセラーモデル。甲高・幅広にもなじみやすい設計が魅力で、革靴に不慣れな人でも取り入れやすい安心感がある。初めての一足としても、日常使いの相棒としても頼りになる。

編集部 三井
Regal「2177」は、足元にクラシックな空気を足したいけれど、いきなり欧米の名門靴まで振り切るのは少し気が重い、という人にちょうどいいですね。見え方はあくまで素直で、コーディネートの中で過剰に浮かない。ローファーを“語るための靴”ではなく、まず自然に取り入れたい人にはかなり相性がいいと思います。

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甲を低めに抑えた設計が光る、日本発の本格ローファー13. 三陽山長「弥伍郎」

三陽山長は、2001年に前身である山長印靴本舗の商標を三陽商会が取得して始動した日本発の本格革靴ブランド。日本の粋や技を掲げ、日本人の感性と足型を踏まえた靴作りを磨いてきた。「弥伍郎」は、甲を低めに抑えた設計と小ぶりなヒールカップによって、しっかりとしたホールド感を生む一足。量産的なローファーにはない作り込みがあり、見た目にも本格靴らしい緊張感がある。

編集部 三井
三陽山長「弥伍郎」は、日本発のブランドらしい丁寧さを感じさせつつ、足元の見え方はかなり端正ですね。ローファーでも少し緊張感を残したい人や、ジャケットスタイルを品よく引き締めたい人にはかなり相性がいいと思います。やわらかく崩すというより、足元からきちんと整えていきたいときに効く一足です。

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