
陸、海、空それぞれのフィールドに適した実用性と機能性を求め、スクラップアンドビルドを繰り返してきたミリタリージャケット。見るからにタフで男らしい印象を持ち、年代や品番によって異なるデザインが男心をくすぐる。今回はそんな「ミリタリージャケット」をテーマに、代表モデルとおすすめアイテムを一挙紹介!
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ミリタリージャケットとは?
「Military=軍人の、軍隊の」という意味があるように、ミリタリージャケットとは軍服として生産されたジャケットのことを指す。主に着用時の機能性を高めることを念頭に開発されており、幾度となくアップデートが繰り返された結果、実に膨大な数のミリタリージャケットが誕生した。またミリタリーウェアといえば、ドレスウェアやワークウェアと並んでメンズ服におけるインスピレーション源となり続けてきたこともあり、様々なブランドからミリタリージャケットのデザインをベースにしたウェアが数多く展開されている。現在では、本物のミリタリージャケットはもちろんのこと、軍服ならではのデザインやディテールを採用したジャケット全般をミリタリージャケットと呼ぶことも多い。
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ミリタリージャケット代表モデル①「MA-1」
MA-1は1958年に誕生したフライトジャケット。“B-15C”や“B-15D”の系譜を継ぐジャケットで、その2モデルの特徴的なディテールであるムートンのボア襟がヘルメットに干渉することが分かり、リブ襟に変更された。ナイロン素材が用いられており、表地がセージグリーン、裏地がレスキューオレンジとメリハリのついた色合いが特徴。また、左袖に付いたシガレットポケットもMA-1を象徴するディテールだ。開発当時のMA-1には、胸部分に酸素マスクのホースを止める為の「オキシジェンタブ」や両脇下に施された通信用のワイヤーを通すタブが施されている。
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MA-1 おすすめアイテム「ALPHA(アルファ) MA-1」
米軍へフライトジャケットを供給するメーカーとして有名な”アルファ社”では伝統的なデザインのMA-1を展開している。昔ながらのボリューム感ある武骨なシルエットが特徴で、タフな生地使いも相まって男らしさをグッと増幅させてくれること間違いなし。セージグリーン×レスキューオレンジ以外にもカラーバリエーションを豊富に取り揃えているので、気に入るカラーリングも見つかりやすい。
MA-1 おすすめアイテム「A.P.C.(アーペーセー) MA-1」
着る人の個性を際立たせるデザインに定評のある”A.P.C.”よりピックアップしたのは、同ブランドらしさのあるミニマルな顔立ちのMA-1。フライトジャケットというとギラッとした光沢のあるウェアが多いが、こちらはほどよい按配の光沢感なので合わせるアイテムを選ばない。また、スッキリとしたシルエットに収めることで都会的な佇まいに仕上がっているのもポイントだ。
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