誕生からおよそ半世紀でも色褪せぬプーマ「クライド」の魅力とは?

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誕生からおよそ半世紀でも色褪せぬプーマ「クライド」の魅力とは?

ひとりのアスリートにより生まれた「プーマ クライド」

スポーツとともに成長を続けたプーマのアイテムは、60年代以降に数々のアスリートからファッション性も評価され愛されていた。60年代後半に誕生したスエード素材を使ったプーマのトレーニングシューズは、現在でも人気の高いコレクション「プーマ スエード」につながっていくのだが、その過程でひとりのプロバスケットボールプレイヤーとの出会いが大きな転機に。それがウォルト・フレイジャー。“クライド”の愛称を持ち、NBAのニューヨーク・ニックスやクリーブランド・キャバリアーズで活躍した彼は、1970年から7年連続でオールスターに選出され、75年のオールスターではMVPを受賞した伝説的ポイントガードだ。

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ウォルト“クライド”フレイジャーのシグネチャーシューズとして誕生した「プーマ クライド」

後々レジェンドとなるNBAプレイヤーが、当時展開されていた「プーマ スエード」のスタイルと機能性の高さを気に入り、ゲームで着用。より履き心地や機能性を向上すべくカスタムメイドを要望し、彼ならではのユニークなスタイルにぴったりとフィットするよう、自分にピッタリのラスト(木型)に変更したり、細部のスペックチェンジを施したりを経て、1973年に誕生したのが彼の初シグネチャーモデル「プーマ クライド」である。素早いディフェンスなどプレイヤーとしても一流だが、そのファッションセンスの高さからメンズ誌『GQ』の表紙を飾ることもあったというウォルト・フレージャーは、このシューズをとても気に入り、バスケットボールの試合だけでなくプライベートでも着用。コート外でも注目を集める彼により、バスケットファンだけでなく、ストリートシーンにおいても「プーマ クライド」は人気を獲得することとなった。

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