リーバイス随一のスキニーテーパードデニム「510」が誇る3つの魅力

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リーバイス随一のスキニーテーパードデニム「510」が誇る3つの魅力

リーバイスジーンズに共通する注目すべき3つの特徴

ここからは「510」のみならず、リーバイスの全モデルに共通する3つの特徴を紹介!

リーバイスジーンズの特徴①「デニムに不可欠な5ポケットとリベット」

両サイドのポケットに2つのヒップポケット、そしてコインポケットで構成される「5ポケット」。現在ではあらゆるジーンズで当たり前のように使われている仕様だが、これはリーバイスのジーンズが発明したものだ。ちなみに小さなコインポケットは、もともと懐中時計を入れるためのものだった。腕時計が一般的になるとコインやジッポを入れるポケットとして使われるようになったが、現代ではあまり使用する人がいないだろう。また、サイドポケットやコインポケットに補強用として打ち付けられた「リベット」もリーバイスが元祖で、1873年に特許を取得している。

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リーバイスジーンズの特徴②「実は色々な意味があるアーキュエイトステッチ」

バックポケットに縫い付けられている弓型のステッチは、その形状から「アーキュエイト(arcuate=弓状の)ステッチ」と名付けられている。1873年に501で採用されて以来、ブランドを象徴するディティールだ。このステッチは大きく分けて3つの役割を担っており、その一つが「補強」。バックポケットは股下付近同様体重を受け止める部分であるため、ステッチで補強することで強度を高めている。2つめが「差別化」で、ジーンズ誕生当時リーバイスのジーンズを模倣した類似品が多く出回っていたため(ある意味現代でもそうだが)、独特のステッチデザインで他社との差別化を図っていた。結果的に現在においてもリーバイスのアイデンティを証明する重要なディティールとなっている。そして3つめが「錯覚」で、弓型の視覚効果によりヒップが引き締まったように見せる効果があるのだ。

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リーバイスジーンズの特徴③「背部のツーホースパッチは丈夫さの象徴」

ジーンズの背面に縫われているパッチは「ツーホースパッチ」と呼ばれており、描かれた2頭の馬のイラストは”両サイドから馬で引っ張っても破れないほど丈夫である”ということを表現している。このツーホースロゴを付けはじめたのが1886年ごろ。ツーホースパッチ誕生の経緯としては、アーキュエイトステッチ同様類似品との差別化を図るためという説や、英語圏以外の労働者にもリーバイスのジーンズと認識できるシンボルとして起用されたという説が有力だ。

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