エルヴィス・プレスリーや松田優作をはじめ、男が憧れるスターたちが取り入れてきたことで、ひとつのファッションスタイルとして定着したデニムオンデニム。とはいえ、デニムオンデニムスタイルにハードルの高さを感じている方も少なくないはず。今回は馴染みが良く合わせやすい同ブランドのデニムアイテムを、トップス・ボトムスのそれぞれでチョイスしてセットで紹介!
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デニムオンデニムは時代を牽引するファッションアイコンたちが取り入れてきたメンズコーデ
独特な男クサさと土臭さを放つ武骨ファッションとして、確固たる地位を獲得しているデニムオンデニム。実は、不良を象徴するコーデとして世のメンズに親しまれたという歴史を持っている。アメリカで1950年代に流行した音楽であるロカビリーを代表する“エルヴィス・プレスリー”が、1957年にリリースした「監獄ロック(jailhouse rock)」で黒のデニムジャケットとジーンズ、ボーダー柄Tシャツに身を包んで登場し、世のアウトサイダー達を魅了。瞬く間にロカビリーファッションの一部として若者たちの間で流行した。また、イーグルスやポール・ニューマンなど、その時代を席巻してきたミュージシャンや俳優たちもデニムオンデニムを取り入れていたことで知られている。
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80年代にはメゾンブランドがコレクションで発表したことでブームとなり、元来ワークウェアとしてのルーツを持ちながらもファッションアイテムとして受け入れられることに。時を経て日常に馴染んだ組み合わせだからこそ、現在ではまったく不良的な要素を感じさせないものの、良い意味で“男クサさ”を感じるのは上記のようなルーツを持っているからだろう。年に2度行われる世界最大級の展示会ピッティ ウオモでも毎回、デニムオンデニムスタイルで参戦するメンズ達が散見されることからリアルクローズとしての馴染み深さが窺い知れる。
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続いて、同ブランドだからこそ馴染みよく仕上がる、王道デニムブランドからメゾンブランドまでデニムオンデニムが作れるブランドを一挙紹介!
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