決めすぎないナチュラルな雰囲気のサラツヤヘアがメンズの間で人気を集めているが、そんな髪型を作るのに欠かせないのがヘアオイルだ。ヘアケアをしながら自然な毛流れを作れるのが魅力で、取り入れているメンズも多いだろう。とはいえ、まだ馴染みが薄いアイテムゆえ「どうやってスタイリングしたらいいの?」、「使うタイミングはいつ?」といった疑問をお持ちの方もいるのでは?今回はそんな男性に向けて、ヘアオイルのスタイリングのコツを交えながらおすすめのヘアスタイルを紹介していく。
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ヘアオイルは用途に合わせて使うタイミングを変えて!
ヘアオイルを使うコツはタイミングごとに使い分けること。たとえばドライヤーによる熱から守りたい場合はタオルドライをした後に。そして、パサつきを抑えて自然なツヤ感に仕上げたい時はドライヤーの後に適量を馴染ませるのがおすすめ。そして、いずれのタイミングにおいてもヘアオイルをつけすぎないのが大切だ。ちなみに他にも、ヘアワックスなどで動きを加える前の下地として使ったり、シャンプー前のスカルプマッサージに使って毛穴の汚れを落としやすくしたりするのにも使える。
ヘアオイルを使ったおすすめのメンズ髪型5選!
ここではヘアオイルを使ったおすすめのメンズヘアを紹介する。短髪にも使えるが、ヘアオイルのメリットを存分に生かせるショート以上のレングスをピックアップしたので参考にしてほしい。
ヘアオイルでスタイリングしたメンズヘア①「ツヤ感で黒色のセクシーさを際立てたメリハリセンターパート」
緩いウェーブの毛流れと黒髪の本来持つ色気を際立てるにはヘアオイルの自然なツヤ感がうってつけ。ベースはサイドと襟足をしっかりと刈り上げたツーブロックで、それ以外の部分の長さを残してセンターパートに仕上げた。メリハリがバッチリなので派手さはあるが、ボリュームを抑えて黒髪と合わせることでシックにまとめ上げたのが特徴。さらにK-pop風な雰囲気によって最近のトレンドをしっかりと押さえているのも見どころだ。スタイリングは乾かした髪に少し重めのヘアオイルを毛先中心に馴染ませるだけ。ちなみに直毛の方は髪の方向性をつけるために軽くパーマをかけるのがおすすめだ。
ヘアオイルでスタイリングしたメンズヘア②「カットとカラーで軽やかさを魅せるナチュラルセンターパート」
先に紹介したセンターパートとは雰囲気がかなり違うセンターパートだが、ヘアオイルの自然なツヤ感とまとまりを活かした点は同じ。特徴はカットによるシルエット操作で髪の収まりを良くした点と、明るめのカラーリングで重さを和らげた点。それに、透明感がある色味に自然なツヤ感が加わって高級感が出ているのもヘアオイル仕上げならではだ。カットによってある程度シルエットを作り上げているので、スタイリングはヘアオイルを軽く馴染ませるだけ。もしヘアアレンジをして気分転換をしたい場合は、ヘアオイルの後にソフトワックスを揉み込んで束感を生み出してもいいだろう。
ヘアオイルでスタイリングしたメンズヘア③「ホワイトアッシュのエレガントな雰囲気が魅力の無造作マッシュスタイル」
ランダムパーマで思いきり遊びをきかせたマッシュスタイルに、ハイブリーチによって生み出したホワイトカラーをプラス。パーマとブリーチの組み合わせなので髪へのダメージは相当だが、アンニュイな雰囲気と圧倒的な存在感は抜群だ。それにマッシュスタイルとハイトーン、無造作感と今のトレンド要素が複数詰まっているのも魅力。ただし髪のダメージは徹底的にケアしないとパサついたダメージヘアになってしまうのが欠点になる。したがって、髪のダメージを補修しながら潤いを与えてまとまりを良くするヘアオイルを使ってダメージを徹底的にフォローするのが大切だ。もちろんヘアオイルだけではなく、日頃からトリートメントなどで髪を労わることを忘れずに。
ヘアオイルでスタイリングしたメンズヘア④「しなやかなウェーブ質感が決め手のナチュラルミディへア」
クセ毛か緩いパーマを活かしたミディアムスタイル。センターパートベースで、ラフにかき上げた色気やカラーリングを使ったさり気ない洒落感が魅力だ。ヘアオイルのメリットを活かしている点は、ボリュームを抑えてしっとりとした質感に仕上げているところ。耳上にかけるようなタイトなヘアスタイルはウェット系スタイリング剤で仕上げることが多いが、こちらのヘアスタイルはヘアオイルを使ってキメ過ぎないようにしているのがポイントだ。また適度に垂らした前髪にアクセントカラーを施して力を抜いたソフトな質感を際立てているのもGOOD。スタイリングに手間はかけたくないけど個性的な洒落感ヘアにしたい方に特におすすめしたい。
ヘアオイルでスタイリングしたメンズヘア⑤「ロングヘア×スパイラルパーマをツヤ感でストリート風に」
肩下までしっかり伸ばしたロングヘアの毛先中心に強めのスパイラルパーマをオン。ロングヘアのエレガントさに強めカールのラフさが加わってストリートな雰囲気に仕上がった。こちらのヘアスタイルにおすすめしたいのはヘアオイルとワックスのメリットが合わさったオイルワックス。ヘアオイルのツヤ感とダメージ補修効果、それにワックスのアレンジ力とキープ力が備わっているので、まさにパーマヘアにうってつけだ。また、ロングヘアは伸ばす過程で髪にダメージが蓄積されやすいので、それをケアするためにもヘアオイルはピッタリ。
ヘアオイル厳選5種!スタイリング剤やヘアケアグッズとして使える製品をピックアップ
最後にメンズにおすすめのヘアオイルを紹介する。成分が植物油メインで作られている製品は髪以外の部分にも使えるのが嬉しい。また、他のスタイリング剤と併せて使うことも可能なのでこの機会にヘアオイルを取り入れてみてはいかがだろうか。
ヘアオイル おすすめ①「Nile (ナイル) ヘアオイル」
メンズヘア製品でお馴染みのナイルのヘアオイルは、椿オイルをメインにして髪馴染みの良さとサラサラ仕上げを実現した。軽い仕上がりになるのでボリュームを抑えたくないヘアスタイルにも使用できるのが嬉しい。また、メンズが使用することも考えて落ち着いた香りのオウリンにしているのも魅力だ。ライトな使い心地は細くて柔らかい髪質の方に特におすすめ。
ヘアオイル おすすめ②「hoyu(ホーユー) ナイン マルチスタイリングオイル ライト」
ホーユーのヘアオイルは指通りの良さを追求しており、植物性の独特な油臭さが抑えられているのが特徴。それに成分の98%が植物由来成分なので肌にも使えるのも嬉しいポイント。なによりインターネット上で高評価の口コミが多いので性能の高さが十分にうかがえる。こちらの製品は軽い使い心地が魅力だが、もう少ししっとりさせたい方は同シリーズのリッチタイプを選んでもいいだろう。
ヘアオイル おすすめ③「MILBON(ミルボン) ディーセス エルジューダMO」
多少重めのヘアオイルがいいならミルボンのエルジューダMOがおすすめ。長年多くのユーザーに愛されており、ヘアオイルと言ったらミルボンのコレ!という方も多いのではないだろうか。実際に性能の高さは今なお健在で、しっかりとした潤いを与えるのが特徴だ。ここで紹介するヘアオイルの中では一番ヘビーな使い心地なので、髪が短めな方は使う量に注意。程よいバニラの香りは甘すぎないのでメンズが使ってもOK。
ヘアオイル おすすめ④「無印良品 ホホバオイル」
スタイリング剤として発売されているわけではないが、無印良品のホホバオイルはかなりおすすめ。しっとりとした仕上がりになり、香料などの余分な添加物が含まれていないのが魅力。ホホバの種子から絞ったオイルを精製しただけのシンプルな製品なので安全性の高さはピカイチだ。また髪だけではなく肌にも使えるので、お風呂上りに髪のついでに顔や気になる部分にもつけられるのが嬉しい。50mlの小容量から200mlの大容量まで選べ、値段もお手頃なので小さいサイズから試してみてはいかがだろうか。
ヘアオイル おすすめ⑤「LeveL(ルベル) ジオ パワーオイル クリエイティブホールド」
最後に紹介するのはこれまでに紹介したヘアオイルとは一味違った製品。こちらのルベルのスタイリング剤は、名前にパワーオイルとつくように高い操作性とホールド力が備わっているのが特徴だ。オイルのツヤ感とダメージ補修効果、ワックスのアレンジ力とキープ力が合わさったオイルワックスなので、ウェット系スタイリング剤とは違った仕上がりになる。油性なのでポマードをマイルドにしたような使い心地をイメージしたら分かりやすいだろう。