ここ数年のメンズ髪型トレンドを牽引してきたマッシュヘアに追随する形で、センター分けの髪型が人気を集めている昨今。人気芸能人たちも多く取り入れるなど、女性からの支持率も高いスタイルだ。今回は前髪をセンター分けにした髪型をテーマに、おすすめのヘアスタイルを厳選して紹介!
スポンサーリンク
センターパートの魅力は?
トレンド感を出しつつ、顔型や雰囲気を問わずに似合わせやすいのがセンター分けの最大の魅力だ。また、長めの前髪を分けるだけで男らしい色気を演出できるのもポイント。そのため中性的に見られやすい「塩顔」と呼ばれるスッキリとした顔立ちの方が、落ち着いた男性らしい雰囲気にするならセンター分けが最適。額の形や幅が気になる場合にはパーマをかけて動きを出しながら下ろしたり、前髪の間隔を狭めることをおすすめする。
センターパートの髪型をセットするのに一番大事なのは前髪の立ち上がり!ヘアセットのポイントは?
センターパートの髪型がうまくキマるかどうかは、前髪が根元から十分に立ち上がっているかどうかがもっとも重要。つまり、ただ単にワックスなどのスタイリング剤でセットすれば良いというわけではなく、ベース作りのブローの手順がキモとなってくる。センターパートスタイルは前髪を左右に分ける髪型であるため、横方向の髪のあしらいに意識がいきがちだが、大事なのは縦のライン。前髪からトップにかけてボリュームを出すとバランスの良いヘアスタイルに仕上がる。
センターパートの前髪をうまく立ち上げるためのブローテクニック
前髪を根元からふんわり立ち上げるには、ドライヤーでただ風を当てるだけでなく、手ぐしで形作りをしながらブローするのがキモ。ブローの工程は以下の通りだ。
<前髪をふんわり立ち上げるブローのやり方>
タオルドライで水気を拭き取れったらドライヤーでブローを。髪の毛をしっかり乾かしながら、分け目を作りたいポイントのボリュームを出していく。髪の毛をしっかり立ち上げるために、手ぐしで上に引っ張りながら根元に温風を当てていこう。ここで押さえておきたいのは、前髪を立ち上げる範囲は指2〜3本分ほどの幅に設定すること。トップ部分の高さを出しながら横への広がりを抑える、キレイな髪型の黄金バランスである縦長のひし形シルエットを作るには欠かせない工程だ。
前髪の立ち上げにおすすめのドライヤー「YA-MAN(ヤーマン) リフトドライヤー」
【関連記事】前髪を立ち上げるのに最適なドライヤーは?
センターパートヘアを注文する際に決めておきたい3つのこと
①サイドはツーブロックにするかどうか?
センターパートスタイルは先述の通り、縦のラインを意識したキレイな形を作ることが重要。しかし、横のラインが崩れていてはいくら縦のラインが美しく整っていても台無しになってしまう。そこで意識しておきたいのが、サイドの髪をどうあしらうか。ここは直毛か癖っ毛かなど、髪質によってどうするかを決めたいところ。横にボリュームが出やすい人はツーブロックでサイドをすっきりと刈り上げてしまうのがおすすめ。ある程度クセがあり、うまく馴染むような毛質の場合は毛量を整えるだけでナチュラルに残すのもアリ。担当の美容師さんと相談しながら、自分の髪質に合った方法でカットしてもらおう。
セルフカットにおすすめのバリカン「BRAUN(ブラウン) マルチグルーマー」
②ナチュラルなノンパーマスタイルか、動きのあるパーマスタイルどちらを目指すのか?
パーマをかけるかどうかは、単純にナチュラルなスタイルが好きか、動きのあるスタイルが好きかなどの好みによるところも重視しつつ、スタイリングのしやすさもポイントとして押さえておきたい。やはりパーマがかかっているのとかかっていないのとでは、ヘアセットのしやすさに大きな差が生まれる。そこまで強いカールはつけたくないけど、スタイリングはしやすい方が良いという場合は、微妙な動きをつけるニュアンスパーマという選択肢もあるため、こちらも担当の美容師さんと相談して自分が求めるベストスタイルを見つけてほしい。
③襟足の長さはどうするか?
ここ最近のヘアトレンドのひとつとして浮上しているウルフヘア。長めに残してレイヤーを入れた襟足が特徴の髪型で、若者を中心に流行している髪型だ。最近では、このウルフカットをベースに前髪をセンターパートにしたスタイルもよく見かけるようになってきているため、今っぽいヘアスタイルを目指すならウルフヘアに挑戦してみるのもアリだ。
センター分けはセンターパートと違う?
言葉の意味ではセンター分けは真ん中で分けること、そしてセンターパートは真ん中で分けた部分という意味になる。しかし実際のところ、髪型のシルエットで言えばこの二つの違いはほとんどない。実際には美容室によってどちらかの名称に決まることが多いが、中には「センター分けは真ん中で分け目を作ってしっかり分ける髪型で、センターパートは分け目が必要なく真ん中で分けない場合もある髪型」と言っているサロンもある。ヘアスタイルの定義分けは難しいので、真ん中付近で前髪を分けた髪型とイメージしておけば問題ないだろう。
2/5GO TO NEXT PAGE