機能美を追求!!アメリカ革靴ブランド特集

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a

靴作りの機械化に多大な貢献をもたらしたアメリカ。今日のドレスシューズの発展は、この国なしにはあり得なかっただろう。イタリア靴や英国靴が主導を握る現代、アメリカの革靴ブランドはわずかだ。しかし、今なお残るアメリカブランドには、淘汰の波を勝ち抜いた確かな理由がある。今回は、そんなアメリカを代表するブランドを紹介する。

スポンサーリンク

アメリカ革靴の特徴・歴史

西部開拓時代の人口の急拡大や南北戦争による軍需急増に対応するために、いまや英国靴やイタリア靴において多く用いられているグッドイヤーウェルト製法やマッケイ製法はこの時代の米国にて誕生した。(それまでは手縫いによる底付け、すなわちハンドソーンウェルテッド方式が常識だった。)

グッドイヤーウェルト

theholbornmag

また、つめ先の高さに余裕をもたせたり底面に丸みをもたせることで歩行を楽にするなど従来の英国靴に対して、フォルムデザイン面において合理主義を持ち込んだ側面もある。
19世紀末までのヨーロッパ靴の伝統に、米国流の合理主義を掛け合わせたものがアメリカの革靴だと言えるだろう。

yto2ontzoji6imlkijtpojg1njy1mjtzoje6incio2k6odawo3m6mtoiaci7atozmjawo3m6mtoiyyi7atowo3m6mtoicyi7atowo3m6mtoiayi7czo0mdoim2y4ndviyjviymflntdkmjdimtixowy3zwy4mgexmmiwotviymnlnci7fqmanolo

革靴製法においてパイオニアとなり、独特の持ち味で革靴の一大産地としてアメリカ靴ではあるが、経済性を追求するあまり海外に生産拠点を移すメーカーが続出し、いまや国内生産にこだわるブランドはごく少数になってしまったのは残念だ。かつてはラグジュアリーなアメリカ靴として高く評価されてきたジョンストン&マーフィーやFLORSHHEIMもアメリカ国外製造のライセンス品などが増え、かつての輝きを失ってしまったという声も多い。
少数ながらも男達を魅了してやまないアメリカのシューズブランドに注目して代表モデルなどを紹介していきたいと思う。

アメリカ革靴ブランド「オールデン(Alden)」

alden-masterworks

aldenshoe

1884年、チャールズ・オールデン氏により創業。今なおメイドインアメリカを貫く希少なメーカーのひとつ(現在、純アメリカ製を維持しているのはオールデンとアレンエドモンズのみ)。足型を考え抜いた豊富な木型から作られる革靴は、優れたフィット感と快適な履き心地をもたらす。アッパーに上質なコードバンを用いた革靴としても有名。流行を越えた存在として多くの愛好者を抱え、「アメリカ靴の王様」とも称される。

Alden「990」

オールデンの伝説的名作「990」。しっとりと輝くダークバーガンディが美しい。アメリカを代表する外羽根プレーントゥシューズ。丸みのあるトゥが特徴のバリーラストを採用。
f017bd5815117ef20f7a7f94c24d0d1c-1

詳細はこちら

Alden「54321」

こちらも入手困難の名作「54321」。履くだけで誇らしい気持ちにさせてくれるVチップがトレードマーク。医療用矯正靴をベースに開発されたモディファイドラストを採用。土踏まずを包み込む絶妙のフィット感は従来の革靴に類を見ない。
f808dddb3faaba9394e14b9e50f5ca75-1

詳細はこちら

Alden「2210」

温かみのあるノルウェージャンフロントのUチップが象徴的な「2210」。オールデンの中では細身のアバディーンラストが採用されており、スマートな印象。
c761b7e037cafc04ae8cea8c4fb34e7c-1

詳細・購入はこちら

Alden「986」

ラウンドトゥのハーフサドルローファー「986」。コードバンの輝きのおかげで一般的なローファーよりも気品が漂う逸品。
1000007504_1-2

詳細・購入はこちら

Alden「403」

「インディー・ジョーンズ」でハリソン・フォードが使用したことから、インディーブーツという呼び名で親しまれている「403」。クロムエクセルレザーの風合いが絶妙。コードバンに負けず劣らずエイジングが楽しみな一足。
81pffrnjqbl-_ux500_

詳細・購入はこちら

アメリカ革靴ブランド「アレンエドモンズ(Allen Edmonds)」

strand_1024x768

americanmadeeverything

1992年、アレン・エドモンズ氏により創業。このブランドの特徴として、靴本体とヒールの接合に釘を一切用いないことと、鉄製のシャンクを使用しないことが挙げられる。これにより慣らし履きの期間が短く、早い段階で足に馴染むことに定評がある。また、前部だけでなく全体にグッドイヤーウェルト製法を施す「360度グッドイヤーウェルト製法」を採用することで、長時間歩行でも疲労感を軽減。メイドインアメリカにこだわり続けており、歴代大統領や、ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオなどの著名人にも愛用されているブランド。

Allen Edmonds「MAC NEIL2.0(マックニール2.0)」

ロングウィングが気高さを感じる「マックニール2.0」。シボ感のあるブラウンのレザーと重厚なダブルソールはデニムとの相性抜群。米国を代表する外羽根ウイングチップ。
81ala0eevol-_ux500_

詳細・購入はこちら

Allen Edmonds 「Park Avenue(パークアベニュー)」

定番モデルの「パークアベニュー」。最も汎用性の高い内羽根ストレートチップだからこそ足の負担は軽くしたいもの。そんな切実な願いを、360度グッドイヤーウェルト製法や鉄製シャンクを取り除いた構造が叶えてくれている。
81thrwhl0hl-_ux500_

詳細・購入はこちら

Allen Edmonds「Fifth Avenue(フィフスアベニュー)」

パンチドキャップトゥの「フィフスアベニュー」。デニムにもスーツにも使える一足。控え目なパーフォレーションが上品な印象。
71zapkpfl-_ux500_

詳細・購入はこちら

Allen Edmonds「Kenwood(ケンウッド)」

すっきりとしたフォルムが安定した人気を持つコインローファー「ケンウッド」。ほんのりムラのある上質なカウレザーを使用しており、万人好みの風合いを持つ。
81lurbnobl-_ux500_

詳細・購入はこちら

Allen Edmonds「NEW ORLEANS(ニューオーリンズ)」

豪華な仕上がりが魅力の「ニューオーリンズ」。アレンエドモンズらしいアッパーの編み込みが秀逸。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-15-17-20-58

詳細・購入はこちら

アメリカ革靴「コールハーン(COLE HAAN)」

cole_haan_logo

UnderConsideration

1928年、トラフトン・コール氏とエディ・ハーン氏により創業。マッケイ製法を得意とする、どこかラテンヨーロッパの風を感じる靴を作るブランド。1988年にナイキの子会社となったことから機能性に優れた高級靴を発表。2012年にはロンドンのエイパックス・パートナーズの傘下となり、以降は履き心地だけではなくデザイン性にも優れた人気ブランドとなる。

COLE HAAN「CAMBRIDGE(ケンブリッジ)」

丸みのあるトゥに控えめなメダリオンが魅力の「ケンブリッジ」。フォルムの美しさが際立つダブルモンク。主張を抑えたバックルもエレガント。
81hjkfsf-wl-_ux500_

詳細・購入はこちら

COLE HAAN「CARTER GRAND(カーター グランド)」

ハンドフィニッシングが特徴の「カーターグランド」。ベーシックなダービーシューズに見えながら、独自開発のテクノロジー「Grand OS」によって優れたクッション性と軽量化を実現している。アッパー、ライニング、アウトソールが足の動きに合わせて柔軟に対応するという機能美に惹かれる一足。
716r7ydzsql-_ux500_

詳細・購入はこちら

COLE HAAN「PINCH GRAND PENNY(ピンチ グランド ペニー)」

名作ペニーシリーズにGrand OSの機能を搭載したローファー「ピンチ グランド ペニー」。ハンドソーンのモカシン縫いと手作業で磨き上げられたレザーがアンティークな佇まいを演出する。
81mwtlz01l-_ux500_

詳細・購入はこちら

アメリカ革靴ブランド「G.H.Bass / Bass」

GHバス

1876年George Henry Bass氏により創業した米国の老舗シューズブランドG.H.BASS(バス)は、世界で始めてローファーのスタイルを確立したブランドとして有名。 ローファーは、別の会社が命名しておりG.H.BASS社は、これを「ノルウェーの」という意味の「WEEJUNS(ウィージャンズ)」という名前で世に送り続ける。1906年に発表されたモカシンシューズ米軍のパイロットシューズとして採用されたり、1936年に発表されて以来、ブランドを代表する存在となったコインローファー「Weejun」は、第二次世界大戦時にアメリカ陸軍の耐寒ブーツとして採用されるなどアメリカにおいて確実に実績を積み上げてきた。現在は南米生産に切り替わっているものの当時の雰囲気は十分に残っている。

G.H.BASS WEEJUNS

ローファーの代名詞ともいえるペニーローファー(コインローファー)。 最初は革が少し硬い感じがしますがライニングがなく袋縫い、マッケイ製法を採用しているので足にすぐ馴染む。

G.H.BASS WEEJUNS

詳細・購入はこちら

G.H.BASS LAYTON

アイビースタイルに欠かせないキルトタッセル。ライニングを用いないアッパーは光沢がありドレッシーさを感じさせるが、丸みを帯びたフォルムがなんともキュートな印象をも与える一足。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-15-19-03-47

詳細・購入はこちら

アメリカ革靴ブランド「レッド・ウィング (Red Wing)」

red-wing-london-moc-toe-boots-875

1905年、チャールズ・ベックマン氏により創業。世界中のワークブーツを代表するブランド。機能性、ファッション性ともに高いクオリティを誇りながらも、相反してリーズナブルな値段設定なためファンも多い。ちなみに日本で販売されている製品は、レッドウィングジャパン (Red Wing Japan) が輸入や生産を行ったもの。ABCマート限定モデルなど、従来のモデルと仕様や革質が様変わりしたモデルも多い。

RED WING「IRISH SETTER 875」

レッドウィングの王道モデルの復刻版。色合い、ディティールなどすべてにおいてワークブーツの王様とも言える一足。

詳細・購入はこちら

RED WING「8166」

現在のレッドウィングを代表する一足。丸みを帯びた6インチ丈のレースアップブーツは、一般的なブーツのグローバルスタンダードと言える。ブランドイメージを象徴する赤茶色も魅力的。
81v4drfeftl-_ul1500_

詳細・購入はこちら

RED WING 「8165」

71otwlcxysl-_ul1500_

詳細・購入はこちら

RED WING「Beckman(ベックマン)」

創業者の名を冠したモデル「ベックマン」。まるでドレスシューズのような質感を持つフェザーストーンレザーが、ワークブーツながら上品な印象を抱かせる。

81fdsd4zefl-_ul1500_詳細・購入はこちら

※アメリカ革靴ブランド「JOHNSTON&NURPHY(ジョンストン&マーフィー)」

JOHNSTON&NURPHYジョンストン&マーフィー

1850年、ウィリアム・ダットリー氏により創業。ニューヨーク近郊に拠点を構えていた過去もあり、いまだに東海岸の印象が強いブランド。リンカーンやルーズベルト、ケネディからオバマに至るまで、歴代大統領から伝統的に愛用されている。流線的なデザインと快適な履き心地が特徴。昨今はほとんどが海外製造になってしまったが、本国生産品もわずかに残っているようだ。日本では、1980年代中盤から2008年までリーガルが、現在は大塚製靴がライセンス生産と輸入販売を手がけている。

※アメリカ革靴ブランド「FLORSHEIM」

7334770_57

1892年創業のアメリカの老舗靴ブランドであり、かつてはアメリカ革靴の最高峰的な位置づけを誇っていたブランド。現在ではほとんどが海外生産の廉価なカジュアル靴ばかりになってしまったが、日本限定でコブラヴァンプことYumaが復活したり、コラボモデルがリリースされたり面白い動きが一部で見られる。

FOLLOW US

Related post