
春アウターの大本命といえばトレンチコート。ハンフリー・ボガードやアランドロンなど往年の名優が公私にわたって着用していたこともあって、ハードボイルドな男のアウターというイメージが強く、廃れずに高い人気を保持し続けるメンズアウターだ。今回は春シーズンにぴったりなトレンチコートの着こなしをピックアップして、オススメのアイテムとともに紹介!
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トレンチコートを使った春のメンズコーデ事例1モノトーンのスポーツミックススタイルにベージュトレンチを投入
ジップアップタイプのトップス、ウォッシュ感のあるスウェットパンツ、サロモン「XT-6」を合わせたこちらのコーデ。今春トレンドの縦にユルい「オーバーサイズ Iライン」を軸にスポーティーな要素を取り入れ、モノトーンアイテムで合わせている。スウェットパンツは、スニーカーブーム全盛に流行したジョガータイプではなく、オープンヘム仕様のアイテムをハーフからワンクッションほどの丈感で履くのがポイント。

トレンチコートを使った春のメンズコーデ事例2シングルタイプのトレンチにサンダル&ソックスの足元で春っぽく軽快に
続いてはシングルタイプのトレンチコートに、ビルケンシュトック「Boston(ボストン)」を合わせたこちらのコーデ。シングルのトレンチコートは軽やかな印象があるので、インナーにTシャツ、足元にはソックス&サンダルを合わせると、軽快な春スタイルが完成する。2025年仕様でこちらのコーデを実現するには、襟ぐりが広めなTシャツをチョイスしたい。また、こちらのスナップでは、つま先まで覆うタイプの「Boston」を着用しているが、より軽快なスタイルを求めている方には同じビルケンシュトックでもつま先が覆われていないタイプの「Zürich」とソックスを組み合わせるのがオススメ。

トレンチコートを使った春のメンズコーデ事例3英国紳士的カジュアルスタイルをニットのタックインでアップデート
ベージュのトレンチコートにブルージーンズを合わせた、英国カジュアルスタイルを着こなしテクでアップデートしたこちらのコーデ。このスナップでは、ハイゲージニットをタックインすることによって、トップスのタイトなシルエットとパンツの太めなシルエットが際立ち、コーデにメリハリが生まれている。ニットのタックインはまだ一般的に浸透している着こなしテクニックではないが、2024年秋冬シーズンにはブルネロクチネリが「A FREE SOUL CALL(自由な魂の叫び)」というテーマのコレクションの元で提案していたりとお洒落層の間では少しずつ浸透してきている気配も。スナップのようにオーセンティックなアイテムのコーデをアップデートしたい方は是非試してみて頂きたい。ハイゲージニットをTシャツ感覚でタックインするのがポイントだ。

トレンチコートを使った春のメンズコーデ事例4上質なニット、パンツ、シューズを合わせた「クワイエットラグジュアリー」なスタイルが今の気分
トレンチコートのブランドと言ったらバーバリーを連想する方が多いだろう。かつて、バーバリーがクリエイティブディレクターにリカルド・ティッシを起用していたパンデミック前後の頃は、ブランドロゴやバーバリーチェックを全面に押し出したアイテム、ハイプなスニーカー、キャップなどをトレンチコートに合わせるストリートスタイルが業界を席巻していた。 その手のスタイルへの熱狂が一巡し、今あらゆるファッションカテゴリにおいて注目されているのは主張しすぎない上品な装い。下スナップの男性は、足元にオフホワイトのスニーカーを取り入れているものの、ベージュカラーのトレンチコートとケーブルニット、そして白パンツなど上品で控えめなウェアをチョイスしている。いわゆるクワイエットラグジュアリーにほんのりストリートのエッセンスを織り交ぜたエッジのきいたスタイリング。クワイエットラグジュアリーの純度を高めるなら、上質なレザーのスニーカーや革靴を合わせていただきたい。革靴を合わせる場合は、「ガチイケの大人男子が選ぶべきローファー7選」で紹介しているアイテム等を検討してみてほしい。

トレンチコートを使った春のメンズコーデ事例5黒トレンチを使ったリラックス感のあるキメすぎない全身黒コーデ
ブラックのトレンチコートは、クラシックでミリタリーな雰囲気を纏ったベージュトレンチとは一味違う都会的な雰囲気を纏っている。こちらはオールブラックコーデだが、縦にユルい「オーバーサイズ Iライン」を取り入れてキメすぎずにリラックスした雰囲気に。トレンドに敏感な大人男子には、是非参考にしていただきたい。また、ブラックベースのスカーフとゴールドネックレスの重ね付けがイイ感じのアクセントとなっている。

後悔しないトレンチコートの選び方!長く着られる1着に出会う3つのポイントを紹介
春気分を盛り上げてくれるトレンチコートをせっかく買うなら、長く愛せるものを選びたいところ。そこで、ここからは間違いのないトレンチコートを選ぶために押さえておきたい3つのポイントについて紹介していく。
トレンチコート選びのポイント1流行に左右されないオーソドックスな“ひざ下丈”が便利!
数年先まで着ることを見越してトレンチコートを選ぶなら、オーソドックスな“ひざ下丈”をセレクトするがおすすめ。おおよそ膝下5~10cmの丈感であれば流行に左右されることはなく、しかもカジュアルシーンだけでなくフォーマルな場にも着ていけるので便利だ。

トレンチコート選びのポイント2トレンチコートと言えばベージュが王道
トレンチコートの定番カラーといえば、やっぱりベージュ。一般的にベージュのアウターは傍流と言っても語弊はないが、トレンチならベージュが安牌の選択肢になる。オフの私服に合わせるのはもちろんのこと、オンのビジネススーツとの相性も抜群なのが嬉しい。
トレンチコート選びのポイント3クラシックなトレンチコートの素材はコットン・ギャバジンと心得る
トレンチコートに採用される王道生地といえば、コットン・ギャバジンである。ちなみにこの素材は、1879年にバーバリー社が開発して特許を取得したことで知られる。特許が切れた現在は、多くのメーカーが同素材でトレンチコートを展開している。ちなみに耐久性・保温性・防水性などに優れているだけでなく、着込んでいくと経年変化によりクタっとした渋い風合いを醸し出すのも服好きがハマるポイントだ。ちなみにバーバリーのトレンチコートの新品価格は余裕で30万円を大幅にオーバーする水準となっている。サイズが合う、かつ状態の良い古着があれば、そちらを検討するのもスマート。ライナー付属のタイプを選ぶとより長いシーズンに渡って活用できる。



















