カート・ドナルド・コバーンを始めとする著名人に愛用され続けていることでも有名な「ジャックパーセル」。今回はジャックパーセルの特徴や魅力、洒落者のコーディネートまでまとめて紹介!
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JACK PURCELL(ジャックパーセル)とは?
ジャックパーセルは、現在NIKE(ナイキ)の傘下にあるCONVERSE(コンバース)社の代表的モデルとして人気を集めるスニーカーだ。1932年に当時A.G.SPALDING&BROSの名称で知られていたスポルディング社と、バドミントンのチャンピオンとして人気を集めていたJOHN EDWARD JACK PURCELL(ジョン・エドワード・ジャック・パーセル)氏がバドミントン製品での製造を契約したことから誕生した。現在はナイキの傘下であるコンバース社から展開されているが、元々は別の会社が生み出したスニーカーである事実はおさえておきたい。
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ジャックパーセルのココが良い!特徴的な3つのデザイン
一見するとコンバースのオールスターに近い見た目だが、ジャックパーセルならではのディテールデザインは多く存在する。なかでもおさえておきたい3ポイントを紹介!
ジャックパーセルの特徴 1「アイコニックな“スマイルマーク”」
1935年に、B.F.Ggoodrich(B・Fグッドリッチ)社が生産した原型から現在に至るまで施され続けているつま先のライン。ジャックパーセルの象徴とも言われるこのディテールは「スマイル」と呼ばれ、人気を集めている。
ジャックパーセルの特徴 2「バックスタイルをキャッチーに装飾する“ヒゲマーク”」
ヒールパッチに施された三角形のマークが、髭の形状を思わせることから「ヒゲ」の愛称で親しまれているディテール。1933年にB.F.Ggoodrich社が独自に開発し特許を取得していた「Posture Foundation(ポスチャーファンデーション)」通称PFソールという、インソールの土踏まずにパットを施すことで高いクッション性と姿勢の安定をもたらす技術が「ヒゲ」デザインの原点と言われている。このヒゲの有無はヴィンテージモデルと区別する判断材料にもなるほど重要だ。
ジャックパーセルの特徴 3「コントラストが特徴的な“アウトソール”」
ライトブルーに、レッドのタブデザインがコントラストを効かせたソールデザインは、ジャックパーセルの特徴的なディテールのひとつだ。現在一般的なモデルは「スラブソール」という表面が平らに近いものだが、70年代はそれに加えて「ヘリンボーンソール」という波型の溝が入ったデザインが存在した。復刻モデルにはヘリンボーンソールを再現しているものも多い。
<現行モデルのジャックパーセルのソール>
<70年代モデルやシグネチャー、復刻モデルにみられるジャックパーセルのソール>
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