
100年以上にのぼる歴史のなかで“世界一売れているスニーカー”との呼び声高く、時代を超える王道として不動の地位を獲得するコンバース(CONVERSE)の「オールスター(ALL STAR)」。カジュアルな着こなしはもちろんのこと、ドレススタイルに遊びを加えてくれる定番中の定番スニーカーだ。今回は”コンバース オールスター”にフォーカスして、注目の着こなし&アイテムをピックアップ!
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ローテクスニーカーの王道「コンバース オールスター」とは?
1908年、米国マサチューセッツ州にて、マーキス・M・コンバース氏が「コンバース・ラバー・シュー・カンパニー」を設立。当時は雨や雪の中での作業用に使われるラバーシューズを製造しており、コンバースの靴は冬場の需要が主であった。しかし、通年で売り上げを確保する必要性を感じたコンバース社は、1917年にバスケットボールシューズとして「キャンバス オールスター」を開発。2017年で生誕100周年を迎えたオールスターは世界で一番売れているスニーカーとも言われ、誰もが知るスニーカーの王道として現在も絶対的な人気を誇っている。
オールスターの別名「チャックテイラー」とは?
コンバース オールスターの別名であるチャックテイラーは当時、バスケットボールのスタープレイヤーであったチャールズ・H・テイラー氏の名前に由来している。テイラー氏はプロリーグに入団したと同時にオールスターの品質に惚れ込み、現役時代を通じて愛用。引退後も全米中のバスケットチームを訪ねては、多くのプレイヤーにその名を広めていた。また、自身が使用した経験からシューズ改良の助言も与えていたという。そんな彼の功績を称えて、1946年よりテイラー氏の名がオールスターのロゴに記されるようになった。チャックテイラーは、世界初のバスケットボールシューズシグニチャーモデルと言われている。
ここ数年で急激に注目度を上げている「CT70」も要注目!
1960〜1970年代に販売されていたチャックテイラー(オールスター)のディテールを復刻したモデルが「CT70」だ。レトロな雰囲気を醸し出すラバーの質感をはじめ、つま先の当て布や厚みのあるソールによる優れた履き心地など、現行のオールスターよりも評価が高いモデルとなっている。日本で販売されているコンバースのスニーカーは全て日本規格のもので、CT70はその中に含まれていないが、最近ではSSENSEなどの海外ECサイトやamazon、楽天などの日本のECサイトでも並行輸入品が出品されているため、比較的手に入れやすい。近隣外国の台湾や韓国でも販売されているため、旅行先で購入するのもアリ。通常のオールスターとは明らかに違うため、オールスターを使ったコーディネートにこなれ感をプラスするのであればCT70を購入するのがオススメだ。
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続いてはコンバース オールスターを取り入れたコーディネートをピックアップ!
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