ジャケパンスタイルといえば、通年のメンズ定番コーデのひとつだが、当然季節によってその着こなしは変化してくるもの。今回は“冬”のジャケパンスタイルに注目して、季節感を演出できる6つの方法を紹介!
スポンサーリンク
ジャケパン 冬の着こなし①冬らしさを感じさせる素材感のジャケット・スラックスを取り入れる
冬のジャケパンスタイルに季節感を注入するなら、冬らしい素材を使ったアイテムをチョイスするのが手っ取り早い。ビジネスシーンで頻繁にジャケパンスタイルを実践するのであれば、ジャケット・スラックスともに冬仕様のものは複数持っておいて損はないだろう。
ジャケパンスタイルを冬っぽく仕上げるならテーラードジャケットはツイード素材が適任!
冬のジャケパンスタイルに季節感を出す場合、ざっくりとした織りで分厚く仕上げられたツイードジャケットが選択肢として頭に浮かぶという方も少なくないだろう。いつものジャケパンコーデも、テーラードジャケットをツイード素材のものにチェンジするだけで、冬らしい季節感漂う装いに仕上がる。英国発祥のカントリージャケットがルーツであるということもあり、着るだけでブリティッシュムードが漂うのも◎
TAGLIATORE(タリアトーレ) ツイードジャケット
【関連記事】ツイードジャケットを使ってメンズコーデに季節感を!注目の着こなしや気になる特徴を紹介
コーデュロイ素材のジャケットも冬らしいジャケパンコーデを楽しめる季節アイテム!
冬らしさを醸し出す素材といえばツイードの他にコーデュロイも有力な選択肢のひとつ。起毛した畝がコーディネートに暖かな印象をプラスする、秋冬に欠かせないファブリックだ。そんなコーデュロイ生地を採用したジャケットは冬のジャケパンスタイルと相性バツグン。畝の太さで印象が変わるため、コーデュロイジャケットを検討する際はそんなディテールに注目してみるのも面白いだろう。カジュアルな装いになるため、着用するTPOはしっかりと考えたいところ。
SANTANIELLO(サンタニエッロ) コーデュロイジャケット
フランネル製のテーラードジャケットも冬のジャケパンコーデに季節感をプラスできる筆頭候補!
ドレス・カジュアル問わずに秋冬の定番素材といえばフランネルも決して外せない。ウール素材で織られた肉厚な質感が見た目・肌ざわりともに暖かな雰囲気を漂わせる。春夏の合繊やコットン製のジャケットと比べると、その秋冬らしいルックスは一目瞭然だ。こちらの御仁が着用しているテーラードジャケットはさらにケーブルニットのようなパターンが施されており、アウター無しのジャケパンコーデでも寒さを感じさせない。
パンツの素材感でジャケパンスタイルを冬仕様にシフト
ジャケパンスタイルに季節感を出すことを考えると、どうしてもジャケットに気を取られがちだが、ときにはボトムスに注意を向けるのも得策だ。フランネルなどの秋冬素材を使ったスラックスを取り入れれば、さりげなくも確実に季節感を演出できる。冬にオススメのパンツを探している方はこちらの記事もチェック!
ROTA(ロータ) ウールフランネル グレンチェック スラックス
【関連記事】メンズ必見のウールパンツ特集 選び方からコーデまで一挙に紹介!
ジャケパン 冬の着こなし②タートルネックニットで保温性を獲得しながら冬のジャケパンスタイルを上品にカジュアルダウン!
冬のジャケパンスタイルをカジュアルダウンしながら、大事な保温性もしっかりとキープするならタートルネックニットをインナーにチョイスするのがオススメ。いわゆるカジュアルウェアに分類されるアイテムだが、ノーブルで上品な雰囲気を醸し出せるため、ジャケットスタイルもだらしなく見える心配もない。
タートルネックニットは首回りを保温しつつジャケパンスタイルの品もキープする準フォーマルウェア
11月1日から3月31日の期間で実施されるウォームビズ。そんなウォームビズスタイル、カジュアルダウンしながら暖かさも同時に得るなら、タートルネックニットがオススメだ。体を冷やさないようにするには、首・手首・足首の“3つの首”をしっかりと暖めるのが重要であるとされており、タートルネックニットはそんな理にも適ったアイテムと言える。ハイゲージのタートルネックニットをジャケットやスーツに着込めば西欧諸国では大半の高級レストランは入店可能であり、準フォーマルウェア的なポジションを築いていることからも、ジャケパンスタイルの品を落とす心配は無用だ。
Drumohr(ドルモア) タートルネックニット
【関連記事】タートルネックニット コーデ メンズ特集!フレンチシックな気分を取り入れた大人の着こなし&アイテム紹介
ブラックのタートルネックニットで冬のジャケパンコーデをモードにキメる
タートルネックニットは何色バリエーションがあっても困らないアイテムだが、あえて一色に絞るのであれば今季はブラックが要注目。ドレスのトレンドであるブラウン・ベージュなどのコロニアルカラーのジャケットやスーツとの相性が良いだけでなく、ブラック自体が注目されているため、旬なフレンチシックのモノトーンコーデを作るのにも役立つ。グレージャケットと合わせればモードな雰囲気漂う冬のジャケパンコーデの完成だ。
roberto collina(ロベルトコリーナ) タートルネックニット
【関連記事】黒タートルネックのコーデ術5選
冬の休日ジャケパンスタイルをこなれさせるのにもタートルネックニットが活躍!
タートルネックニットをインナーとして取り入れたジャケパンスタイルは、もちろんウォームビズ以外の着こなしにもオススメ。デニムジャケットをレイヤードして遊びを効かせた休日のジャケパンコーデが、よりこなれ感のある印象に仕上がる。
JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) タートルネックニット
ジャケパン 冬の着こなし③シャツの上にニットアイテムをレイヤードするという選択肢
ジャケットスタイルのインナーにはシャツを必ず着るという場合は、その上からでも着用できるニットアイテムをレイヤードすると◎ カーディガンやクルーネックニット、Vネックニットであればシャツの襟とケンカすることもないため、重ね着スタイルもすっきりと仕上がる。
カーディガンならタイドアップしたジャケパンスタイルにも取り入れ可能!
タートルネックと比べて保温性は劣るものの、ボタン仕様でタイドアップシャツの上からでもレイヤードできるニットカーディガン。ウォームビズ期間でもネクタイはマストで締めなければならない場合などに重宝するアイテムだ。ニットカーディガンをジャケパンコーデに取り入れるのであれば、コーディネートがだらしなく見えないように丈はジャケットの裾よりも短いものをチョイスするのがお約束だ。
CANALI(カナーリ) ニットカーディガン
【関連記事】カーディガン メンズコーデ 特集!大人な落ち着いた雰囲気を醸した着こなし&アイテムを紹介
すっきりとしたネックデザインのクルーネックニットも、シャツを使った冬のジャケパンスタイルにおすすめ!
すっきりとしたネックデザインで、カーディガンと同じくシャツの上にレイヤードできるクルーネックニット。あくまでもジャケットスタイルにはシャツを着用するという方は、クルーネックニットをインナーに着込むのも冬のジャケパンコーデの選択肢に入ってくるだろう。もちろんタートルネックニットのように、ジャケットの下に単体で着用するのもアリだ。
ZANONE(ザノーネ) クルーネックニット
2/4GO TO NEXT PAGE