ここからは、上記で挙げたポイントを考慮しながらOTKOMAE 編集メンバーが“コスパ最強”と言えるビジネスシューズをピックアップ。“4万円以下で購入可能”という条件に加えて、1足目として間違いない“外羽根プレーントゥ”と“内羽根色ストレートチップ”のみに絞っておすすめを厳選!
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コスパ最強のビジネスシューズ①「REGAL(リーガル) 2504」
日本のビジネスシューズを代表する「REGAL(リーガル)」。2504という商品番号で親しまれているこちらは、発売以来多くのユーザーから長年愛され続けているロングセラーモデルだ。飽きのこない万能な外羽根プレーントゥでグッドイヤーウェルテッド製法を採用、さらに甲革はリアルな牛革というこだわりを詰め込みながら3万円以下で購入できる。
製法:グッドイヤーウェルテッド製法
素材:甲革のみ牛
生産地:日本
コスパ最強のビジネスシューズ②「SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン) 内羽根ストレートチップ 05A0026」
日本革靴ブランドの雄「SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)」。展開するビジネスシューズは、徹底した上質な素材選び、グッドイヤーウェルトへのこだわり、日本の熟練職人による確かな縫合技術を誇りながらも、3万円台という圧倒的なコストパフォーマンスの良さを実現する。イタリアンクラシコな着こなしの足元にフィットするロングノーズスクエアが特徴的なIM210Eラストを採用したこちらはAMAZON限定モデル。国産カーフを採用したグットイヤーウエルト製法、さらには日本人の歩行を考慮して完成されたラストを採用している革靴がこの値段で買えるのはスコッチグレインだからこそ。
製法:グッドイヤーウェルテッド製法
素材:牛革
生産地:日本
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コスパ最強のビジネスシューズ③「Berwick(バーウィック) ストレートチップ ビブラムソール」
国内以外でコスパの良い革靴ブランドを探すなら、スペインに注目してみてはいかがだろうか。質実剛健な革靴の製造を行っており、実はヨーロッパの中でもイタリアに次ぐ欧州第2位の革靴製造数を誇る。そんなスペインで1991年に生まれた老舗革靴ブランドが「Berwick(バーウィック)」だ。イギリスの伝統的なテイストとイタリアやフランスのデザイン性をミックスしたコスパグッドなシューズを展開するブランドとして知られている。ここではフランスのデュプイ社製ハイグレードレザーを使用したストレートチップシューズをピックアップ。日本人向けに開発されたジャパンオリジナルラストを採用し、ウィズを広げ、ヒールをシェイプさせたフォルムに仕上げられている。靴底はイタリアのビブラム社が展開するライトウエイトソールを採用。軽量でありながら耐摩耗性に優れたソールのため、長期間の使用に耐えてくれる。
製法:グッドイヤーウェルテッド製法
素材:牛革
生産地:スペイン
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コスパ最強のビジネスシューズ④「JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ) ストレートチップ 98317」
生産管理を行うルディ・スパーマン氏が英国ノーザンプトンで修行を積んだノウハウを伝授する独自の職人育成プログラムで、トレーニングを積んだ職人たちの手作業によって、世界屈指のクオリティを誇る革靴を製造する「JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)」。本場英国仕込みの品質ながら、革靴の製造と輸出はインドネシアで行っているため、破格の価格設定での展開を実現している。このストレートチップは、グッドイヤーウェルト製法よりも手の込んだ「ハンドソーんウェルテッド製法」、メゾンブランドでも使用される高級カーフレザーを採用しながらほぼ3万円で購入可能。コスパ最強と言っても過言ではない革靴だ。
製法:ハンドソーンウェルテッド製法
素材:牛革
生産地:インドネシア
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コスパ最強のビジネスシューズ⑤「三陽山長(さんようやまちょう) 柔二」
国産革靴ブランドでも指折りの人気を誇る「三陽山長(さんようやまちょう)」。ストレートチップの定番といえば“友二郎”だが、今回ピックアップしたこちらはドレスシューズの外観をしたスニーカー型のストレートチップ「柔二(ジュウジ)」。三陽山長のマスターラストR2010をベースとしながらドレススニーカー用に改良したR2021CFで、快適な履き心地を実現している。ソールには軽量のビブラムラバーソールをセット。アッパーには撥水加工を施したリアルレザーを使用している。価格は3万円半ばで、スニーカーで考えると高額だが、革靴のカテゴリーで見ると友二郎の半額以下。外回りの多いビジネスマンや革靴らしい見た目をキープしながら、こっそりラクできるビジネスシューズをお探しの方におすすめしたい一足だ。
素材:牛革
生産地:日本
コスパ最強のビジネスシューズ⑥「madras(マドラス) ストレートチップ M461」
マッケイ製法において培われた伝統と技術力によって信頼を勝ち取ってきた「madras(マドラス)」。1921年にイタリアで創業し、日本に上陸したのは岩田商店と技術提携をはじめた1965年ごろ。1994年ごろに岩田商店が全世界のマドラスの商標権を本国から譲り受けている。そんな長い歴史を持つマドラスのストレートチップは、3万円半ばの価格設定ながら高級感と機能を両立したコスパグッドな仕上がりだ。オランダ産キップをアニリン調にすることでカーフに近い触感に仕上げ、革底はイタリア産ソフトベンズを採用している。中底には超軽量高反発なKaRVOを搭載することで、歩行をサポート。踏付部には新開発の防臭・抗菌・防カビ機能素材NEWFINEを採用しているため、ニオイ問題も解消できる。
製法:マッケイ製法
素材:牛革(中敷は合成皮革)
生産地:日本
コスパ最強のビジネスシューズ⑦「MIZUNO(ミズノ) ビジネスシューズ M-BIZ ST GTX」
1906年創業の総合スポーツメーカー「MIZUNO(ミズノ)」から、Gore-Texタイプの変わり種ビジネスシューズをピックアップ。Gore-Texといえば、水の侵入を完全に防ぎながら、内側の湿気は放出するという画期的なテクノロジーだ。これなら不快な足のムレ問題も解消してくれるハズ。表は天然皮革、内側にはアーチサポートインソール+抗菌防臭Meshで機能性をアップした実用性の高い仕上がりだ。2万円台で購入できるというリーズナブルな価格設定も嬉しい。メインというよりも、雨の日の通勤時やムレが気になるシーズン用の控え要員として備えるのをオススメしたい一足だ。
素材:牛革(ソールは合成底)
生産地:ベトナム
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