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ビルケンシュトック「ミラノ」の特徴②「バリエーション豊富な素材ラインナップ」
ビルケンシュトックの定番アイテムとして人気の高いミラノは、定番のレザーだけではなく、PUレザーをはじめとして素材のバリエーションが非常に多いモデルだ。好みだけでなく用途によってもチョイスが変わってくるはずなので、ここで紹介する素材を吟味して購入するモデルを選んでみてはいかがだろうか。
ビルケンシュトック「ミラノ」の素材ラインナップ①「ナチュラルレザー」
いわゆる「スムースレザー」で、タンニン系のなめし方法で加工されたソフトで足あたりの良い牛革を使用。ビルケンシュトックでは「BOSTON(ボストン)」や「Zurich(チューリッヒ)」においてスエードレザーがアイコンマテリアルとして挙げられることも多いが、ミラノの場合はこのナチュラルレザーが定番素材となる。
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ビルケンシュトック「ミラノ」の素材ラインナップ②「Birko-Flor®(ビルコフロー)」
いわゆる合成皮革(合皮)のビルコフローは、ビルケンシュトックが開発したオリジナルのPUレザーだ。表面は柔軟性・弾力があり、本革と遜色ない質感で、裏面にはフリース生地を採用。通気性がよく足あたりも良いため、PUレザーにありがちな靴ずれを起こしにくい加工が施されている。スムースレザー調、シボ(革の細かいシワ)が入ったシュリンクレザー調、ヌバックレザー調と、ビルコフローの中でも質感のバリエーションが多い。
近年では女性向けの雑誌メディア等で、ホワイトレザーを使用したモデルを取り上げていることも多く、靴では珍しく「ホワイト」の人気が著しく高いモデルでもある。涼しげな足元を演出できるカラーで、もちろん男性にもおすすめだ。
ビルケンシュトック「ミラノ」の素材ラインナップ③「オイルドヌバックレザー」
オイルドレザーとは、なめし加工の際に皮革にオイルやワックスを染み込ませた独特な風合いが特徴的な素材だ。ヌバック素材にオイルを染み込ませると、毛足がオイルによって潰れてスムースレザーのような質感が生まれる。圧がかかる箇所にはオイルが溜まりやすいため、定期的なブラッシングを行うことで、普通のスムースレザーにはない味のある艶を楽しめる素材だ。
また、オイルドレザーは革が持つ油分が多いため、基本のケアはブラッシングのみで問題ないが、長期的に履く予定がある場合はオイルが抜けてきてしまうため、適度にシュークリームでのオイルケアが必要だ。とは言っても、オイルを足さずに履き込むことでヌバック本来の毛羽立ちを見ることもでき、ユーザーの嗜好に沿ったケアで、さまざまな表情を見せてくれる面白い素材であると言える。一番人気のカラーはブラウンの「HAVANA」(ハバナ)。
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