スポンサーリンク
ビルケンシュトック「ミラノ」の特徴③「アウトソール」
ビルケンシュトックのフットベットに次ぐアイコニックなパーツといえば、“ビルケンソール”だろう。骨のような形を並べた「ボーンパターン」と呼ばれるEVA製のソールで、クッション製の高いEVAを贅沢に10mm厚に設計している。EVAは素材自体が軽量のため厚みがあっても重さを感じることはなく、耐久度も高いのでソールの「持ち」が良いのも嬉しい。安全上の理由から、ラバーで10mm厚のソールを使用しているワークブーツなどは重く、ソールの反り(かえり)が硬くなる。耐久度でいえばラバーが勝るが、軽量であり足あたりのの良さでは、圧倒的にEVA製のソールに軍配が上がるだろう。
Adventure Crosstown/アドベンチャー クロスタウンモデル
2020年に誕生したアドベンチャー クロスタウンモデルは、定番のビルケンソールは使用せず、どんな足場でも滑りづらく、しっかりと地面をグリップできる新たな仕様のアウトソールを搭載したモデルだ。通常のラテックスとコルクを混ぜ合わせた原料を、ウレタンゴム製のアウトソールの型に直接注入してフットベッドを成形。アウトソールには熱を帯びた地形でも対応できる、熱可塑性ポリウレタン樹脂を使用した3層構造を採用している。
