1978年の誕生以来、BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)の定番モデルとして愛されるBOSTON(ボストン)。今回は、250年の歴史の中で数々のアーカイブを生み出してきたビルケンシュトックの、アイコンシューズでもあるボストンが愛されている理由とその特徴、アッパー素材の種類までを細かく紹介!
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ビルケンシュトックが築き上げてきた歴史
ビルケンシュトックは250年近くの歴史を持つ老舗ブランドで、世界で最も歴史のあるシューメーカーの一つである。250年ともなると文書やコレクションなどの資料が残っていないため、その起源も曖昧であるが、1774年にヨハン・アダム・ビルケンシュトック(Johann Adam Birkenstock)が、ヘッセン州ランゲン・ベルクハイム市の教会の公文書に「臣民の靴職人」として登録されたことが起源とされている。しかし現在残っている文献の中には、その後の122年間の記録が一切残っていない。
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その後、1896年に創立者のヨハンの孫で、ドイツの国家資格の一つである「シューマイスター」を所持するコンラート・ビルケンシュトック(Konrad Birkenstock)が、ドイツ・フランクフルトに2軒の靴専門店をオープン。世界で初めて、柔軟性のあるフットベッド(インソール)の製造と販売を始めた。これが現在の「ビルケンシュトック」ブランドと、同社の靴の最も大きな特徴であるフットベッドの前身となっている。
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