昨今、ブームが再燃しているウルフカットのアレンジ版として、若者を中心に人気を博している“ウルフパーマ”。旬な雰囲気を簡単に手に入れられるのは言うまでもなく、その長さやパーマのカールの強さによってジェンダーレスな印象からワイルドな印象まで幅広く楽しめるのが魅力だ。今回はそんな「ウルフパーマ」をテーマに、ヘアスタイル事例&スタイリング術を紹介していく。
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ウルフパーマとは?
ウルフパーマとは、その名の通りウルフカットにパーマを施した髪型のこと。長さやパーマの種類など、とくに決まった定義がないため、自分が狙っている雰囲気に仕上げやすいのが特徴だ。たとえば、流行りのマッシュウルフに緩めのパーマを合わせればジェンダーレスな髪型になり、ショートウルフに平巻きで強めのパーマをかければ毛束が大胆な男らしいを楽しめる。つまり、レングスやパーマの種類・強さによって無数の選択肢があるため、思うままに個性を演出できるのだ。
ウルフパーマでトレンド感全開に!おすすめのヘアスタイル10選&スタイリング術
ここではパーマをアクセントにしたウルフスタイルを紹介する。ウルフカット以外のトレンド要素も含めたヘアスタイルが多いので、トレンドに敏感な方でも満足すること間違いなし。パーマを活かすスタイリング術も解説するので参考にしてほしい。
ウルフパーマ おすすめ①「ふんわりとしたボリューム感とシャープな束感が印象的なフェザーウルフ」
ミディアムレングスにソフトツイストパーマをかけて適度にボリューム感を生み出したフェザーウルフ。細かい毛束が重なり合ってエアリーな質感を作り上げているのが特徴だ。また、柔らかみがある色味を合わせて抜け感をプラスしているのもポイント。ウルフカットと細かい束感による攻めた感じがまとまっているので親しみやすさがバッチリだ。基本的には前髪が重くならないように片側に流して爽やかさを出すのがおすすめ。
▶︎スタイリングのポイント
パーマの質感を活かすように軽く握ってボリュームを出すように乾かそう。この際に頭皮にも軽く熱を当ててしっかりと乾かすのを忘れないようにするのが大切。仕上げは操作性が高くてホールド力もあるヘアワックスを使い、毛束を細かく散らすようにシルエットを作り上げよう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「OCEAN TRICO(オーシャントリコ) ヘアワックス エッジ シャープ×キープ」
ウルフパーマ おすすめ②「ミディアムマッシュウルフ×波打ちパーマで大人スタイルに」
ウルフカットの男らしさをアクセントにした大人ミディアムスタイル。マッシュのスタイリッシュさとスパイラルパーマをかき分けた前髪がインテリジェンスな雰囲気を醸すのが魅力的だ。最近のトレンドであるウェーブ状のパーマやマッシュウルフ、それに前髪アレンジも加わっているので洒落感はバッチリ。またトレンド要素が強いのにも関わらず大人のメンズにもハマりやすいのがポイントだ。
▶︎スタイリングのポイント
トレンド要素タップリのヘアスタイルだがスタイリングは簡単。強めのパーマによって動きとボリュームが生まれているので、それを活かすように軽くサポートするだけ。根元を乾かした髪の毛先中心にヘアムースを揉み込み、そのまま自然乾燥させれば完成だ。最初に乾かす際に毛先の水分まで飛ばしすぎてしまうとカールが緩くなりやすいので、毛先は湿っている状態をキープしよう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「UEVO(ウェーボ) スプリングパフ 」
ウルフパーマ おすすめ③「セットしてないような自然さが魅力のウルフパーマ」
少し長めのショートレングスをニュアンスパーマで緩い雰囲気に仕上げた。肝心のウルフ要素はレイヤーを軽めにし、襟足に少し重さを残して落ち着かせたのがポイント。ナチュラル感を出すためにヘアカラーを暗くしているので髪の量感次第では重い印象になってしまう。したがって前髪を軽くして爽やかさと軽さを演出するのが全体バランスを取るカギになる。シンプルなデザインだからこそアレンジがきくので、ヘアスタイリングを楽しみたい方にもピッタリだ。
▶︎スタイリングのポイント
髪がうまく収まるように乾かしたらソフトワックスを使って自然に仕上げる。ボリューム出しやカールを際出せようとするのではなく、くせ毛のように無造作な質感にするのがコツだ。スタイリング剤で作り上げたような質感は不必要なので、ヘアワックスはごく少量でOK。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「DEMI(デミ) ウェーボ デザインキューブ エアルーズワックス」
ウルフパーマ おすすめ④「メッシュとランダムな動きのパーマで遊びをきかせたアクティブウルフ」
パーマを無造作にかけて遊びタップリに仕上げた快活な印象のウルフスタイル。ボリュームを軽めにし、パーマのふんわりとした質感を際立たせたのが特徴だ。また部分的にメッシュを加えて立体感を出したのもアクティブな印象作りに役立っている。ベースカラーも少し明るめにしてメッシュを浮かせないようにするのがおすすめ。
▶︎スタイリングのポイント
エアリーに仕上げるために空気を含ませるようにドライヤーで乾かそう。時折髪を上から掴むようにクシャクシャと揉み込むのが質感作りにおすすめ。スタイリング剤は柔らかめのヘアワックスを使ってパーマの持ち味を活かそう。もしパーマとカラーリングによって髪のダメージが目立つなら、ヘアオイルを馴染ませてからセットするのがいいだろう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「ナカノ スタイリング タントN ワックス 3 ライトハード」
ウルフパーマ おすすめ⑤「強めパーマで存在感と個性をアピールしたマッシュウルフ」
大胆なパーマワークと襟足まで伸ばした髪のシルエットで個性的な雰囲気を醸すヘアスタイル。定番になりつつあった重めのマッシュウルフにアレンジを加えて洒落感をプラスしたのがポイントだ。全体的に強めのパーマをかけて黒髪でも軽さを感じられるようにし、前髪に透け感を出してライトな印象にしたのが今風のトレンド。旬の要素を含んだ一味違うマッシュウルフを求める方にピッタリだ。
▶︎スタイリングのポイント
パーマのカールを最大限に活かすためにハーフドライの状態でスタイリングしよう。最初にタオルでしっかりと水気を取ったらグリースを満遍なく揉み込む。スタイリング剤をつけすぎたり、髪の水分が多く残りすぎていたりするとせっかくのふんわり感が損なわれてしまうので注意。とくに前髪は透け感を出すためにスタイリング剤の量に気をつけよう。