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イタリアのおすすめジャケットブランド③BOGLIOLI(ボリオリ)
130年にも及ぶ長い歴史を持つイタリアの老舗ブランドBOGLIOLI。芯地を抜いた軽くて柔らかなジャケット作りに強みがあり、アンコンジャケットブームを巻き起こした立役者としても有名だ。また、洗い加工や製品染めもこのブランドの十八番で、独特な表情を見せるソフトな質感が魅力的だ。歴史が長いだけあって名作も多く「Kジャケット」や「ドーヴァー」「コート」といったモデルは、イタリアだけでなく世界中で愛されている不朽の名作。イタリアらしいエフォートレスなフィッティングのジャケットが欲しいという方は、BOGLIOLIのアイテムを探してみてはいかがだろうか?
現在は自身の新ブランドTHE GIGIを立ち上げた、BOGLIOLI創業者の一族であるピエルイジ・ボリオリ氏。もともとBOGLIOLIでデザイナーを務めていたが、兄のマリオ氏とともに新境地を開拓するべくTHE GIGIを創業した。絶妙に肩の力が抜けたリラックス感のある着こなしに定評があり、キメすぎずハズしの効いた装いで毎回ピッティウオモでも注目を集めている。
イタリアのおすすめジャケットブランド④CIRCOLO1901(チルコロ1901)
昨今のビジネスウェアにおける大きな潮流として各方面で取り上げられている、ファンクショナルなアイテム。ジャージーやスウェットなどの柔らかな素材を用いたストレッチ性のあるジャケット・スーツもその内の一要素であり、そんなソフトな素材のアイテムを語る上でCIRCOLO1901は外せない存在だ。あくまで仕立てはテーラードでありながらスウェット素材を使ったジャケットは、CIRCOLO1901から提案された当時、業界に大きな衝撃を与えた。その素材使いだけでも唯一無二の存在感を放っているが、さらに特筆すべきはプリント技術。まるで織りによって生み出された柄かと見紛う精巧に施されたプリントは、他の追随を許さない完成度を誇る。
CIRCOLO1901のオーナーであるジェラルド・ダルジェーニオ氏。今ではブランドの顔となったスウェット素材のアイテムは、ジェラルド氏が20年にわたって勤めていたテキスタイルメーカーS.G.L.社で彼が面白半分で提案したものが話題を集め、2009年にブランドとして始動したというエピソードをバックグラウンドを持つ。彼が下のスナップで着用しているチェック柄のジャケットももちろん、スウェット素材に柄をプリントしたものだ。
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