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ボンバージャケット コーデ【B-3系とMA-1系に分け、その歴史、大人らしく着こなすヒント&おすすめモデルを紹介】

ボンバージャケット コーデ【B-3系とMA-1系に分け、その歴史、大人らしく着こなすヒント&おすすめモデルを紹介】

爆撃機の搭乗員が着用する装備として開発され、今ではファッションシーンで定番品となっているボンバージャケット。軍服としては幾多のモデルが登場してきているが、ファッションシーンでは、B-3とMA-1を意味する場合が多い。今回は、そんなボンバージャケット二大モデルが歩んできた歴史、コーデ事例と併せて大人がお洒落に着こなすためのヒント、おすすめモデルを紹介する。

ボンバージャケットとは?レザー素材の「B-3系」とナイロン素材の「MA-1系」に大別される軍服由来の短丈アウターの総称

ボンバージャケットとは、高高度を飛行する航空機の搭乗員が寒さから身を守るために着用した短丈の防寒用フライトジャケットである。第二次世界大戦において、米国陸軍航空隊で爆撃機クルーの装備として広く採用された歴史を持つ。

B-3は1930年代に登場したモデルで、外側にシープスキン、内側にムートンを配した高い防寒性が特徴だ。当時、爆撃機のコックピットは開放型となっており、気温がマイナス30度近くまで低下することもあったので、それに対応する仕様となっている。

写真:akg-images/アフロ

その後、コックピットの密閉化や航空機のジェット化が進むにつれ、軽量性と可動性といった機能がより重要に。環境の変化に応じて素材はレザー→コットン→ナイロンの順に移り変わり、その流れの中でMA-1が誕生した。

写真:Ullstein bild/アフロ

ボンバージャケットの文化史余剰物資が民間に流通し、スティーブ・マックイーンが映画で着用するなど大衆文化を通じて日常着へ

戦後、軍の余剰物資が大量に民間へ流通。B-3やMA-1を含むフライトジャケットも例外ではなく、高い耐久性と実用性が評価され、日常着として浸透した。

現代に続くボンバージャケットの文化的な象徴の一つが、俳優スティーブ・マックイーンが名作映画で着用し、軍服由来の武骨なスタイルを体現したことだ。彼は『戦う翼』でB-3をまとい、過酷な環境に立ち向かう航空兵の姿を描いた。

写真:Newscom/アフロ

その後『The Hunter』ではMA-1を着用し、軽快で都会的なミリタリースタイルを披露。このように、ボンバージャケットは戦後の物流構造と大衆文化の変化を背景に、軍用装備から一般人のワードローブへと位置付きを変えていった。

写真:PictureLux/アフロ

ボンバージャケットの現在地B-3のヘリテージ性とMA-1のモダン性が作る二つの潮流

現在において、B-3とMA-1はどちらも多様なモデルが展開されている。オリジナル仕様に近い武骨なモデルから、モードブランドが再構築した個性的なモデル、ファストファッションブランドが展開する手に取りやすい価格のモデルまで幅が広く、性別やスタイルを問わず着用されている状況だ。

その中でもB-3は、レザーとムートンを組み合わせた重厚感のある佇まいがヘリテージ志向の装いと馴染みやすく、RRLやバズリクソンズのように、ヴィンテージアイテムを独自の視点で再構築するブランドがラインナップに加える例が多い。

一方のMA-1は、軽量なナイロン素材とシンプルなデザインが都市生活と親和性を持ち、ストリートからモードまで幅広いブランドがリリースしている。ラフ・シモンズが2001年秋冬コレクションで発表したMA-1が二次流通市場にて高額で取引されている事例はその象徴だ。

写真:Fashion Anthology/アフロ

ここまでは、その歴史や文化的背景などを紹介したが、ここからは実際の着こなし事例とおすすめモデルを紹介。B-3とMA-1はいずれも軍服由来のブルゾンであり、カジュアルな印象が強いので、大人が着用する際はその武骨な印象を引き立てつつクリーンに取り入れたい。そんなボンバージャケットを大人らしく着こなすヒントを解説する。

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