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「スーツの中にタートルネック」ドレスコードの線引き & おしゃれなコーデ術

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「スーツの中にタートルネック」ドレスコードの線引き & おしゃれなコーデ術

今回はスーツにタートルネックを合わせた注目スナップと共に、着こなしの素朴な疑問やおしゃれに見せるコーデ術、スーツに合うおすすめのタートルネックニットを紹介していく。

監修
麻布テーラーディレクター / 日本フォーマル協会認定講師上月剛さん

1972年生まれ。トレンドを加味した麻布テーラーの商品企画を統括。毎シーズン、ピッティウオモに赴く他、最新トレンドを多角的に分析し、そうして得た知見をリアルクロージングに取り入れる。各種メディアや企業にて、クラシックとモダンが交差するテーラードの今を伝える。また、2023年から日本フォーマル協会認定講師として、1級(ゴールドライセンス)の講師を務める。

ドレスコードの達人が素朴な疑問に回答①「スーツの中にタートルネック」シーン別のOK / NGの線引きは?

一般的にタートルネックのニットはカジュアルな服装に合わせるアイテムとして認知されている。そのため「スーツにタートルネックを合わせた着こなしは、着る場所によってはマナー違反になるのでは?」と疑問を持たれた方は少なくないはず。そんな悩みを解消するため、麻布テーラーのディレクターであり、日本フォーマル協会認定講師を務める上月 剛さんに話を伺った。

上月さん
手持ちのスーツのインナーを変えるだけで、リラックス感とこなれ感もプラスされて、スーツの着回し術として注目されています。スーツだから安心というわけではなく、着用するシーンにおいては、避けた方が良い場合もあるスタイルでもあります。下の表にシーンごとの例をまとめたので、ご参考にしてみてください。
スーツにタートルネックニット
【シーン別〇×】
結婚式の2次会
スマートカジュアルがドレスコードのパーティー
平服指定のパーティー
高級レストランのディナー
ジャズライブ
同好会
就職活動 ×
冠婚葬祭 (結婚式、葬儀・告別式、成人式など) ×

ちなみに、東京都内の高級レストラン・ミシュランレストランのドレスコードは「スマートカジュアル」であることが多い。

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ドレスコードの達人が素朴な疑問に回答②ビジネススタイルでスーツにタートルネックはあり?

昨今の日本のビジネスシーンでは「オフィスカジュアル」や「ウォームビズ」が浸透し、スーツの中にタートルネックを合わせるコーディネートが容認されてきているものの、あくまでも相手に対して失礼に当たらないようTPOをわきまえることが重要だ。

上月さん
ビジネスでは、スーツにタートルネックニットの合わせが、適切かどうか見極めが難しいシーンもあります。例えばプレゼンテーションの場面なら、服装規定が緩いとされる業種だとしても、プレゼン先のクライアントの会社イメージや提案内容によっては、スーツにタートルネックは避けてタイドアップした方が良い場合もあります。

プレゼンテーション以外にも、会議や会食といったシーンでの身だしなみも悩ましい。

上月さん
会議や会食に関しては、シーン次第でもあります。タートルネックではなくドレスシャツにネクタイを締めるのが無難でしょう。例えば、取引先との会食シーン。相手先の方が、かっちりタイドアップしたスーツで登場したとします。あなたの役職・年齢・立場が彼(彼女)より下の場合、スーツにタートルネックの着こなしで臨むのが失礼なのは容易に想像できるのではないでしょうか。

ドレスコードの達人が素朴な疑問に回答③そもそも「ドレスコード」とは?

本記事のテーマである「ドレスコード」という言葉の意味やニュアンスを理解しておくと、適切な服装を考える上での一助となるのではと考え、上月さんにご解説頂いた。

上月さん
ドレスコードの「code」とは「規約や慣例」のことを意味します。ドレスコードとは「服装の規約や慣例の暗黙のルール」のことです。一般的には冠婚葬祭やパーティー、公式行事など、その場にふさわしい服装のマナーのことを総じてドレスコードという言葉が使われています。その場の雰囲気を損なわないために、場所や時間帯に応じた服装が出来るようにとの配慮から生まれたものです。

ドレスコードの意味としては、上月さんにご解説頂いた通り。ルールとしてかっちり決まっていれば悩まないのだが、慣例や暗黙の了解といった人によって解釈の幅がある側面もあるため、なかなかに難しいものだ。

上月さん
ちなみにドレスコードに近い言葉で、VANの創業者である石津謙介氏が作った言葉(日本語)の「TPO」があります。「Time (=時)」、「Place(=場所)」、「Occasion(=場合)」に応じて服装を使い分ける事、「時と場、場の趣旨、その場に集まる人々に配慮した服装を心掛けましょう」というようなニュアンスと私は捉えています。
上月さん
個人的に、現代に求められているドレスコードとは、“ドレスコードという論理”と“パーソナリティという感性”を融合したスタイルだと考えています。ルールを守りつつも、各々の個性を発揮して格好良いスタイルを目指して欲しいと思っています!

続いては、OTOKOMAE 編集部おすすめの注目スナップと共に、着こなしポイントを紹介していく。

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