猫背・胴長・O脚といった難あり体型のせいか、100%満足するスーツにはいまだ出会えていないというOTOKOMAE編集スタッフN。「スーツ泣かせの体型なのはわかってる…でもこだわりもかなえたい!」今回はそんなわがままな編集スタッフNのオーダー体験を紹介!
理想のオーダースーツを作るなら、聞き上手な腕利きスタッフがいるテーラーを選ぶのが鉄則!
スーツをオーダーする際は、フロントで接客してくれるスタッフの能力が最重要と言っても過言ではない。我々消費者はスーツをオーダーするプロではないので、ニーズをうまく聞き出した上でスーツに反映してくれるスタッフがいる店を選ぶのが肝心。編集部Nが駆け込んだのはハケット ロンドン 銀座店。編集部Nが指名したのは、パーソナルオーダーをメインに担当するアシスタントマネージャーの齋藤氏(以下ハケット ロンドン 齋藤氏)。説得力のあるトークとかゆいところに手が届く提案で、顧客のニーズをばっちりかなえるスーツを仕立ててくれる腕利きとして人気を集める頼れるスタッフだ。
OTOKOMAE編集部N
前回のインタビューではありがとうございました。あの取材を通して私も実際にオーダーしたい!と思ってから月日が経ち…気付いたらハケット ロンドン 銀座にいました(笑)。本日はよろしくお願いいたします。
ハケット ロンドン 齋藤氏
ありがとうございます、満足していただけるスーツ一緒に作っていきましょうね。まずは生地とベースとなるモデル選びからはじめましょう。
ハケット ロンドン 銀座なら「生地選び」からモダンブリティッシュのムードを楽しめる!
OTOKOMAE編集部N
生地のバリエーション豊富ですね。無地はもちろん、英国クラシックのムード漂うグレンチェック、ヘリンボーンまで揃っていて、見てるだけでワクワクします。
ハケット ロンドン 齋藤氏
百貨店で取り扱うようなメジャーブランドから英国本場のファブリックブランドまで豊富に揃えています。ある程度イメージを伝えて頂ければ、いくつかオススメの生地をご提案させて頂くことも可能ですがいかがでしょうか?
OTOKOMAE編集部N
今回はストイックなスタイルのスーツが欲しいと思ってまして、無地ベースでチョイス出来ればと考えています。これからの季節を考えると秋冬用の生地が良さそうですが、欲を言えばロングシーズン着られるとベストです…
ハケット ロンドン 齋藤氏
となると、この辺がしっくり来そうですね。パラパラとめくってみて、直感でいくつか候補を選んでみてください。
オススメされた生地見本をめくり、直感的にとある生地を選んだ編集部N。
OTOKOMAE編集部N
この生地、ドライなタッチとテクスチャーがグッときました!ロングシーズンで使えそうな厚みも良いですね。
ハケット ロンドン 齋藤氏
これはダグデイルという英国ブランドのファブリック。密度が高く、ハリのある表情が特徴で、スーツスタイルが英国らしい精悍な印象に仕上がります。シャークスキンならではの艶っぽくなり過ぎないドライな表情は、ビジネスシーンにも最適。グッドチョイスだと思いますよ。
割とあっさりと生地選びを終えた編集部N。色はグレーをチョイス、同じ生地の中でも明るさなどのトーンを選べるのが嬉しい。
ハケット ロンドン 齋藤氏
シワの無いパリッとした見た目で英国らしい精悍な印象を与えるスーツを仕立てたい方には、ダグデイルの生地がピッタリ。ロゴデザインがスタイリッシュなのも魅力のひとつです。
生地のラベルは裏地に貼り付けられるが、あえてポケットの中に隠す仕様を選ぶことも英国流だ。
2/5GO TO NEXT PAGE