ビームスF 西口 修平氏がトレンド解説! 秋冬シーズンのドレススタイルをスタイリッシュに装う5つの術とは!?

Share

3 ページ以降を表示しています。

元のページを表示
ビームスF 西口 修平氏がトレンド解説! 秋冬シーズンのドレススタイルをスタイリッシュに装う5つの術とは!?

トレンド解説②「噂の“ユルい着こなし”をイマっぽく仕上げるには、アウターとパンツのバランスがカギ!?」

数年前のスキニーブームが過ぎ、今シーズンはオーバーサイズなどのユルさのある着こなしがトレンドに。しかし、文字通りアイテムを“ユルく”着こなすだけでは野暮な印象を与えてしまうのがこの流行の難しいところ。ユルさを上手に取り入れるには、あるポイントを意識するのが重要だと西口氏は語る。

ビームスF 西口 修平氏
ここ近年で注目を集めている少しユルいバランス。実はこのトレンド、今シーズンのドレススタイルで浸透しているのは、極端に言うとアウターのシルエットとパンツの腰回りだけなんです。では数年前と比べて、具体的にどう変化しているのか。それぞれ私の視点からポイントをお伝えします。

現代的なユルい着こなしを表現する術「アウターはオーバーサイズ&膝下のロング丈がイマっぽい!」

ビームスF 西口 修平氏
アウターのシルエットは裾広がりのAラインが主流です。レングスはヒザ下のロング丈、つまり100cmオーバーが狙い目ですね。そんなアウターを少し肩に丸みのあるユルいバランスで羽織るだけで、グッとイマっぽい着こなしに仕上がります。

例えばこんなコーデ…
オーソドックスなグレースーツに膝下ロング丈のウールトレンチコートを羽織ったコーディネート。コートの重厚なウールファブリックと綺麗なAラインのユルいシルエットバランスによって、王道スタイルをより洒脱な印象へとアップデートしている。

2018/19AW注目のロング丈コートはコレ!「GRENFELL(グレンフェル)のコーデュロイトレンチコート」

100年以上の歴史を持つ老舗アウターブランド「GRENFELL(グレンフェル)」。クラシックスタイルを熟知した確かなモノ作りによって、業界からも高い評価を得ている。

ビームスF 西口 修平氏
数年前までは、割とタイトなフィッティングで膝上丈のコートが主流でしたが、クラシック回帰が注目を集めるここ数年で、コートも本来のダボっとしたサイズ感とロングレングスに寄ってきました。ミリタリー系のアイテムも同じ流れ。今シーズンは、そんなトレンドを色濃く反映したコレクションをビームスで展開出来ていると思います。そんなコレクションアイテムのひとつが、こちらの重厚なコーデュロイ生地を採用したトレンチコート。バックルやボタンなど、細部のディテールまでこだわった逸品です。

お問い合わせ:03-5220-8686(ビームス ハウス 丸の内)

現代的なユルい着こなしを表現する術「パンツは腰回りをユルく穿くのが今シーズンのお約束!」

ビームスF 西口 修平氏
パンツにユルさを取り入れるのは、腰回りだけですね。腰にどれだけゆとりがあっても、裾幅は数年前とほぼ同じ。18cm前後のものがほとんどです。そして数年前から密かに出てきているベルトレスパンツも、今シーズンは注目されるのではないでしょうか。上記で紹介したような、サイドアジャスターでウエスト調整するパンツなどは各ブランドから一斉に展開されています。

例えばこんなパンツ!「PT01(ピーティーゼロウーノ)のベルトレスパンツ」

COVER社が2008年に立ち上げたパンツ専業ブランド「PT01(ピーティーゼロウーノ)」。美脚を演出するシルエットとトレンドの最先端を行くコレクション展開で絶大な人気を集めている。2018SSからは、ファッションスナップでもおなじみのドメニコ・ジャンフラーテ氏がディレクターに就任し、益々勢力を拡大中だ。

ビームスF 西口 修平氏
グルカパンツのような前立て仕様が特徴のベルトレスパンツです。ドレッシーなムードを高める2プリーツのディテールもグッド。ゴールドのバックルがクラシックのテイストを後押ししています。

お問い合わせ:03-5220-8686(ビームス ハウス 丸の内)

4/7GO TO NEXT PAGE
Follow us !

会員登録して
OTOKOMAEメールマガジンを受け取ろう

会員登録する

OTOKOMAE 公式 Instagram スナップ