
白シャツといえば、メンズの着こなしに清潔感を演出してくれる定番アイテムのひとつだ。とはいえ、何も考えなしに白シャツを羽織るのは危険。シルエットがぼやける膨張色であり、学生の制服やビジネスウェアにも採用されるアイテムのため、着こなし方を間違えると一気に野暮ったい見た目になる恐れがある。今回はそんな「白シャツ」をテーマに、大人が参考にしたいメンズコーデを紹介しながら、着こなしのコツやおすすめアイテムを紹介!
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モテる大人のメンズコーデに白シャツは不可欠!ベーシックだからこそ着こなし方で差をつける
スーツスタイルやジャケパンコーデにおいて活躍するのはもちろん、一枚使いのカジュアルな装いにもうってつけの白シャツ。どんな色のアイテムとも合わせやすく、かつ清潔感のあるルックスが万人から人気を集める理由だ。「通る電車。白シャツぎつしり充ちて過ぐ」と詠んだのは俳人の山口誓子。この詩からも分かるように、白は間違いがないという理由で日本のビジネスマンがもっとも好む色でもある。そんな誰もが身につける白シャツだからこそ、ちょっとした着こなしのアレンジやアイテムのディテールで他と差をつけていきたいところだ。
白シャツ着こなしポイント①「正しい白シャツ着こなしは首周りと裄丈のマイサイズを知ることから!」
当然のことだが、周りに好印象を与える白シャツの着こなしを実現するには、正しいサイズを選ぶことが重要だ。特に重要視したいのは「首回り」と、首の付け根から袖先までを測った袖の長さの「裄丈(ゆきたけ)」。それぞれ実寸に2cmプラスした寸法の白シャツを選ぶのが理想と言われている。基本的にこの2つの理想の寸法を把握しておけば、白シャツ選びで失敗するリスクを大きく減らせるだろう。
白シャツ着こなしポイント②「タックアウトの着こなしでは着丈が長過ぎないシャツを選ぶ」
白シャツをタックインする際は動きのあるシルエットやウエストにタマリを作りやすいそれなりの着丈が必要だが、タックアウトで着こなす際は着丈が長過ぎないシャツを選ぶのが得策だ。ワイドパンツやバギーデニムなどワイドレッグのボトムスを合わせるにも、スリムテーパードのスラックスやスリムフィットのボトムスを合わせるにも、タックアウトしてスマートな印象を作りやすいのは断然ショート丈だ。
白シャツ着こなしポイント③「シャツの顔となる襟型にこだわりを!リゾート感を演出するならオープンカラーをチョイス」
シャツは襟型のデザインで表情が大きく異なる。襟型にこだわることで周りから頭ひとつ抜けた白シャツコーデを実現しよう。例えば、白シャツでリゾート感を演出するならオープンカラーを選ぶのが有力な選択肢になるだろう。胸元に開放感が生まれてリラックスした雰囲気を演出できる。ノーネクタイのシャツ着こなしがイマイチ決まらないと悩むオトナ男子にもおすすめの襟型だ。
白シャツ着こなしポイント④「旬にキメるならレギュラーカラー!ストリートをはじめとしたカジュアルコーデなら半袖を選ぶのも良し」
白シャツコーデをトレンド感たっぷりにキメるなら、レギュラーカラーを迷わずチョイス!さらにストリートやモードなニュアンスをプラスしたカジュアルコーデを狙うなら、オーバーサイズやドロップショルダーの半袖タイプを選ぶのも良いだろう。定番の白Tシャツや白のタックトップとのレイヤードもサマになり、さりげなく旬な要素をコーデに取り入れられること間違いなし。
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