ビジネスからカジュアルまで活躍するコートの定番ステンカラーコートは、着こなし方でセンスの差が如実にあらわれる。今回は既にステンカラーコートを所有されている方なら即実践できるコーディネート術を軸に、海外の洒落者が実践しているおしゃれ感を出す5のテクニックを紹介!
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襟を立てて小顔に見せる!
ステンカラーコートはそのアイテム名の通り“襟”が特徴的なアウターだ。後ろ襟が高く、前に向かって下がるように折り返る一枚襟の設計になっているため、襟を立てて着用した着こなしが自然でサマになりやすい。襟を立てて着用すると顔まわりに立体感が生まれ、顔への視線が分散されるため小顔効果を期待できる。
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パーカーを合わせて顔まわりに立体感をプラス!
上で紹介した襟を立てた着こなしと同じく、頭身バランスの良いスタイリッシュなコーディネートを実現する手段のひとつとして洒落者が実践しているのが「ステンカラーコート」×「パーカー」のレイヤード。ステンカラーコートの高い襟腰によってフードの立ち上がりが良くなり、顔まわりにイイ感じの立体感が生まれる。
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デニムジャケットをインナーに仕込んで上級者的なレイヤードコーデを実現!
次にピックアップしたのがデニムジャケットのインナー使い。“上品でロング丈のステンカラーコート”と“ラギッドでショート丈のデニムジャケット”という見た目とテイストのコントラストが効いたアウター同士のMIX感が、冬コーデのおしゃれ偏差値を引き上げる。ステンカラーコート×デニムジャケットで着こなしの存在感は十分出るため、他の組み合わせるアイテムはシンプルにまとめるのが成功のコツ。
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モノトーンの着こなしで都会感UP!
フロントを閉めるとボタンが隠れる比翼仕立てで、洗練された印象を与えるステンカラーコートの魅力を際立たせるシンプルなモノトーンのコーディネート。コートからインナーのニット、ボトム、シューズまで全てモノトーンに統一することで、都会的な大人の洒落感ただようコーディネートが実現可能だ。洒落感を出すポイントは、オールブラックで決め込まず、下のスナップのように黒以外のホワイトやグレーの無彩色を適度に取り入れて単調な見た目を回避すること。気張らないけれど洗練された雰囲気のある都会派のステンカラーコートコーデが完成する。
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ニット肩掛けでヨーロッパのシティボーイ感のあるスパイスを
日本では一時期プロデューサー巻きなどと揶揄されていたニットの肩掛けスタイル。この数年で海外の洒落者たちがこぞって取り入れはじめた影響から、洒落者の間では「おしゃれなシティボーイの着こなしテクニック」のひとつとして受け入れられている。そんなニットの肩掛けの着こなしはステンカラーコートと好相性。襟のまわりに沿うようにニットを肩掛けできるため、イイ感じにシルエットがまとまりやすい。
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