今回は「ボアブルゾン」にフォーカスし、着こなしのコツと注目のスタイリング、おすすめアイテムを紹介!
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イマ注目度が上昇中!ほっこりとしたルックスと防寒性が魅力のボアブルゾン
ほっこりとしたキメ感のない素朴な表情と防寒性、保温性に優れた特徴を備えるボアブルゾン。アウトドアファッションが注目を集めているこの数年は、特に人気が高く各ブランドから様々なモデルが展開されている。とりわけドロップショルダーのルーズフィットやオーバーサイズのタイプはトレンド感があり、エフォートレスな着こなしにも絶好だ。
色味はベージュやキャメル、アイボリーなど羊毛に近いナチュラルカラーが定番だ。モードでアーバンな着こなしには不向きだが、あえてエッジを効かせないハズし的なアプローチでコーディネートに取り入れれば、ゆったりとしたシルエットでストリートっぽさや今っぽさを演出できる。
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ボアブルゾンを大人っぽく上手に着こなすコツとは?
ボアブルゾンを大人っぽくスマートに着こなすには、ルーズフィットやオーバーサイズなど今感のあるシルエットを選んだり、黒やグレー、ネイビーなどの都会的でスタイリッシュな色味のアイテムを取り入れるのが得策だ。特に人気を集めるpatagonia(パタゴニア)やColumbia(コロンビア)などのアウトドアブランドが展開する左胸に縦型チェストポケットを配したレトロなスタイルは、シルエットや色味に変化をつけるだけで印象を一新しやすい。
ボアジャケットは単体で存在感があるため、印象をリフレッシュする手立てがなければスタイリングのイメージが更新されず下手をすればオヤジ臭く見えてしまう。そんなイメージを与えるリスクを極力避けたいとお考えなら、ファッションブランドが展開するモディファイされたボアジャケットをチョイスするのがおすすめだ。
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ボアブルゾンを使ったコーデ事例を紹介!
ここからは、海外の洒落者が実践する注目のボアジャケット着こなしをピックアップ!
コーデ①「黒のボアブルゾンを取り入れモノトーンでまとめた都会的なアスレジャースタイル」
ボアジャケットの選択肢はこの数年でかなり幅が広がっている。その流れから、昨今ではMA-1やスタジャンといったスポーツやストリート的アプローチによるデザインとカラーリングのボアジャケットも高い人気を集めている。その代表モデルのひとつとして挙げられるのが、こちらのスナップで着用されているナイキの黒ボアジャケット。大きなスウッシュが大胆にあしらわれた存在感のあるデザインは、羽織るだけでコーディネートがキマることうけあいだ。
NIKE(ナイキ) ボアブルゾン
コーデ②「ボアブルゾンはダウンジャケットよりも長いスパンで着用できる防寒性と保温性を兼ね備えた優れモノ」
ボアブルゾンと並び、冬アウターの鉄板として人気を集めているのがダウンジャケット。一般的にダウンジャケットは冬の防寒アウターであり着用可能な時期は長くとも11月末から3月中旬くらいまでに限られるが、その点ボアブルゾンは肌寒さを感じる秋から冬への季節の変わり目から春先までの長いスパンで着用可能だ。またダウンジャケットと比べて購入しやすい価格帯のアイテムが多く、カラフルな配色でコーディネートのイメージを一新するのにもピッタリ。一軍アウターとしてはもちろん、コートやダウンジャケットを手に入れた後の次なる候補として購入を検討するのも良いだろう。
patagonia(パタゴニア) ボアブルゾン RETRO-X
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コーデ③「スタジャン顔のオフ白ボアブルゾンにベージュタートルネックとストライプ柄グレースラックスを組み合わせキレイめでスポーティな装いに」
スタジャンスタイルにアップデートされたクリーンなオフ白のボアブルゾンに、上品なベージュのタートルネックニットとスリムフィットのストライプ柄グレースラックスをコーディネート。ストライプ柄グレースラックスとナイキの”AIR MAX 1 PREMIUM SC W”の色味を同調させて馴染ませながら、キレイめでスポーティなスタイルミックスを完成させている。こんなデザインのボアブルゾンなら定番タイプとの差別化や、印象のリフレッシュにも最適だ。
Schott(ショット) ボアブルゾン
コーデ④「迷彩柄のボアブルゾンとプーマのハイカット白スニーカー”Aytao”でメンズコーデの印象をリフレッシュ」
コーデの軸を赤のタートルネックセーターとグレーのテーパードパンツでキレイめに構築し、迷彩柄ボアブルゾンとプーマのハイカット白スニーカー”Aytao”で印象をリフレッシュしたこちらのスナップ。ボンバージャケットスタイルと迷彩柄でこれまでのボアブルゾンとは一味違うルックスをモノにしながら、まるでスキーブーツのようなハイカットスニーカーの足元で新鮮味のある着こなしに。
FIRST DOWN(ファーストダウン) ボアブルゾン
コーデ⑤「MA-1型ボアブルゾンとワークテイストのワイドパンツを同系色でまとめカジュアルコーデ」
カラフルなチェック柄ボタンダウンシャツを黒ニットから僅かに覗かせ、MA-1スタイルのボアブルゾンと飛沫ペイントを施したワークテイストのワイドパンツをブラウン系でまとめたカジュアルコーデ。黒のニットやVANSの黒のオールドスクール、ボアブルゾンの黒ディテールをリンクさせてアウターとボトムスの色味に対比させ、足元からチラ見せした白ソックスでナードな雰囲気に。ほっこりともっさりを払拭することなくも両立させて、ダサ見えするか・しないかのギリギリでハズしを強めに効かせている。
B:MING by BEAMS(ビーミング by ビームス) ボアブルゾン
コーデ⑥「ベージュとキャメルの切り替えデザインがリッチなボアブルゾンで冬のカジュアルコーデを差別化」
品の良さとリッチさを兼ね備えたベージュとキャメルの切り替えデザインのボアブルゾンを主役に据え、冬のカジュアルコーデを差別化。アウトドアにもストリートにもカテゴライズされない、デザイン性の高いボアブルゾンをチョイスすることで新鮮味を獲得している。上半身の存在感を際立たせるために、ボトムスは主張の少ないダークトーンのスキニーパンツをセットして。
KANGOL(カンゴール) ボアブルゾン
コーデ⑦「ラグジュアリーなシアリングジャケットでボアブルゾンコーデを格上げ」
人気のラグジュアリーブランド”ロエベ”のシアリングジャケットをチョイスし、カジュアルなボアブルゾンコーデを一気に格上げ。シアリングジャケットのアクセントとなるブラウンのカーフスキンディテールにインナー使いしたタートルネックニットとアンクルブーツの色味を同調させて、エレガントさとリッチさが際立つ着こなしに。シルエットと色味との両面でメリハリで効かせた、ネイビージーンズの取り入れもナイス。
LOEWE(ロエベ) ボアブルゾン
コーデ⑧「オーバーサイズのボアブルゾンで冬のメンズコーデにトレンド感をチャージ」
黒のスウェットパーカーと人目を引くチェック柄パンツをコーデの軸に、オーバーサイズのボアブルゾンでトレンド感を注入。黒とグレーの切り替えが都会的なオーバーサイズのボアブルゾンなら、野暮ったく見えたりもっさり見える心配が少なく、今っぽさを演出するにももってこい。小手先のテクニックなしで、ボアブルゾンを上手にコーデに組み込めるだろう。