白+αの2色で構成されたシンプルな格子柄で、若々しさや明るさ、清潔感を演出する春夏スタイルの定番「ギンガムチェックシャツ」。スーツやジャケパンに取り入れてカジュアルなエッセンスをプラスするにも、主役としてカジュアルコーデを爽やかでキレイめに仕上げるのにも重宝し、オンオフ問わず使える汎用性の高さも大きな魅力だ。今回はそんなギンガムチェックシャツにフォーカスし、注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!
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ギンガムチェックとは?
ギンガム・チェック(gingham check)とは、ベースカラーの白と格子色の2色で構成された縦横一定間隔の格子柄。その名称の由来は、マレー語の「半開き」を意味する「Genggnag(ゲンガン)」であるという説や、フランスのブルターニュにある町「Guingamp(ガンガン)」にちなんで名付けられたという説がある。本来ギンガムは平織りの綿織物の一種を示す言葉でもあり、過去にはストライプ柄をギンガムと呼んだ地域もあるが、現在ではギンガム=チェック柄という認識が一般的だ。メンズのシャツやレディースのスカートに用いられることが多く、街中で見かけたことがある、もしくはギンガムチェック柄のアイテムを持っているという方も少なくないだろう。
ギンガムチェックシャツコーデを野暮ったく見せないためのコツとは?
2色構成で格子の縦横が等間隔のギンガムチェック。チェック柄の中でもシンプルで着回ししやすい柄ではあるが、シャツとして野暮ったさを感じさせないコーディネートを構築するには、印象の決め手となる配色と柄の大きさにこだわったアイテム選びが重要だ。一般的に柄の大きなものはベースカラーとなる白糸よりも色糸の主張が強くコントラストが効きすぎるため、キレイめかつ大人っぽく見せるのは至難の業。ルックス的にもカジュアル感が強く、カチッとしたスタイリングには不向きと言っていいだろう。一方、柄の主張が控えめでコントラストが効きすぎない細かなギンガムチェックなら、決して悪目立ちすることなくどんなアイテムとも相性バツグン。スーツやジャケパンに取り入れてイイ按配のカジュアル感をプラスするなら、柄の細かなギンガムチェックシャツが有力だ。もちろんドレッシーなスタイルのハズしのギミック、トリッキーな一手として柄の大きなギンガムチェックシャツもナシではないが、細かなギンガムチェックシャツの方が失敗なくスマートにまとまり野暮ったく見えてしまうこともない。
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