オールデン「986」が誇る他のコインローファーにない7つのこだわりとは?

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オールデン「986」が誇る他のコインローファーにない7つのこだわりとは?

オールデン「986」のこだわり3「まさに超絶技巧!ハンドスキンステッチによる極上のモカシン縫い」

サドルと並んで、「モカシン縫い」もローファーのアイデンティのひとつ。技術の良し悪しが如実に表れてしまうぶん、むしろサドルよりもモカシンの方が重要度は高いと言える。ひと口にモカシンと言っても、その手順や技法はシューメーカーによってさまざま。近年では機械縫いで仕立てるブランドも多いが、オールデンでは職人による「手縫い」で仕上げているのが特徴だ。それも、極めて難易度の高いスキンステッチと呼ばれる技術で縫製されている。

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スキンステッチとは、革の銀面(表面)から針を入れ、貫通させることなく中間層の中で針先をターンさせ、再び銀面から針を出して縫い進めるというもの。一般的なモカシン縫いのように革の表面から裏面へと貫通させながら縫い進めるのではなく、表面だけをすくい縫いしていくことで、立体的で表情豊かなモカを造形することが可能となる。ひと縫いするごとにテンションを加えられるため、機械縫いよりも堅牢性が高いのもメリットである。

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一般的にモカシン縫いとは、底から側面にかけて一枚の革を袋のように形成し、上から甲部分にU字の革を被せて縫い合わせるのが基本。手のひらを合わせるようにピッタリと2枚の革をくっつける「おがみモカ」や、甲部分の革をかぶせるように覆って縫い合わせる「かぶせモカ」などの方法が代表的だ。ところがオールデンの986は、2つの革を縫い合わせるのではなく、一枚革にU字のステッチを描いていく。つまり、プレーントゥの状態の革につまみ縫いを施すのである。これだけでも高度な技術を必要とすることは想像に難くないが、986のアッパー素材はコードバン。柔らかいカーフレザーと違い、繊維が緻密なうえに皮下組織に接する面が利用面となるコードバンの場合、その難易度はより高いものとなる。

針が入りづらいコードバンにスキンステッチを施せる職人はたったの2名

硬いコードバンの銀面から入れた針を裏へ出さないよう通すスキンステッチは、まさに超絶技巧。モカシン縫いの工程は木型に釣り込んだ状態で行われるわけだが、運針をほんの少しでも誤ると銀面を切ってしまい、吊り込みを含むそれまでの工程がすべて水の泡となってしまう。オールデンの工場でも、このスキンステッチが行えるのはたった2名の職人のみ。2本の針を用い、1足に小一時間ほどかけながらスキンステッチモカを施していく。選ばれた職人の卓越した手法によって波打つような紋様を表現し、986のアッパーに他にはない美が添えられているのである。

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オールデン「986」のこだわり4「高級感と経年変化を楽しめるダークバーガンディカラー」

986は、オールデンを代表するカラーでもあるダークバーガンディの色味も特徴。#8(ナンバーエイト)と呼ばれるこのカラーは、希少なオールデンのコードバンの中でも比較的入手はしやすい。濃く深いワインレッドはコーディネートにも取り入れやすく、コードバンの光沢感を味わえるのが魅力だ。

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ブラックカラーのコインローファー「987」も魅力的

デザインや仕様が986と同じ「987」は、ブラックカラーを採用したモデル。革靴の定番色とも言えるブラックだが、コードバンの場合、光と黒のコントラストが見事に高級感を演出する。王道のバーガンディではなく、あえてブラックをチョイスするのも一興だ。

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