オールデン「986」が誇る他のコインローファーにない7つのこだわりとは?

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オールデン「986」が誇る他のコインローファーにない7つのこだわりとは?

オールデンの986は、アメリカ靴のあらゆる意匠が注ぎ込まれたコインローファー。通常のローファーにはないコードバンならではの光沢感に加え、モカシンや底付けに独自の技法を採用している。今回は、そんなオールデンの「986」の魅力を紹介!

オールデンは最高級素材と職人技術で名を轟かせるアメリカ既成靴のトップブランド

オールデンは、1884年に米国マサチューセッツ州のミドルボロウで創業された老舗シューズブランド。カスタムメイドブーツや受注生産の紳士靴を製造する小さなメーカーとしてスタートしたオールデンは、上質な素材を用いたグッドイヤーウェルテッド靴を手がけることでアメリカに知れ渡るブランドとして成長していった。さらに、トラディショナルなシューズを作りながら、矯正靴の分野を開拓することで靴製造に革命をもたらしたことでも有名。現在では日本はもちろん、国際的に圧倒的な人気を誇るアメリカ既成靴の最高峰ブランドとしての地位を築いている。

オールデンが評価され続ける理由が、約200にも及ぶ熟練の作業工程。このブランドのグッドイヤーウェルテッドシューズは、アッパーに用いるレザーの厳格な品質チェックから始まる。自然光の元で傷や血筋の有無、力を加えてシワが入らないかどうかまで入念にチェック。社長自らが行う徹底した検査をクリアした素材のみを職人がカッティングし、アッパーレザーの縫い合わせや木型の吊り込みへと工程が進んでいく。縫製はミシンによって行われるが、そのミシンを操作するのは当然ながら人の手によるもの。長年の経験を積んだ職人の手によって、美しく縫われていくのだ。さらに、タンカーブーツやコインローファーもモデルに至っては完全なる手作業によって縫合。全ての工程に最高水準の技術を注ぎ込み、1足の靴を完成させるのである。

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オールデンのコインローファー「986」は一般的なコインローファーには見られないこだわりの意匠が随所に散りばめられている

986は、オールデンが展開するローファーモデル。切れ込みの入ったハーフサドルを甲部分に配した、一般的にコインローファーやペニーローファーと呼ばれる一足で、オールデンでは「Leisure Handsewn Moccasin(レジャーハンドソーンモカシン)」とも呼ばれている。最高級のホーウィン社製シェルコードバンをアッパー素材に採用しているほか、オールアラウンドグッドイヤー製法やダブルソールなど、一般的なコインローファーには見られないこだわりの意匠が随所にちりばめられているのが魅力。とりわけU字のスキンステッチモカはオールデンでも扱える職人が2名のみで、1針1針を手作業によって丁寧に施されており、他とは一線を画す美しい紋様が描かれている。

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オールデンのコインローファー「986」と「99162」の違いとは?

実は「986」は、本家米国で展開されているコインローファーの型番。日本専用の仕様として、「99162」の型番を持つコインローファーも展開されている。「986」も「99162」も、同じヴァンラストを採用。ただし、「99162」は甲の部分がやや長めで高めに設定されているのが特徴だ。どちらを良しとするかは個人の好みとするところだが、2018年6月現在のところネット通販をはじめとする市場の流通数は「986」のほうが多い。

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次のページでは、オールデン「986」に詰め込まれた注目のこだわりを7つ紹介!

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