
シャツコーデを男っぽい雰囲気に仕上げたい方にはボウリングシャツという選択肢がある。かねてよりボウリングシャツを展開してきたワークウェアブランドやカジュアルウェアブランドだけでなく、近年ではストリートブランドやラグジュアリーブランドからのリリースも増加。思いっきり武骨に着こなす、あるいはモード感を漂わせながら着こなす、どちらも◎ 今回はボウリングシャツの起源、着こなし、おすすめアイテムを紹介!
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ボウリングシャツの起源とファッションへの昇華の過程ボウリングシャツとは?
ボウリングシャツの起源は1950年代のアメリカのボウリングブームにある。社会人チームや学生チームのメンバーが、チーム名、地域名等の刺繍、あるいはワッペンが施されたシャツを、ユニフォームとして着用していたという。60年代に入ると、ボウリング自体の人気が若干低下し始め、ボウリングシャツも次第にファッションアイテムとしての地位を失いつつあったが、70年代に入り、当時のロカビリー、ロックンロールシーンでそのルードな雰囲気がうけ、再び注目を浴びることに。そこから有名ロックアーティストの着用によって人気に拍車がかかり、ファッションアイテムとしても受け入れられていった。
日本でも70年代に、ボウリングシャツはヴィンテージファッションとして人気を博した。そしてアメリカ同様にロカビリーシーンから強い支持を獲得。現代では、ヴィンテージマニアの間で当時のボウリングシャツが根強い人気を集めているのはもちろんのこと、様々なブランドから展開されており、幅広いファッションジャンルにおいて注目されている。
そんなボウリングシャツは、体に密着しないボックスシルエットとオープンカラーがベースの仕様。中には背面に動きやすいアクションプリーツが施されている場合も。それに加えて、背中に施されたチーム名やニックネームの刺繍、袖や前身頃のツートーン配色も特徴的で、ユニフォームらしさとレトロな雰囲気が共存している。現在では多くのブランドが独自にアレンジを加えてリリース。アメカジのみならず、ストリートからモードまで多くのファッショニスタが取り入れている。
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