
「定番の白やブルーはありきたり」、「モードな黒はキメ感が強くガラじゃない」とシャツの色選びで苦慮しているメンズは、アーシーなオリーブグリーンや渋い大人のモスグリーンなどの“緑系”に注目してみてはいかがだろうか。ポピュラーな色味ではないものの、着こなしのマンネリ解消や他との差別化を図るのに有力な選択肢となるだろう。今回はそんな「緑シャツ」にフォーカスし、参考となるメンズコーデとおすすめアイテムを紹介!
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緑シャツで他とは一味違うこなれたコーデを!
ミリタリーやワークの定番色であるオリーブグリーンのシャツは男らしさや骨太感と共鳴し、深みのあるモスグリーンは大人の渋みをアピールする緑シャツ。定番カラーとは一味違った印象を作れるため、個性を打ち出したり、ヒネリのあるスタイリングを表現するにも最適だ。下の画像のようにオーセンティックなネイビージャケットのインナーに取り入れて、ベーシックカラーのシャツでは得難いケミストリーを楽しんでみるのも面白い。
緑シャツにはどんな色が合う?
緑シャツには、無彩色である黒・白・グレーやニュートラルなアイボリーやベージュ系が好相性。次いでアースカラー同士の関係にあるブラウン、ノーブルなネイビーが合わせやすいとされている。逆に合わせにくいのは色相環で補食の関係にある赤系のアイテム。スパイスを効かせるために小面積で赤を取り入れる程度なら、おしゃれで垢抜けた印象に仕上げられるものの、コーデの構成を赤&緑でまとめ過ぎるとコントラストが強すぎてお互いの主張がぶつかり合うため、悪目立ちにつながってしまうため注意したい。
緑シャツを使ったコーデ事例5選!
コーデ①「緑シャツとベージュパンツを軸にネイビーのベルテッドコートの着こなしにアーシーなムードを演出」
相性の良い緑シャツとベージュパンツでコーデの軸を構成。ノーブルなネイビーのベルテッドコートをカジュアルでこなれた印象に仕上げている。キレイめな印象を作りながらも、かしこまった雰囲気や堅苦しさを感じさせないナチュラルな色味で大人の余裕を感じさせるスマートなスタイリングに。無造作にウエストをシェイプしながらシルエットに変化を加えた、コートのベルトのあしらいも見逃せない。
JAMES PERSE(ジェームス パース) 緑シャツ
コーデ②「チェック柄の緑シャツとブルーのスリムテーパードジーンズでアメカジスタイルを意識した装い」
ピリング加工を施したようなテクスチャーが特徴のブラウンコートにフランネル素材を使用したチェック柄の緑シャツ、色落ち感のあるインディゴブルーのスリムテーパードジーンズと黒のレースアップブーツを合わせた装い。品良きサイズバランスのままアメカジを意識したスタイリングがおしゃれ!
PILGRIM SURF+SUPPLY(ピルグリム サーフ+サプライ) 緑シャツ
コーデ③「ブラウンのボンバージャケットと緑シャツで上半身をアーシーな色味でまとめ黒のスリムパンツと黒スニーカーでクールに引き締め」
装飾的ギミックの多いブラウンのボンバージャケットとスナップボタンフロントの褪せ色緑シャツで上半身をアーシーな色味でまとめ。ボトムスはブラックをベースに都会的な雰囲気に。男らしさや骨太感、さりげない武骨さを演出するならこんな褪せた色味の緑シャツが◎
B.D. Baggies(ビーディー バギーズ) 緑シャツ
コーデ④「緑シャツの裾を覗かせてこなれ感を演出したデニムオンデニムの冬コーデ」
緑シャツのチラ見せでコーデにこなれ感を演出するのもおすすめだ。例えば、下のスナップ。濃いネイビーのデニムオンデニムから、インナー使いした緑シャツの裾を僅かに覗かせ垢抜けた雰囲気に仕上げている。緑やグレーといった色味の取り入れでさりげなくソフトな雰囲気を加え、デニムオンデニムに多い武骨過ぎる雰囲気をおさえたバランス感がお見事!
FRAME(フレーム) 緑シャツ
コーデ⑤「くすんだ色味の緑シャツは白Tシャツの取り入れでクリーンにコーデをリフレッシュ!」
くすんだ色味の緑シャツにベーシックなクルーネックの白Tシャツ、色味が均一のグレーデニムとブラウンブーツを合わせたスコット・イーストウッド氏。コーデの輪郭となる緑シャツとグレーデニムのくすんだ色味が地味な印象を作らないよう、抜けが良く中和力に長けた白Tシャツで若々しくアクティブな雰囲気に。これくらいトーンが落ち着いた緑シャツも白Tシャツとの合わせなら、見栄えも良く爽やかなことこの上なし。