「手持ち」「ショルダー」「バックパック」の3通りの使い方を1つのバッグで叶えてしまう3WAYビジネスバッグは、服装が多様化した現代において非常に有用性が高い。今回は、3WAYビジネスバッグの選び方と、おすすめブランドのモデルを厳選して紹介する。
多様化した現代のビジネススタイルにマッチ!服装やシーンによって使い分けが可能な3WAYタイプのビジネスバッグ
3WAY仕様を採用したバッグは、その日の服装やシーンによって「手持ち」「ショルダー」「バックパック」と、3通りのスタイルで使い分けられる鞄のことを指す。基本的にはブリーフケースの形が多く、肩掛け時と背負い時に使用するショルダーストラップは、使わない際は中にしまったり取り外しが可能。カジュアルでOKな日や自転車に乗って通勤する際はバックパックやショルダーで背負い、客先訪問がある際は手持ちに切り替えたりと、TPOに合わせてスタイルを選べることから、現代のビジネスマンから大きな支持を集めているバッグの一つだ。
ビジネスバッグを購入する際に見ておきたい選び方は以下の3点。
3WAYビジネスバッグの選び方①「特徴を理解して素材を選ぶ」
3WAYビジネスバッグを選ぶ際にまず着目したいのが素材。大きく分けて「バリスティックナイロン」「ナイロン」「レザー」の3種類の素材が使われることが多く、それぞれの特徴を理解して選択の参考にしたい。まずはこの3種類の特徴を見ていく。
・バリスティックナイロン
・ナイロン
・レザー
3WAYビジネスバッグの選び方②「容量(マチの薄さ)を自分のライフスタイルに合わせる」
バッグの容量によって厚みがかなり変わってくるため、自分の普段の荷物の量によってタイプを選びたい。PCはオフィスや自宅に置きっぱなしで持ち歩くことがないなら薄マチのスリムボディを、PCだけでなく書類や充電器類なども多めに持ち歩くことが多いなら大容量のタイプがおすすめ。大容量タイプは、ファスナーによって拡張が可能なエクスパンダブル仕様を備えたものもブランドによっては展開されているため、1泊2日程度の出張も想定するならそういったアイテムを選ぶのも◎
3WAYビジネスバッグの選び方③バッグのイメージを左右するポケットデザインを見る
外側に付いたポケットデザインもバッグの印象を左右する要素のひとつ。例えば、画像1枚目のBRIEFINGのバッグは、2つに分けられたポケットが存在感たっぷりで、カジュアルな印象が強め。反対に画像2枚目のSAMSONITEのバッグは外付けのポケットが無く、かなりミニマルな印象でナイロン素材でもキレイめに見える。ポケットの利便性もあるが、この見た目の違いで好みに合わせて選ぶのもアリだ。
続いては、おすすめブランドの3WAYビジネスバッグを紹介!
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル①TUMI「エクスパンダブル・オーガナイザー・ラップトップ・ブリーフ」
ビジネスバッグの王道ブランドである「TUMI(トゥミ)」は、3WAYバッグにおいても王道のポジションを築いている。特に、TUMIオリジナルの素材であるFXTバリスティックナイロンを使用したAlphaシリーズの3WAYバッグ「エクスパンダブル・オーガナイザー・ラップトップ・ブリーフ」は、ブランドを代表するモデルのひとつだ。その名の通り、容量を拡張(エクスパンダブル)できる仕様で、荷物の量によってマチを2段階調整することが可能。15インチまで収納可能なPCスリーブや、書類を細かく整理できるアコーディオンタイプの収納を備えるなど、ビジネスマンを強力にサポートしてくれる。他にも荷物の収納や、このバッグを持って外出することが楽しくなってしまうほど、男の心を刺激する機能が多数搭載されているため、気になる方は一度詳しくチェックしてみてほしい。
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル②BRIEFING「NEO TRINITY LINER」
赤いステッチデザインとブランドロゴが目を引く「BRIEFING(ブリーフィング)」も、上で紹介したTUMIと同じく3WAYブリーフの定番ブランド。日本企画のブランドながら、製品はMade in USAの本格ミルスペックを追求し、アメリカの軍需工場で製造を行うこだわりぶり。それでいて都会のスタイルに馴染む“アーバン・ミリタリズム”を体現している。そんなBRIEFINGの定番3WAYは、こちらの「NEO TRINITY LINER」。米軍の防弾チョッキなどにも採用される強靭なバリスティックナイロンを採用しており、その耐久性能は折り紙つき。コンパクトなサイズながら収納力もしっかりと備えたバッグは、ブランド全体における人気No.1モデルだ。
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル③PORTER「TANKER 3WAY BRIEFCASE」
吉田カバンが手がける、世界的人気を誇るバッグブランドの「PORTER(ポーター)」。MA-1をモチーフにした中綿入りのナイロン素材が特徴の、ブランドのアイコンシリーズ「TANKER」は、入荷待ちが続くモデルも多い人気のコレクションだ。そんなTANKERシリーズの3WAYバッグを紹介。外側にポケットは付けながらも、ミニマルな顔立ちに仕上げられたデザインで合わせやすさ◎ MA-1らしいライニングのレスキューオレンジもTANKERならではだ。他にはない独特のミリタリーデザインが男心をくすぐる、唯一無二の3WAYバッグとなっている。
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル④PELLE MORBIDA「Capitano」
上質な素材と洗練されたデザインのバッグコレクションで人気を集める「PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)」。同ブランドから紹介する3WAYのビジネスバッグは、スマートな薄マチタイプ。15インチのPCまでは収納できる容量は備えているため、薄マチとはいえ日常のビジネスシーンにおいては十分な収納力だ。メイン素材はイタリアのリモンタ社ナイロンを使用しているため、荷物が多くなってもバッグ自体は軽くノーストレス。外面の型押しレザーは、ジャカード織りでサフィアーノ柄を表現した、光の奥行や美しさを感じさせる素材を使用している。
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル⑤SAMSONITE「DEBONAIR 5」
軽量かつミニマルなデザインで人気を集めるSAMSONITEのデボネアシリーズから、現代的な機能を備えたモデル「DEBONAIR 5」をピックアップ。外側にポケットがないミニマルなデザインで、カチッとした服装からカジュアルダウンした服装まで、幅広いビジネススタイルに合わせられる3WAYバッグだ。表の素材は繊細な綾織り組織のナイロンツイルを使用しており、軽いだけでなくナイロン特有のタフさと撥水性能も持ち合わせた高機能バッグとなっている。1泊2日程度のトラベルにも対応できるエクスパンダブル仕様で、背面にはスーツケースのキャリーハンドルにジョイント可能なスリーブがついているため、出張用バッグとしても最適だ。
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル⑥MACKINTOSH PHILOSOPHY「TROTTER BAG 4」
「トロッタージャケット」で有名なMACKINTOSH PHILOSOPHYのトロッターシリーズ。そんな同シリーズから「TROTTER BAG 4」を紹介。所持品を細かく整理して分けられる多彩なオーガナイザーポケットをはじめ、スーツケースのハンドルスリーブや、網棚などの上げ下ろしに便利なサイドアシストハンドルが付いていたりと、日常のビジネスシーンで使える機能が多く搭載されている。1気室のスリムなボディで、スマートなビジネススタイルにぴったりだ。
MACKINTOSH PHILOSOPHYの3WAYバッグを探す
3WAYビジネスバッグ おすすめモデル⑦MASTERPIECE「Various」
ファッション性と機能性を高い次元で融合させた日本のバッグブランド「MASTERPIECE」。3WAY仕様の「Various」は、本体生地に東レの超強力ナイロン素材「鎧布®」を使用したタフなバッグだ。従来の66ナイロンとは異なり、紡績の高粘度ポリマー技術と紡糸技術を駆使し、世界最高水準の強度を実現している。表面には耐久性のある超撥水加工を、裏面には異なる三層のコーティングを施すことで軽量性と防水性を高めており、雨の日の外出でも書類やPCなどの大事な持ち物が濡れてしまう心配もない。