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伝統とモダンが生み出すチャーチの革靴の魅力
実直な靴づくりの姿勢を続いてきた同ブランドは、1999年にプラダグループの傘下に入ることに。これを機に、伝統的なモデルは継承しながらトレンドをおさえたファッションシューズとしての魅力も提案していき、世界中のファッショニスタが愛用するブランドに成長。この傘下に入る時期を境に、それ以前に作られたアイテムを“旧チャーチ”と分類する革靴の愛好者もいるが、新旧それぞれによさがあり共通する魅力もしっかりとある。その魅力を3つのポイントに絞ったのが次のとおりだ。
チャーチの革靴の注目ポイント①「約8週間の時間と全250もの工程を経る実直な靴作り」
プラダ傘下になってからも変わらずノーサンプトンの工場で製造され続けるチャーチの革靴。革の裁断から縫製、ウェルティング、仕上げまで、熟練職人の手によって丁寧に生産。一足の靴を作るのに非常に手間暇をかけていて、仕上げるのに約8週間の時間、全250工程を経て完成する。伝統的で実直な靴作りは、創業から140年を超えた現在もなお継承されているのだ。ちなみに、この緻密で丁寧な作業のおかげか、靴のサイズ展開にハーフサイズを導入したのもこのブランドが初めてだと言われている。
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