分厚いソールユニットが洒落者の支持を集める「new balance(ニューバランス) M998」
990番台シリーズの5作目にあたる一足。ランニングシューズらしい意匠を受け継ぎながら分厚いミッドソールを採用している。発売年である1993年という時代背景を反映したかのうような、ハイテクスニーカーを思わせるデザインだ。サイドのNマークはそれまでの900番台モデルと比べるとコンパクトになっており、スッキリとした印象に。シュータンにラベルを貼るのではなく、直接モデル名と産地をステッチしているのも特徴的。ミッドソールには、フォアフット部に「C-CAP(シーキャップ)」、ヒール部分には「ENCAP(エンキャップ)」を使用し、衝撃吸収材として「ABZORB(アブゾーブ)」を搭載している。
ハイテクなソールが抜群のクッション性を生み出す「new balance(ニューバランス) M999」
ハイテクスニーカーブーム全盛の1996年に登場した999は、当時の世相がうかがい知れる厚みのあるミッドソールを搭載。小さいNマークを採用しながら、立体感のある二重構造で存在感を放つ。やや丸みのあるゆったりとしたシルエットなため、幅広の足にも合うだろう。「ABZORB(アブゾーブ)」搭載のミッドソールによって強いクッション性を感じる履き心地になっている。
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