定番人気のセンターパートにひとヒネりを加えるならスパイラルパーマが有効的だ。縦カールをセンターパートに合わせることで、こなれた雰囲気が増すうえ、硬い髪を柔らかく見せたりボリューム感をプラスできたりと髪質カバーも叶う。今回はそんな「スパイラルパーマ×センターパート」をテーマに、ヘアスタイル事例&おすすめスタイリング剤を紹介!
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スパイラルパーマとは?
スパイラルパーマとは、らせん状のカールをつけるパーマ施術のこと。パーマをかける際、ロッドと呼ばれる筒状の物に髪の毛を巻き付けるが、通常のパーマが平巻きなのに対し、スパイラルパーマでは縦巻きで施術を行なうのが特徴。それにより立体感やハネ感、リッジ感のあるヘアスタイルに仕上げていく。また、ロッドの太さ、薬剤の強さなどによっても仕上がり具合が大きく変わり、他人とヘアスタイルが被りづらいという点も人気を集める理由。もう普遍的なセンターパートは食傷気味…というメンズこそ、スパイラルパーマで新鮮さを注入してみてはいかがだろうか。
スパイラルパーマ×センターパートをオーダーするうえでの注意点とは?
メンズ定番ヘアのセンターパートにこなれ感をプラスする方法として、多くのサロンから提案されているのがスパイラルパーマとの組み合わせ。エッジのきいた印象に仕上がるが、意外と合わせる服装を選ばず、どんなファッションとも親和性が高いのが魅力だ。そんなスパイラルセンターパートだが、パーマの強さ次第でレングスの位置が変わるので要注意。たとえば、鼻先まで前髪が伸びていても強めのカールをつけると眉ぐらいの位置まで上がる場合があり、自分が思い描いていたヘアスタイルと掛け離れてしまうケースも。そんな失敗をしないためにも、美容師とよく相談したうえでパーマの強さを決めていこう。
服映え間違いなし!スパイラルパーマ×センターパートのヘアスタイル事例をチェック
ここからは、スパイラルパーマ×センターパートのヘアスタイル事例を紹介。自身に似合うであろう髪型を見つければ、美容師にも相談しやすいはずなので、ぜひ参考に。
比較的チャレンジしやすい!ゆるめスパイラル×センターパート
まず紹介するのは、ゆるくスパイラルパーマをかけたセンターパート。リッジ感は控えめなものの、外にハネるような毛の動きがオシャレな印象を与える。これならレングスもさほど変わらないので、ほどよくイメチェンしたい方にもピッタリ。襟足もちょっと伸ばして、イマ流行りのウルフの要素をプラスしているのも見逃せない。
この髪型におすすめのスタイリング剤「LIPPS(リップス) マットハード」
スパイラルパーマで軽さを出したミディアムセンターパート
耳が隠れるぐらいのミディアムセンターパートは、重めに仕上げると暗い印象に見えがち。それを払拭するのに好適なのがスパイラルパーマだ。こちらの髪型では、あえて根本にはほとんど巻かず、毛の中間〜毛先にかけて細めのロッドでパーマをあてることで、綺麗なセンターパートのシルエットを維持しながら躍動感のある仕上がりに。この毛先の動きが、軽やかな印象を与えるという寸法だ。
この髪型におすすめのスタイリング剤「DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6」
太めのスパイラルパーマでセンターパートに存在感ある束感を!
細めのロッドで巻いてくっきりしたウェーブを作るのも良いが、イメチェン感を存分に出すなら太めのロッドで仕上げるのも◎ スタイリング剤を馴染ませるだけで存在感のある束感が作れて、ヘアセットの時短も叶うのが嬉しい。丸顔や四角顔、ベース顔など様々な顔タイプに似合うので、どんな方にもおすすめだ。
この髪型におすすめのスタイリング剤「hoyu(ホーユー) ミニーレ ウイウイ」
立体感あるスパイラルMIXパーマで洒脱なショートセンターパートに
細めのロッドで巻き、強めにスパイラルパーマをかけることで立体感と軽やかさを演出。毛先1cmほどはあえて巻かず自然な毛流れを作ったり、根本から巻くことで欧米人のようなくせ毛風に仕上げたりと、小ワザが仕込まれているのも見逃せない。一見するとヘアセットが難しそうだが、意外とワックスを散らすだけで完成するので、慣れていない方でも安心だ。
この髪型におすすめのスタイリング剤「OCEAN TRICO(オーシャントリコ) シャープ×キープ」
スパイラルパーマ×センターパートのボリューム感が気になったら刈り上げるのもアリ
スパイラルパーマはどうしてもボリューム感が出やすく、もともと毛量の多いメンズが実践すると、鬱陶しさを感じることも少なくない。とくに夏場においては、周りから見ても暑苦しいと思われかねないだろう。そんな事態を防ぐ、有効な手立ての一つが刈り上げ。サイドからバックへと繋げるように刈り上げれば、スッキリ&さっぱりな好印象ヘアに。刈り上げることでカール部分とのコントラストが際立つのもメリットだ。