薄毛の主な原因は遺伝だとされているが、生活習慣の乱れも大きな要因だ。日々のストレス、睡眠不足、運動不足など様々挙げられるが、やはり大きく影響するのは食生活。食事量が少なく栄養が十分に摂れていない場合だけでなく、食べ過ぎや偏食によっても薄毛を招く可能性があるためだ。そこで今回は「ハゲと食生活」をテーマに、摂りすぎると良くない食品群から薄毛の予防に役立つであろう食べ物まで一挙に紹介していく。
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摂りすぎたらハゲる食べ物とは?
まずは摂りすぎ厳禁の食べ物から紹介。薄毛を招くだけでなく、その他多くの健康にも悪影響を及ぼす可能性が高いため要チェックだ。
摂りすぎると良くない食べ物①「糖質が多い食品」
糖質を多く摂ると肥満に繋がるのは想像に容易いが、実は薄毛にもなりやすくなるので要注意。血中の血糖値が上がりすぎることで血流が悪くなり、頭皮まで栄養が行き渡りにくくなったり頭皮が硬くなったりする恐れがある。またご存知の通り糖尿病になるリスクが高まるので、とくに糖質が高いお菓子類やジュースには気をつけよう。
摂りすぎると良くない食べ物②「動物性脂質が多い食品」
脂身が多い肉や揚げ物を食べすぎると頭皮の皮脂の量が過剰に分泌され、毛穴が詰まりやすくなって抜け毛が増えてしまう原因に。また血中の悪玉コレステロールが増えることにも繋がり、毛根や毛根細胞を老化させて髪を抜けやすくするので注意。ちなみに多くのジャンクフードには脂質だけではなく発毛の妨げになる食品添加物も多いので楽しむなら適度な量を心がけよう。
摂りすぎると良くない食べ物③「塩分が多い食品」
塩分の過剰摂取は腎臓の働きを悪くすると言われている。腎臓は体の中の老廃物を処理する役割があるため、その機能が低下してしまうと血中に老廃物が溜まって抜け毛の原因になるだけでなく、新しい髪の毛を作ることも阻害する原因に。日常的に食べるものでいうとラーメンが群を抜いて塩分が多いと言われているため、スープだけは残すようにするなど調整が欠かせない。
摂りすぎると良くない食べ物④「刺激物」
刺激物とは、辛味・渋み・えぐみや香りの強い飲食物や嗜好品を指す。有名なものを挙げると、唐辛子に含まれる“カプサイシン”やコーヒー・お茶に含まれている“カフェイン”が刺激物に該当する。カプサイシンは血流を良くするため頭皮に良いと言われるが、発汗とともに皮脂を分泌するため頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、ケアを怠ると薄毛に繋がると言われている。そしてカフェインを摂りすぎると発毛を促す成分のアデノシンを破壊してしまうので注意しよう。
摂りすぎると良くない食べ物⑤「アルコール」
アルコールの摂り過ぎは健康だけではなく薄毛にも悪影響が大きい。肝臓がダメージを受けると髪の主な材料であるタンパク質が作られにくくなってしまう。また過剰摂取によって胃や腸の機能も低下するので、頭皮にビタミンやミネラルが行き渡らなくなってしまうだろう。それに薄毛を促進させるDHT(ジヒドロテストステロン)の増加にも繋がるので飲み過ぎには注意しよう。
ウリ科の野菜にも注意
カボチャなどのウリ科の野菜を食べて食中毒になると体毛が抜けるという事例が発表されている。ウリ科の植物には稀に有毒で苦みのあるククルビタシンという成分が含まれていることがあるので、口にして苦いと感じたら飲み込まないようにしよう。
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