ピッティウオモのスナップ常連者の間でも愛用されている小物ブランド「Andrea D’amico(アンドレア ダミコ)」。装いを格上げする洒脱なデザインでありながらも、意外と手頃な価格で入手できるコストパフォーマンスの良さが魅力だ。今では当たり前となっている数々の装飾や手法を、最初にベルト業界へ持ち込んだブランドとしても知られている。今回は、そんな「Andrea D’amico(アンドレア ダミコ)」にフォーカスして、その魅力とオススメアイテムを紹介!
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世界から人気を集めるファクトリーブランド「Andrea D’amico(アンドレア ダミコ)」
「Andrea D’amico(アンドレア ダミコ)」は、1991年にデザイナーを務めるアンドレア・ダミコ氏がボローニャにて立ち上げたイタリアを代表するレザーブランドだ。靴屋を営んでいた祖父と父の影響を受け、27歳のときにオリジナルのベルト作りを職人とスタートしたのがブランド設立のきっかけだ。世間では、Andreaを省いたD’amicoの愛称で呼ばれることもしばしば。ベルトをはじめ、財布、ビジネスバッグ、トラベルバッグ、革小物、チェーンアイテムまで幅広くアイテムを展開している。
アイテムは手作業によって丁寧に製作。素材やモデルへの追求には特にこだわっており、様々な素材やカラーが絶妙に融合されたコレクションは、他とは一線を画する魅力を放っている。1997年にファクトリーを設立。工場生産によって生産性を高めることで、コストパフォーマンスの良いコレクションの展開を可能としている。ファクトリー設立と同年に、海外への本格的進出もスタート。現在では、日本の有名セレクトショップはもちろん、大手ECサイトでもD’amicoの商品が多く販売されている。
D’amicoはベルト業界に新たな手法を持ち込んだブランド
今では当たり前となっている数々の装飾や手法を、最初にベルト業界へ持ち込んだブランドとしても知られているD’amico。「黒」か「茶」のカーフレザーが当たり前と言われていた時代に、カラフルなエキゾチックレザーを使用したユニークなベルトを発表することで、業界に衝撃を与えたのがこのブランドだ。その後も「パッチワーク」「製品洗い」「スタッズ」「ハンドペイント」など様々な技法をベルトに採用している。
イタリアの洒落者が普段使いするのに最適なgoodコスパを誇るD’amico
上質な素材で革新的なコレクションを毎シーズン展開しながらも、手頃な値段から入手が可能なコスパ良しブランドのD’amicoのコレクションは、イタリアの洒落者が普段使いするのに最適。世界最大規模のメンズファッションブランド展示会ピッティウオモにおいても、D’amicoのアイテムを身につけている姿が散見された。レザーベルトはもちろん、昨今ではウォレットチェーンなどの小物アイテムも高い人気を集めている印象を受ける。
D’amicoが展開するコレクションの魅力をアイテム別に紹介!
D’amicoの十八番!「ベルト」
アンドレア・ダミコ氏がはじめて制作した革小物であり、ブランドを代表するアイテムとして絶大な人気を集めているのが「ベルト」コレクションだ。上質なレザーのみを採用した絶妙な素材使いとトレンドをおさえたデザインに注目して欲しい。細部まで彫刻が施されたこだわりのバックルデザインも、すこぶるいい感じだ。
イタリアの洒落者が選ぶ!D’amicoの「ウォレットチェーン」
イタリアの有名セレクトショップにも取り扱いが多いD’amicoのウォレットチェーン。D’amicoならではの粋なデザインが腰元を華やかに演出してくれる。
洒脱な腕元を演出!D’amicoの「バングル/ブレスレット」
天然石や金属、レザー素材の組み合わせによって、洒脱な腕元を演出してくれるD’amicoのブレスレット。単体での着用はもちろん、重ね付けしてインパクトをプラスするのも有力だ。
大人の男を演出!貫禄漂うD’amicoの「リング」
男の貫禄漂う武骨なデザインが魅力的なD’amicoのリング。細部に施された彫刻デザインが渋い存在感を放つ。60年代の英国紳士らしい装いを意識して、ピンキーリングのように使用するのにも最適。