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カルミナの代表的なラストを紹介
ラストは、カルミナが掲げる”最高品質の靴”を作るための最も重要なマイスストーン。それぞれの革靴モデルの魅力を最大限引き出すため、様々な種類のラストを作製。靴にモデル名があるのと同じく、一つひとつのラストに名前を設けていることからもそのこだわりがうかがえる。現在では革靴ブランドの中でも、トップクラスのラスト所有数を誇るほど。
カルミナのラスト「RAIN」
レインは最も汎用性が高く、多大な評価を集めるラスト。低めの甲とセミスクエアトゥが特徴で、エレガントな表情とカジュアルな雰囲気を兼ね備える。ヒールからウェストまでは小さめ。内羽根ストレートチップのような定番ドレスモデルから、ウィングチップやチャッカブーツなどのダブルレザーソールモデルまで幅広く採用されている。
カルミナのラスト「SIMPSON」
レインの後継ラストとして誕生。よりエレガントな部分に特化し、シングルソールのドレスライクなモデルに採用されている。トゥ部分の鋭角的なカットが特徴的で、チゼルトゥでありセミスクエアのエレガントできれいなシルエットが魅力を放つ。細身ながらボールジョイント部分は平均的な横幅を持たせ、甲部分が若干低めの設定となっている。イタリア靴のようなモダンな雰囲気を実現。
カルミナのラスト「ALCUDIA」
ラウンド型のアーモンド型トゥに、ゆったりとしたボールジョイント部分が特徴のラスト。シャープに絞り込んだウエストと小ぶりなヒール部により優れたフィット感を実現している。ややタイトなフィッティングで、ドレッシーなモンクストラップモデルなどに採用。
カルミナのラスト「LAGARTO」
主にローファーモデルに採用されるラスト。ゆとりのあるラウンドトゥでリラックスした履き心地を実現しながら、ヒール部分をシャープにすることでカカトをしっかりとホールドする。
