派手に自分を押し出さなくても、服装や振る舞いに「わかっている」と思わせる説得力がある。BEAMSのPRとして活躍する芹沢良輔さんは、そんな男のひとりだ。SNSやAIから正解を簡単に得られる今、それでも差がつくのは「なぜそうするのか」を理解しているかどうか。今回はMEGLYとのタイアップ企画第2弾。本企画で芹沢さんが体験したのは、高濃度炭酸を微細なミストで届けるMEGLYの炭酸ミストデバイスだ。芹沢さんの言葉から、愛される男が持つ“文脈力”を紐解く。
1992年、静岡県御殿場市出身。学生時代にビームス アウトレット 御殿場でアルバイトを経験し、2015年に新卒でBEAMS(ビームス)へ入社。ドレスクロージングの販売を3年間経験した後、2018年よりBEAMS Fのバイヤーに就任し、商品の買い付けやオリジナルアイテムの企画・生産に携わる。2021年からプレスを兼務し、その後プレス専任に。現在はメンズドレスやビームス ゴルフを中心に、ビームスの魅力を発信している。
芹沢良輔の文脈力1【正解より理由を持つ】“それっぽい”では終わらない。「なぜ」を語れる男は強い
格好いい着こなしを真似ることは難しくない。けれど、「なぜその組み合わせなのか」と聞かれたとき、自分の言葉で説明できるだろうか。ベーシックな服を中心に据えながら、BEAMSエグゼクティブクリエイティブディレクター・中村達也氏からも「分かっている」と評される芹沢さん。彼が先輩たちから受け継いできたのは、完成された正解ではなく、その裏側にある理由だった。
──芹沢さん自身は、服を着るうえで何を大切にしていますか。
クラシックのルールの範疇で、“いかに自分らしさを出せるか”にこだわっています。西口さんや髙田さんなど、輝いている華やかな先輩方に囲まれてきましたが、僕自身はとにかくベーシックなアイテムをクラシックのルールの中で着こなすことを大切にしています。
──その考え方は、どのように身につけてきたのでしょうか。
僕の世代は、中村さんをはじめ多くの先輩に、まず基本を教わり、そこから応用してきました。例えば、ジャケットの袖ボタンひとつとっても、何個付けるのか、並べるのか重ねるのかで意味が変わるんです。入社した頃はそんなことも知らなかったんですけど、先輩から「そのスーツがどこの国をルーツにしていて、どう着たいのかまで考えて決める」と教わりました。そういう経験を重ねて、クラシックには細部まで理由があると分かってきました。歴史あるルールの中で美しいバランスを組み立てる方が、センスと知識が問われる。僕はそこを楽しんでいます。
──以前、OTOKOMAE編集部が中村さんにお話を伺った際、芹沢さんの着こなしについて「分かっている」とおっしゃっていました。
ありがたいことに、そういう話を耳にしたことはあります。ただ、僕自身が直接言われたわけではないんです。MR_BEAMSに掲載するコーディネートを組み、お客様に提案するようになってからは、着こなしに対する感覚もかなり研ぎ澄まされました。分かりやすさや真似しやすさまで意識するようになったので、そういう積み重ねを中村さんにも見ていただけていたのなら嬉しいですね。
──ご自身が教わってきた頃と比べて、今は服の学び方にも変化を感じますか。
今の20代の子たちは、どちらかというと応用から入る子が多い印象ですね。ネイビースーツは持っていないけど、ファッションに振ったスーツを着ている子も増えています。実際、歳下のスタッフに「なんでそのジャケット選んだの?」と聞いたら、「トレンドだし、SNSで見て格好良かったからです。」と返ってきたこともありました。それで終わるのか、「歴史的な背景があって、このバランスにした。」まで話せるのか。その差は大きいと思います。
──今はご自身が伝える立場でもあります。後輩には何を残していきたいですか。
「なぜそれを合わせるのか」「どうバランスを取るのか」は、これからも追求してほしいですね。PRの仕事でも、服の魅力は「格好いいです」だけでは伝えられない。そのブランドがどこから着想を得て、なぜ今この形で出すのかまで理解して、初めてメディアの方にも魅力を伝えられると思うんです。そこは接客も同じですし、後輩にも伝えていきたいですね。
芹沢良輔の文脈力2【知識を個性に変える】派手じゃないけど、記憶に残る。見えない細部に宿る自分らしさ
背景を知るだけなら、知識で終わる。芹沢さんは、その知識を体型や時代、好みに合わせながら、自分なりのスタイルへ落とし込んでいく。既製服を扱うビームスのメンズドレスで、背景にある国も時代も異なる服を選び、自分の感覚で組み合わせ、細部まで調整する。見た目は派手でなくても、誰にも気づかれない部分にまで意志を通す。その積み重ねが、彼ならではの個性をつくっている。
──ビームスのメンズドレスという環境は、ご自身のスタイルにどんな影響を与えていますか。
ビームスにいると、一着の服を見るときも「格好いいかどうか」だけでは見なくなるんです。どこの国の、どんな時代のスタイルを背景にしていて、それを今どう解釈しているのか。そこまで考えるようになりました。そういう服を何年も見続けていると、自分が残したい要素、今の自分に合わせて変えたい部分が自然と見えてくる。僕のスタイルは、そういう積み重ねからできていると思います。
──完成された既製服に自分らしさを加えるために、まず意識していることは?
ひとつの国のスタイルで完結させないことですかね。例えば、ピッティ・ウオモに参加した際は、Brooks Brothersの紺ブレとミントグリーンのシャツを合わせて、米国的なスタイルを軸にコーディネートを組みました。正統に寄せるなら、足元にAldenなど米国靴を合わせたり、ボタンダウンシャツを合わせたりすると思います。でも、それだといかにもな感じになるので、僕はJ.M. WESTONのローファーやニュアンスカラーのシャツで少し変化を加えました。セオリーは理解しつつ、そのままコピーするのではなく、自分なりのアレンジを加えることは意識しています。
──ミックス以外では、どんなところに個性が出ると思いますか。
お直しですかね。ドレスウェアはお直しを前提にしているので、まず自分の体型に合わせる。そのうえで、色合わせやサイズ感など、細部までかなりこだわります。一度直してもらったパンツを、時間が経ってからまたお直しに出すこともあります。例えば裾幅を出したら、そのバランスに合わせて丈も少し長くする。そうやって全体のバランスを見ながら調整しています。
──他人には気づかれない部分でも、そこまで詰めるんですね。
そういうところほど気になりますね(笑)。特にサイズ感は、その時代の流れも取り入れながら調整します。ワンサイズ、場合によってはツーサイズアップして変化をつけることもあります。目に見えない箇所やミリ単位までこだわることで、既製服でも自分ならではの一着になる。その積み重ねが、他にはないスタイルや個性を反映したワードローブをつくると思います。
芹沢良輔の文脈力3【相手を知り自分を貫く】感じがいいけど、迎合しない。愛される男の“柔らかい頑固さ”
服の話を聞くほど、芹沢さんには簡単には曲げない強い軸があることがわかる。誰にも気づかれないミリ単位にまでこだわり、「なぜ」を突き詰める。それでも、本人から近寄りがたさは感じない。むしろ相手に余計な緊張を与えず、自然と心の距離を縮めていく。芹沢さんの“愛される力”は、八方美人になることではなく、相手へのリスペクトと自分の意志を両立させるところから生まれている。
──色々なコミュニティへ顔を出していますが、人付き合いは昔から得意だったんですか?
いえ、まったくそんなことなくて(笑)。地元を離れて入った高校では、知り合いが本当に一人もいなくて。昼休みに「自分から話しかけなかったら、このままずっと一人だな」と思ったのを覚えています。そこで自分から声をかけるようになりました。業界に入ったときも同じで、いつも無い無い尽くしの状態からのスタート。そういう経験が積み重なってコミュニケーション力がつき、今のPRの仕事でも多くの人と打ち解けられるようになった気がします。
──今では仕事でもプライベートでも、むしろ積極的に色々な場所へ飛び込んでいますよね。
人と接することがすごく好きなんですよ。どこかひとつの属性にいるというより、色々なコミュニティに参加しています。PRというポジションは外部の人と一緒に仕事をすることが多いので、そういう場には積極的に行くようにしています。最初は仕事で知り合った方とゴルフに行くようになって、そこから別の方を紹介していただき、それがまた仕事につながったこともあります。仕事と趣味の人間関係が自然につながっていくことは結構ありますね。
──実際に話していても、相手を構えさせない人だと感じます。人と接するときに意識していることはありますか?
服と同じで、「背景を知っているか知らないか」って、人付き合いでもすごく大事だと思うんです。人と一緒に何かをするときは、目の前の言葉だけじゃなくて、その裏側まで考えて相手を尊重する。お互い気持ちよく過ごせるように振る舞うことは意識しています。
──でも、服の話を聞いているとかなり頑固ですよね(笑)。相手を尊重することと、自分を曲げないことは両立するんですか?
そこは結構頑固かもしれないですね(笑)。でも、相手を尊重することと、自分まで相手に合わせることは別だと思っています。相手のことはきちんと考えながら、自分の好奇心や好きなことはとことん追求したい。これは人付き合いでもそうですし、僕の着こなしにも通じている気がします。
芹沢良輔の文脈力4【変化と向き合い未来をつくる】今の手入れが10年後を変える。身近な先輩に学ぶ男の身だしなみ
先輩からクラシックを学び、目の前の人からコミュニケーションを学ぶ。芹沢さんは、身近な人の姿から自分なりの答えを吸収してきた。その視線は、服や仕事だけに向けられているわけではない。毎週サウナに通い、「疲れをリセットすること自体が趣味」と話す彼は、自分自身のコンディションを整えることにも余念がない。30代を迎えた今、意識し始めたのが肌のケアだ。若さを取り戻すためではなく、身近な先輩のように歳を重ねるために、今の自分を整えておく。そんな発想が、芹沢さんなりのエイジングケアにつながっている。
──昔からスキンケアへの意識は高かったんですか?
20代の頃は多少寝不足が続いても寝れば戻っていたんですけど、30歳前後から朝起きて鏡を見ると疲れて見えるなと思うことが増えました。そこで初めて、何もしないままではいられないなと思い、ベーシックなことから始めましたね。以前はスキンケアというと、おじさんが使うアフターシェーブローションみたいな強い香りのイメージがありましたけど、気にかけるようになってから、銭湯にも良いものが置いてあることに気づいたりして、かなり身近になりました。
──服と同じように、肌もまずは基本から?
そう思います。ファッションのルールと同じように、スキンケアにも守るべきセオリーがあると思っています。それに、服がどれだけ完璧でも肌が乱れていたら台無しですよね。仕事柄、人前に出ることも多いので、肌をきちんと整えて、好印象を持ってもらえるようにしていたいです。
──スキンケアに関しても、身近な先輩から影響を受けていますか?
先輩と近い距離で話すと「この人、服だけじゃなくて肌にも気を遣っているな」と思うことがあるんですよ。40代、50代になってもそういう人を見ると、自分も10年後こうありたいなと思います。そのときになってから始めても遅くはないと思いますけど、だったら僕くらいの年齢からやっておいた方がいいよなと。
──仕事で人前に出る機会が多いことも、肌をケアする理由のひとつですか?
それはありますね。でも、肌を整えることはPRに限った話ではないと思います。どんな部署や役職でも、同じことを話していても、身だしなみが整っている人の方が言葉に説得力が出る。服だけでなく肌まで整えておくことも、仕事をするうえで大切な身だしなみだと思います。
──今回、MEGLYの高濃度炭酸ミストデバイスを体験してみて、使い心地はいかがでしたか?
霧みたいに細かくて、顔全体にふわっと乗る感じだったので、最初は「ちゃんと出てるのかな?」と思ったくらいです。これまでにない感覚でした。
──MEGLYのミストは、毛穴の約1/30*¹サイズまで微細化されているそうです。
なるほど、だからなんですね。謎が解けました(笑)。化粧水をつけてからクリームを塗るまでに時間を置く必要もなく、これはすぐ次のケアに移れる感覚がありました。そこは明らかに違いましたね。それに、手に化粧水を出して塗る必要がないので、手がベタつかないのも良かったです。
──周りの同世代を見ても、スキンケアへの意識は変わってきていますか?
同世代の同僚や友人でも、高保湿のものを使ったり、ゴルフの後に肌を整えたりする人は増えていますね。僕自身もそうですが、30代くらいになると少しずつ変化を感じ始めると思うので、そういう人には特に試してみてもらいたいです。
1回10秒で約4.7億*²の粒子!高濃度炭酸×成分を微細ミストで届けるMEGLY
MEGLYは、高濃度炭酸とスキンケア成分を組み合わせ、微細なミストで肌へ届ける炭酸スキンケアデバイス。化粧水は、毛穴の約1/30サイズ*¹の微細粒子「HCCA(ハッカ)」*³となり、角質最深部まで浸透。肌全体をきめ細かくうるおす。さらに、1回約10秒の使用で噴霧される粒子は、なんと約4.7億*²。手を汚さず取り入れられるシンプルな使い方も、毎日のスキンケアを無理なく続けやすいポイントだ。2026年9月にはエイジングケア*⁴化粧水「CYCLE ZERO」、11月にはブランド初となる乳液「LUMI VEIL MILK」も登場。同じデバイスひとつで、うるおいを“入れる”化粧水から“閉じる”乳液までケアできる。
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芹沢良輔が語るMEGLYアフターレポート頑張らなくても、習慣になる。3カ月使ってわかったMEGLYの魅力
初回取材から約3カ月。その後もMEGLYを使い続けている芹沢さんに、改めて話を聞いた。今回は化粧水に加え、MEGLYの乳液も使用してもらっている。使い続けるなかで、当初感じていたミストの細かさや使用する際の手軽さは、毎日のスキンケアや生活にどんな変化をもたらしたのか。継続して使ったからこそわかったリアルな使用感に迫る。
──今もMEGLYを使い続けているとお伺いしました。どんなシーンで使っていますか?
基本は朝の洗顔後とお風呂上がりの1日2回ですね。洗面台に置いてあるので、顔を洗ったらそのまま吹きかける。手に出して塗る必要がないので、スキンケアのために何かひと手間増えたという感覚がほとんどないんです。いつもの生活動線の中に自然と入っている感じですね。
──化粧水と乳液を使うなかで、以前との違いを感じることはありましたか?
ありましたね。ミストがとにかく細かくて、肌にすぐ浸透*5するような感覚があるので、パッティングもしなくなりました。以前は化粧水をつけたあと、少し時間を置いて、その間に歯を磨いてから乳液をつけていました。でもMEGLYなら、化粧水を吹きかけたあとにワンテンポ置かず、そのまま乳液まで進められる。途中で別のことを挟まないので、「乳液つけるの忘れてた」ということもなくなりました。化粧水から乳液まで30秒以内で終わるので、毎日のスキンケアがかなりスムーズになりましたね。
──使い続けるなかで、特に続けやすいと感じるのはどんな時ですか?
仕事で帰りが遅くなった日や、飲んで帰った日は特に感じますね。以前だったら「今日はもういいかな」とスキンケアをサボってしまうこともあったんですけど、今は洗顔して吹きかければすぐ終わるので、そういう日でもケアを飛ばすことがほとんどなくなりました。続けるために頑張らなくていいというのは、かなり大きいと思います。
──普段とは使い方を変えることもありますか?
ありますね。ゴルフに行って長時間日差しを浴びた日などは、いつもより多めに吹きかけています。ミストが本当にきめ細かくて、顔に浴びているだけでも気持ちいいんですよ。スキンケアを頑張っているという感覚より、気持ちいいから自然と使いたくなる。その感覚も、続けられている理由のひとつだと思います。
*1 ミストの平均粒子径を10μm、毛穴の大きさの平均を300μmとしたとき
*2 1回10秒の使用で噴射される粒子の概算数(当社測定値)
*3 MEGLY独自の高濃度炭酸と化粧水の配合成分による微細ミスト
*4 年齢に応じたケアのこと
*5 角質層まで