
2000年代のア・テストーニ「グローバル化により世界的に注目される存在に」
インターネットの普及によりグローバル化が急速に本格化した2000年代。日本でも90年代から続くクラシコイタリアブームが定着化し、ロングノーズシルエットのモダンなイタリア靴が大いに注目を集めていた。この時代に考案されたダークブラウンとキャラメル2色使いのオックスフォード靴はア・テストーニでも高い人気を獲得。その独創性は現在のモデルにも継承されてる。
2010年代のア・テストーニ「伝統技術と現代的なデザインの融合」
新しいことを追うばかりでなく、”クラシック回帰”の名のもとに伝統の技術やディティールが世界的に再注目され始めた現代。ア・テストーニも古くから伝わるチロレーゼ製法を採用したモデルや、アンティーク加工を施した革靴がコレクションに並び始めた。ボロネーゼ製法によって手がけられた、アンティークな雰囲気漂うブラウンカーフのダービーシューズ。現代的なデザインと、ア・テストーニらしい伝統製法が融合している。
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