スニーカーの王道「VANS(バンズ)」の歴史と定番モデルを紹介

VANS PROモデルの違いとは？

基本的にバンズはスケーターを意識したスニーカーの製造を心掛けているが、なかでも｢PRO｣モデルはよりスケーター向けに作られたデザインと耐久性が特徴だ。裏地付き、中に詰める綿を増加、オーリーで擦れる小指の部分に補強を行うなど、足を保護するための機能を追加。インソールには着地の際に衝撃を吸収するポリウレタン素材をベースにしたULTRACUSH HDテクノロジーを採用。また通常は2層のソール間に、DURACAPというラバーを挟むことで耐久性を向上させている。

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VANSの日本企画とUS企画の違いと見分け方。

日本企画とUSA企画は微妙に違いがある。違いにこだわるコアなファンの方も多いので把握しておきたい。まず品番を見ると、USAはVNから始まり、日本はVから始まる。製品ディティールにおいては、つま先の反りに大きな違いがある。スケートの文化が強いUSAでは蹴り出す面が広くなるようにフラットに作られている。一方、日本企画は歩きやすさを考え、若干反った作りになっているようだ。USA企画のオーセンティックを見ると、アウトソールがほとんどカーブしておらず、接地面が広く取られている。

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US版に比較すると、日本版の方がソールが反っており接地面積が小さいことが一見してわかる。また、細かい部分だがヒールカウンターのパッチも見分けるポイントの一つ。日本規格のVANSはABCマートが商標権を獲得しているため、パッチに®が入る。サイドステッチの入り方が違う点も見逃せない。

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