ダッフルコートは北欧の漁師たちが着ていたコートが起源であり、英国海軍の艦上防寒着に採用されたミリタリーアイテムとしても知られている。現在ではすっかりリアルクローズとして定着し、シルエットやディテールも様々なスタイルを取り入れながらアップデートされている。今回はダッフルコートにフォーカスして、その起源や特徴から注目の着こなし&アイテムを紹介!
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ダッフルコートの起源とは?
1820年頃に、冬に荒れ狂う北海で命がけの漁を行う漁師たちが着ていた防寒コートが起源と言われているアウターの一種だ。その後、第二次世界大戦の中で「モンティ」の愛称で知られていたイギリスの陸軍元帥バーナード・モンゴメリーが、ダッフルコートを愛用していたことから、ミリタリーコートとして発展していく。また、イギリス特殊部隊SAS創立者となるスターリング少佐もダッフルコートの愛用者だった。第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として広く採用され、その余剰在庫品が大戦後に払い下げられ市場に出回ったことで一般市民の間で一般化したといわれる。イギリスのグローバーオール、フランスのオールドイングランドのダッフルコートが定番だ。
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