
ファッションは個人の自由だ。しかし、いかにも時代遅れなファッションスタイルでは、周りから「この人は身だしなみに無頓着なんだな」「あんまりお洒落に興味ないんだろうな」と思われ、知らず知らずのうちに自身のイメージを下げてしまっていることも。特に部屋着見えしてしまうリスクが高いスウェットパンツの着こなしは、最新トレンドを反映した“おしゃれとして穿いている感”の演出が大切だ。
スポンサーリンク
時代遅れの人に見られる前に...まずは最新のスウェットパンツ コーデをインストールしよう
歳を重ねると「もうこの歳でおしゃれは良いかな」とファッショントレンドを追わなくなる。そして自身が時代遅れの服装でも、周りから面と向かって「そのファッション時代遅れだよ」と指摘してもらえる機会もない。そんな悪循環がはじまると、一気に見た目がダラシなくなり、ダサい男になっていく。そんな事態を避けるためにもOTOKOMAEの読者には、常に自身で情報をキャッチして、着こなしをブラッシュアップし続けて欲しいと筆者は思う。
まずは現代的なスウェットパンツの着こなしを把握した上で、自分の理想の着こなしを追求したい。
↑パンデミック直前の2020年ごろと2025年のスウェットパンツのコーデを比較。最近では90年代や2000年代のリバイバルファッションが注目を集めているが、中途半端な5~10年前の着こなしだと時代遅れに見られる可能性が高い。
2025年らしいスウェットパンツコーデの特徴1脚のラインを拾わないゆったりシルエット
パンデミックを迎える前の時代は、テーパードの効いた細身のパンツが主流だったが、現代ではリラックス感のあるワイドシルエットがトレンドに。極太まではいかずとも、脚のラインを拾わず、足元までストンと落ちる綺麗なシルエットを描くルーズシルエットが狙い目だ。
2025年らしいスウェットパンツコーデの特徴2ハーフ〜ワンクッションの丈感
裾を引き摺るほど長いレングスを選ぶとダラシない印象になるし、足首が見えるノークッション丈は今の気分とは少し違う。選びたいのは、足の甲に裾がほんのり触れるハーフ〜ワンクッション程度の丈感。キメ過ぎに見えないギリギリのバランスを見極めて取り入れたい。
2025年らしいスウェットパンツの特徴3オープンヘムという裾を絞らない仕様
スウェットパンツといえば、足元をゴムやリブ編みのパーツ切り替えでキュッと絞ったデザインが一般的だったが、2025年はオープンヘムという裾を絞らない仕様が狙い目だ。裾幅は広めの24~30cm程度が洒落者の間で人気を集めている模様。ちなみに、発売時にSNSで話題を集めたユニクロCのスウェットワイドパンツの裾幅はLサイズで25.5cmだ。
【関連記事】
ここからは、上記で挙げた特徴を備えたスウェットパンツを取り入れた最新コーデを紹介していく。
最新スウェットパンツコーデ1ボリュームのあるスウェットパンツを薄底スニーカーと合わせて
ここにきて注目度が上昇中の「薄底スニーカー」を、オープンヘムのワイドスウェットパンツと組み合わせ。ラフでダラシない印象に仕上がりそうな太いパンツと薄底スニーカーの組み合わせだが、ギリギリ裾を引き摺らない絶妙なハーフ〜ワンクッションの丈感で合わせることで、品のある印象を維持している。
最新スウェットパンツコーデ2スウェットのセットアップスタイルはアウターを取り入れるとグッと洒脱な印象に
全工程を信頼のある日本の工場で行いハイクオリティを実現したGENTLEMAN PROJECTSのスウェットウェアコレクション「GSC」のスウェットをセットアップで取り入れ。スウェットのセットアップスタイルは、上品なチェスターコートを合わせることで、洒脱なMIX感が際立つ着こなしに仕上がる。ルーズストレートシルエットのスウェットパンツをお探しの方は、ぜひここのスウェットパンツをチェックしてみて欲しい。
最新スウェットパンツコーデ3さりげないブランド物の取り入れでモダンなラグスポ着こなしを表現
ENHYPENのSUNOO氏の空港ファッションスタイル。スタンドカラーのジップアップトップスにカーゴポケット付きのスウェットパンツをセット。アウターはプラダ、スニーカーはピースマイナスワンとナイキのコラボレーションモデルをセットして、モダンなラグスポスタイルに。
SUNOO of ENHYPEN arrives at Incheon International Airport to depart Japan on January 23rd. /PHOTO=OSEN
最新スウェットパンツコーデ4ストリートに振り切ったスウェットパンツの着こなし
エッセンシャルズのスウェットパーカーに、ジェイデッド ロンドンのスウェットパンツを組み合わせ。ミステリアスなサイドプリントと、裾のカットオフによってラフな印象を加速させたこんなスウェットパンツは、ストリート系の着こなしによく似合う。逆にここまでエッジの効いたスウェットパンツは、日本のセレオリやユニクロなどのキレイめカジュアルなアイテムと合わせると、中途半端でダサ見えする可能性があるためご注意を。挑戦するなら他に組み合わせるアイテムはもちろん、髪型や小物までとことんストリート系に振り切るのがおすすめだ。
もっと着こなし事例を見たい方は、OTOKOMAEのスナップページやPinterestでリサーチするのがおすすめ。Instagramやウェブで「スウェットパンツ 着こなし」と画像検索するのは、良くも悪くも情報が溢れてしまっているため、ある程度フィルターが掛けられたページで良質な情報のみ収集するのが効率的だ。
また最新のトレンド情報を言語化してインプットした状態でスナップを見ると、参考にする着こなしの選定を間違えるリスクを減らせるのはもちろん、新しい発見や着こなしのインスパイアが生まれやすくなるため、今後もファッション情報のリサーチにはOTOKOMAEの記事を活用して欲しい。プッシュ通知機能※をオンにしておけば、都度OTOKOMAEのサイトにアクセスして新着記事をチェックする手間も省ける。※iPhone限定