クラシックでカチッとしたスリーピーススーツよりも、自由度が高いスーツとオッドベストの組み合わせ。スーツと別の生地・色柄のベストを合わせるコーディネートが難しい分、スリーピーススーツよりも分かりやすい洒落感と個性を打ち出せる着こなしだ。今回はそんなスリーピース以外の「スーツ×ベスト」コーデにフォーカスし、スタイリングのポイントや参考となる海外のメンズコーデ、おすすめアイテムを紹介!
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スーツと別の生地・色柄のベストを合わせて上級者のドレススタイルを表現!
ジャケット、スラックス、ベストの3点が同生地・同色のスリーピーススーツは、フォーマルシーンで重宝されるドレススタイルの定番だが、スーツと別の生地・色柄のベストとの合わせは、より自由度が高く、ドレススタイルに洒落感と個性を出すのにもってこい。スーツとは異なるデザインのベストを組み込むことで、スリーピーススーツでは脇役になりがちなベストがスーツと同等の存在感を放ち、色柄のチョイス次第でより玄人なスタイリングを表現できる。もちろんコーディネートが難しい分、自分のスーツにマッチするアイテムを見極めることが重要だ。
着こなしポイント①「コートとベストをダブルブレストで揃えて、スーツスタイルにエレガンスと男らしさを強調」
アウターとなるコートとミッドレイヤーとなるベストのダブルブレストを同調させれば、スーツスタイルにエレガンスと男らしさを両立可能。ダブルチェスターコート、ダブルトレンチコート、アルスターコート、ポロコートやPコートなどダブルブレストのコートは数多く、クラシックかつマスキュリンな印象が強調され、スーツとオッドベストのスタイリングにダブルコートを合わせることで、重厚感のある冬のドレススタイルが完成する。
着こなしポイント②「スーツ×ベストの合わせは色や素材の統一感をキープすることが大事」
異なるスタイル、異なる色柄のスーツとベストを合わせると、スリーピーススーツでは得難い新鮮な印象を生み出せる。フォーマルレベルは下がってしまうが、お洒落感がグッと上がって見栄え的にも◎ ただしチグハグな印象にならないよう、スーツとベストを馴染ませる同系色や素材感で統一感をキープすることもお忘れなく。
着こなしポイント③「スーツとオッドベストを同系色で馴染ませながら、濃淡によって洒落感の高い着こなしに」
スーツとオッドベストを組み合わせ、大人っぽい落ち着いたルックに仕上げるには、同系色で馴染ませながら、濃淡によって洒落感の高い着こなしを表現するのが得策だ。とりわけ黒やグレーのモノトーンなら洗練さが担保され、スタイリングも都会的で、ブラウン系ならしっとりとして洒落感たっぷり。ただしあまりにも色合いがかけ離れてコントラストが強すぎると、コーデに違和感が生まれてしまうので、色の合わせ方にはご注意を。
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