昨今マラソンやトライアスロンで主流となっている厚底ランニングシューズの先駆けとして注目を浴び、ダッドスニーカーブームやチャンキーソールトレンドの後押しを受け人気を博す「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」。今回は「ホカ オネオネ」にフォーカスし、その魅力や定番モデル、メンズコーデ事例を紹介!
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ホカ オネオネとは?
2009年、フランス人のジャン・リュック氏とニコラス・マーモッド氏によって創業されたシューズブランド「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」。美しい山々に囲まれたフランスのアネシー地方で誕生し、現在はアメリカのカリフォルニア州サンダバーバラに本社を置いてランニングシューズを中心とした革新的なフットウェアを開発している。創業者の二人とも多くの大会に出場するトレイルランナーであり、代表レベルのアルペンスキーヤーでもあるという生粋のアスリートで、過酷なコースで膝や足首に大きな負担のかかるトレイルランニング用シューズが当時まだなかったことからその開発に着手する。そして最も大きな課題としていた「楽に下り坂を走ることができること」を克服するハイボリュームのミッドソールとアーチ状のフォルムを、トレイルランニングのために訪れたニュージーランドの山頂で着想。長時間のランニングにも耐えうる衝撃吸収性と、まるで“マシュマロのよう”とまで称されるクッション性を兼ね備えた厚底のランニングシューズを開発した。
一度聞いたら忘れられないホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)というブランド名は、誕生のルーツでもあるニュージーランドのマオリ族の言葉が由来で、“It is time to fly(さぁ、飛ぼう)”を意味しており、シリアスランナーやファンの間では「ホカ」の呼び名で親しまれている。
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ホカ オネオネの定番モデルはコレ!
ホカ オネオネの定番モデル①「ボンダイ(BONDI)」
日本では他の定番モデルよりもいち早く街履き用のチャンキーソールスニーカーとして人気を博し、トレイルランニングとは無縁の多くの洒落者にもホカ オネオネの名とその極上の履き心地を知らしめた「ボンダイ(BONDI)」シリーズ。ロードシューズのラインナップとしては最上級のクッショニングモデルで、衝撃吸収性に優れた厚底ソールはそのままに、最新のボンダイ7ではアッパーの履き口周りに形状記憶フォームのアンクルパットを加えることでよりフィット感を向上させ、画期的な刷新により軽量化と通気性のアップを実現している。
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ホカ オネオネの定番モデル②「クリフトン(CLIFTON)」
超軽量ミッドソールフォームにより足元を包み込むようなソフトな履き心地を実現したブランドを代表するベストセラーモデルの「クリフトン(CLIFTON)」。最新のクリフトン8は、より通気性と軽量性を追求したエンジニアードメッシュアッパーと、通気性と快適性を高めたブラッシュ仕上げのヒールとタンを採用し、着脱を容易にするための一体成型のプルタブが特徴だ。
ホカ オネオネの定番モデル③「リンコン(RINCON)」
フィット感を向上させたアシンメトリーのタン構造が特徴のロード用ランニングシューズ「リンコン(RINCON)」。優れたクッション性と軽量性を持ち合わせたミッドソールフォームにアグレッシブなカットアウトと耐久性を高めたラバーカバレッジを採用し、究極の通気性を実現するベンテッドメッシュのアッパーを搭載している。また、最新のリンコン3はアグレッシブなリデザインが施され、これまでとは一線を画したモデルへとよりスタイリッシュにアップデート。
ホカ オネオネの定番モデル④「マッハ(MACH)」
ロケット Xとカーボン Xの進化の影響を受けて開発されたロードモデル「マッハ(MACH)」。前モデルよりも柔らかく反発力があるMACH 4は、ヒートプレスされたTPU(ウレタン性糸)が施されたアッパー、アキレス腱への圧力を軽減した形状記憶フォームのアンクルパッドが履き口周りに搭載され、安定したスピードで走ることを可能にしている。
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