防寒性に優れたウールコートやダウンジャケット、暖を確保するための重ね着によりボリュームが出てしまいがちな冬コーデ。カジュアルな着こなしを足元までバランスよくまとめるには、どんなスニーカーを合わせればよいか苦慮している方も少なくないのでは?今回はそんな「冬のスニーカーコーデ」をテーマに、ピッティウォモにおける洒落者達の着こなし事例&おすすめアイテムを紹介!
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冬に適したスニーカーとは?
冬に適したスニーカーと一口に言っても、機能面とスタイリング面では異なるポテンシャルが求められ、一概に言及することは難しい。基本的にスニーカーと衣服は異なりオールシーズン着用できるものがほとんどだが、通気性や軽さを考慮して設計されたコットンキャンバス素材やメッシュ素材のタイプは春夏向き、一般的な表革(スムースレザー)やスエード、ボアが配されたスニーカーは秋冬向きとされている。
冬の着こなしを考えて適したスニーカーを選ぶのも有力な考え方のひとつだ。冬コーデは暖を確保するための重ね着がスタイリングの主力となるため、バランス調整できるボリューム感のあるスニーカーが注目されることが多い。
冬コーデの「重見え回避」にもスニーカーは最適!
一般的に冬のコーディネートは、防寒性に優れたボリュームのあるアウターやダークトーンのアイテムがもてはやされ、それらのアイテムを取り入れたレイヤリングが主力となるため重見えしがち。実際にスタイリングするアイテム数も増えるだけ服の重量も重くなるので、カチッとした革靴や重いブーツを合わせては足に負担がかかってしまう。そんな足の負担を軽減し、コーデの重見えを払拭するにはスニーカーが絶好だ。とりわけ定番の白スニや白のミッドソールを装備したモデルであれば、他のシューズでは得難い抜け感がもたらされ冬コーデの差別化にもってこい。もちろん白や定番色以外のカラーリングでも、ハズしや遊び、彩りのギミックとして重宝することうけあいだ。
冬にスニーカーを着こなす際の3つのコツとは?
冬にスニーカーを着こなす際のコツ①「白の軽快さが魅力のスニーカーで重見えしがちな冬コーデに抜け感をプラス」
冬のコーディネートに用いられるアウターは防寒性を高めるためにボリュームがあり、着丈が長いモノも多く重見えしてしまいがち。しかし、通年での活躍が期待される定番の白スニーカーや白のミッドソールを装備したモデルがあれば、簡単に重見えしがちな冬コーデに抜け感を作れるうえ、こなれ感のあるスタイリングの実現も簡単だ。白のミッドソールを装備したモデルならアッパーのカラーリングの選択肢が幅広く、スタイリングに合わせた振り幅のある足元の演出が楽しめる。
冬にスニーカーを着こなす際のコツ②「華やかさを足元に演出する手段としてチョイス!」
革靴やブーツに比べ圧倒的にカラーリングのバリエーションが豊富なスニーカーは、他のシューズでは叶え難いハズしや遊び、彩りのギミックをきかせられ、コーデの印象をリフレッシュするのに絶好だ。とりわけ主戦力である防寒アウターの一辺倒でマンネリを感じやすい冬コーデの場合には、もたらされる効果も絶大。しかもスニーカーの足元によりエフォートレスなムードがもたらされるため、キメ感の抑制やこなれ感の演出にもポテンシャルを発揮する。
冬にスニーカーを着こなす際のコツ③「ローカットスニーカーとソックスの組み合わせで季節感を演出」
ローカットスニーカーの素足履きやフットカバーの着用により足元に抜け作る手立ては常道だが、冬は寒々しく見えてしまう場合も。特に気温の低下が著しい朝晩は、素足の抜けがこなれ感より無粋な印象さえ誘いかねない。やはり大人であれば、あくまでも無理のないTPOに合ったスタイリングを楽しむのがお洒落というもの。例えばローカットスニーカーにあえて魅せるソックスを合わせたスタイリング。テクスチャーにヒネリがあったり、洒落たプリントや柄が施されたソックスを足元から覗かせて、さりげない差別化を図ってみてはいかがだろうか。
ここからは冬のスニーカーを取り入れた注目のコーディネートにフォーカス!
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