最も装飾的な紳士靴「ウィングチップ」の歴史や定番モデルを紹介

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最も装飾的な紳士靴「ウィングチップ」の歴史や定番モデルを紹介

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コーディネートするTPOは?ウィングチップの利用シーン

労働靴やカントリーを背景に持つウィングチップは、たとえ内羽根式のものであっても冠婚葬祭には相応しくないので要注意。基本的に装飾があるから格式が高いというわけではなく、むしろ装飾は少ないほうがフォーマルに近づく。そもそもメダリオンやパーフォレーションと呼ばれる穴飾りは、屋外労働時に水や雨で濡れた場合でも水分を排出できるよう、通気用に空けられた穴だからだ。とはいえ、紳士靴の一種ではあるためスーツスタイルにマッチすることは事実。日本やアメリカでは、ビジネスシーンでも当然のように履かれている。英国では黒がビジネス用、茶系がオフスタイルという考え方が一般的だ。しかし日本でもお固い職種や、職場の環境によっては眉をひそめられることもあるかもしれないので、特に茶系や外羽根式はそのあたりを踏まえた上でスーツスタイルに合わせるかどうかを考えよう。

冠婚葬祭にこそ適さないものの、ウィングチップは決して利用シーンが狭いわけではない。フォーマル向きのストレートチップなどと比べると、休日のコーディネートではウィングチップの方が活躍する。ジャケパンスタイルに合わせる革靴としてもウィングチップはかなりの有力候補。特に外羽根タイプで、ダブルソールのものはデニムなどのカジュアルなファッションにも合わせることが可能だ。もし、ウィングチップシューズを使ったコーディネートを一挙にチェックするならOTOKOMAEのスナップページがおすすめ。豊富にスナップが揃っているため着こなしの参考になるはずだ。

ウィングチップを使った着こなしをチェック!

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