⑦上質カーフで長年愛用できる英国ローファー「ジョセフチーニー(JOSEPH CHEANEY) HUDSON」
靴の聖地であるイギリス、ノーザンプトンにて、1886年の創業から英国式の本格革靴を作り続けてきたチーニー。伝統的なグッドイヤー製法を守りつつ、時代に即したエッセンスを取り入れており、老舗ながらも進化を続けている。HUDSONは、チーニーのローファーラインナップにおいて最定番に位置づけられるモデル。採用されているラスト「#5203」はローファー専用の木型で、英国靴らしい程よい丸みとボリューム感があり、品格も兼ね備える。アッパーに使われたキメの細かいカーフ素材によって、ドレススタイルにも合わせられるような上品な仕上がりに。モカシンは”つまみ縫い”で、凹凸のある表情が美しい。
⑧クラシックな雰囲気を放つハイレベルなコインローファー「ジャラン スリウァヤ(Jalan Sriwijaya) 98324」
ジャランスリウァヤは、インドネシア発のシューズブランド。本場英国仕込みのトラディショナルな靴作りと高級素材によって、名門ブランド顔負けのクオリティを誇りながら抜群のコストパフォーマンスで不動の地位を築いている。ローファー用のラスト「3142」を使用したこのモデルは、ヒールの履き口を絞ることにより圧迫感を抑えてフィット感を高め、立体的なモカがアメリカンな印象を与える。アウトソールの縫いつけ以外を手作業で行う、九分仕立ての「ハンドソーン・グッドイヤーウェルテッド製法」で製造しているのもジャランスリウァヤの強み。アーチ部の支えやヒールカップのフィット感に優れ、しなやかな履き心地を実現する。艷やかなハイシャインレザーも魅力的。
⑨一枚革で仕立てた珍しいコインローファー「フラテッリ ジャコメッティ(F.lli Giacometti) ROSSA FG515 T.MORO/GIALLO」
フラテッリ ジャコメッティは、イタリア北部のベネト地方にて設立されたブランド。一見モカ縫いの入ったローファーのように見えるこの一足は、タンの部分以外を一枚のレザーで仕上げられたホールカットローファーだ。サドルも別パーツを使用しておらず、モカ縫いは革の断面に針を通したスキンステッチで仕上げられている。カラーリングはダークブラウン&イエローで、職人が一足一足脱色と染色を行なうコロラート仕上げ。息をのむほど美しい独特なムラ感を持つ。ハンドソーングッドイヤーを採用し、見た目の美しさだけでなく履き心地の良さも抜群。
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